2023/08/10夏休み企画(手島の蔵出し編)
「蔵出し」というより、僕の「引き出し」ですが・・・。今回の夏休みの企画に期待してご覧いただく方も多いかと思いますが、サプライズとして、 私の愛用品とミノーストックも販売します。
これ、本当に僕の引き出しなのですが、この機会に旧型ボロンハンドル(エンドウッド仕様・僕が使用していた中古品)も破格で放出します。中古品ということで、15,000円均一。傷などは大小ありまして、全ての傷の説明や写し出すことは致しかねます。
納得価格ということでご理解いただける方のみご購入いただけたら嬉しいです。
お盆の間、せっかくこまめにチェックいただく方々に、ハンドル・グリップの高額なものばかりでなく、入手しやすいカスケットはじめ(新品ミノー)もご提供しましょう。
これらは過去に販売したミノーで、主に僕のストックなどをこの機会に放出します。ファルコンオリジナルやトラッドやバルサトラッドの懐かしいカラーもあり。
カスケット初心者様向けにハッスルトラッドがないのが少し残念ですが、、、、カスケットはじめにまずはミノーから。ウッドの魅力にこの機会に目覚めていただければと思います。
数量は1〜10個程度のものがあります。これまでにカスケットご愛用の方にも、良い思いのあるミノーの補充にもご検討ください。ミノーはお盆休みとなる13〜15日の間、数回に渡って販売いたします。最終回のみ、商品名に最終回と付記します。








シムスから秋の新作が入荷しています。僕が最も気になった、使おうかなと思っているアイテムの一つがTributary Hybrid Chest Packです。
雰囲気、いい感じでしょう?何が素晴らしいって、ジッパー類がすべて樹脂製で海水に使えそうなのです。
フロントの大型ポケットには大型のボックス(サンプルは外寸:約20x14x5cm)が入ります。どのくらいのボックスかと言いますと、下の写真。
なぜ、ダウスイまで持っているんだ!?って(笑)これで何を狙うって、もちろん・・・。
フロントポケット。
フロントの背面ポケット、薄いですが広いので何かと入りそうです。
フロントの内部ポケットはキーリンク付き。
下部のメッシュポケットはペットボトルなどを収納できますが、ストラップもあるので工夫次第で用途は広がります。
ショルダーストラップにはシムスの縦型リトラクター(別売)が取り付けられる部分があり。(別売)
背面にもジッパーポケットあり。僕がよく使うスマホ用の防水ケースも入ります。
背面はネットを挿したり、ぶら下げるD菅も付属。もちろん樹脂製。
これだけの装備がついて¥15,000!(社長〜頑張りました。)
トラウトオフの秋からはヒラマサ、シーバス、ヒラメと出掛けるつもりなので、これは楽しみなベストが出ましたね。
蔵のビストロ(樹)アルブル
笹渕シェフは1日休みがあれば山に入って岩魚釣り、半日休みであれば近場で山女魚釣り。お店から車で10分も行けば竿を出せる川がもあるので、仕事が早く片付ければイブニング・・・と変わらず「釣りのある暮らし」スタイルであります。
「釣りの帰り、雨の日やシーズンオフの家族サービスにご利用いただけると嬉しいです。」とは笹渕シェフからの言葉です。
笹渕様の愛竿はボロハンドルでないハイパーブレイクHBB602MS、リアウッド時代のレボリューションRB551MS。ハイパーブレイクは6ftボロンハンドルでOBB604MSが後継機種です。RB551MS(1&ハーフ)は、個人的に設計が好きなので第三世代ブランク構想にあっても継続するブランクです。同じような使い心地で、旅にも使えるコンパクト版はACB554Mが後継機種となります。
【夏休み(お盆休み期間中)に(サプライズ販売)を企画します】
タックル
覆い被さる倒木、張り巡らされた蜘蛛の巣、目の前を飛び回るブヨ、アブ、小スポットのスペースしかないポイント。夏のゴギを取り巻く環境は決して楽して釣れる場所ではありません。そこで選んだミノーは開発中のファルコンの1フックタイプです。
現在、6型目をテスト中です。フック位置をベリーとリアどちらかを選択できる試作。フックはテシストこと、ループノットフック細軸です。このフックはやはり刺さりが良い。おすすめ。あらゆる状況に完璧に対応できるものは、やはり存在しません。ある程度の許容範囲はアングラーの技量に委ねつつ、僕なりの特化版の道筋を作った方が面白いのではないかと思っています。
こちらは原さん自作のミノー。原さんはご趣味でミノーも作ります。ゴギに特化したものや、ハッスルトラッドを削ったミニ版などを作ってきてくれました。たいへん参考になるミノーでした。
原さんもテストミノーを使ってゴギを釣ることに協力してくれました。原さんはトラディションTR514LS、僕はアルセドクライマーのACB51MLSを使用です。ネットはdish23が軽くて20cm前後のゴギには最適なネットです。
撮影失敗、脱走も多いですが、原さんが案内してくれた谷からは次々とゴギが姿を現してくれました。
狭いスポットでの渓流は久しぶりでしたが、バラシも含めて、ゴギは大漁でした。
原さん、お疲れ様でした。道中もたいへん楽しい有意義な釣りとなりました。ありがとうございます。またご一緒しましょうね!今回の模様は後ほど動画にもまとめます。
今年からご投稿の方にアンケートさせていただいている私の取材訪問。
「OK」をいただいた方の処へ、手島がカメラ手に参ります!
ゴギとはイワナの亜種でニッコウイワナとよく似ていますが白い斑紋が頭部まで続いているのが特徴です。実は私、手島は九州から近い場所にありながら「ゴギ」を狙いに行ったことがありませんでした。
きっかけは原様との話です。最近は温暖化による高温、豪雨災害による河川荒れ、道路事情の悪化など九州の名川が渓流魚にとって良い環境ではなくなっています。「身近だと思っていた中国地方のゴギも近い将来、何があるかわかりませんよ。」と原さんからの怖い話に勧められ、すっかり同意。出掛けることにしました。
今回のLHAC案内人の原敏司さん。カスケットが春日原駅前店からの古いお客様です。釣りに情熱と人生を捧げているような方です。渓流に限らず、興味を持った釣りのジャンルを自分の力で時間を掛けて極めていくことを楽しんでいる、そんな素敵な趣味人です。ところで、このところの猛暑で恒例のアブの猛攻に遭いました。原さんが着用のシムスのバグストッパーフーディにはアブが群がりませんでした。
覆い被さる木々、崩れた斜面、釣りやすい川とは言えない渓流の中、原さんが最初に手にして魅せてくれたゴギはこんなにも美しく、お腹がオレンジというよりも赤に近い個体。このお腹の色に毒のあるアカハライモリを思いだしました。ゴギの擬態でしょうか?アスタキサンチン、川エビの捕食か?それにしても暗い保護色の背中と対照的な真っ赤なお腹の不思議です。
こんなに暑いとレッグゲーターですね。原さんは初期型がまだ使えています。ところでこの時期のアブに膝裏を噛まれることがありませんか?原さんは暑いけど厚手のネオプレンタイツとスパッツの二重履きでアブを防御しています。僕は前スタッフの茂雄くんに習ったシムスのガイドパンツを履いてゲーターを重ねるスタイル。肌に密着していない服の部分があるとアブが噛めないと思うらしい。密着のスパッツだけだとかなり噛まれていたので、これはすごい効果ありますよ。ぜひお試しください。実は今回もゾッとするくらいのアブ(100匹以上)に囲まれ、渓流を200mくらい進みましたが、二人とも噛まれませんでした。(動画でも群がる様子がありますが、一箇所も刺されておりません。)