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今年は冬に雨が降らず、春の大雨もないままの九州渓流。短くレポート動画をまとめてみました。ブランクスは昨年から進めるレボリューションRB551Mの4ピースバージョンとアルセドクライマーACB52Mのリニューアルのテストを継続してします。ガイドセッティングも決まり、強度テストも先のレインボーで実証しているので、このモデルで決定し、来年に向けての受付にも入ろうと思っています。 さて、動画内でも使用しているバルサトラッドを今週販売する予定です。今回、ミノーは2回に分けて販売を予定します。それぞれ販売方法が異なりますので、後日詳細をお知らせします。 4月15日は皆さんにとって忙しい販売日になります。少し時間をずらしてウッドワーズのコンパクションネットを久々に販売します。今回はレザーケースの販売はありません。先に発売のcaseなどに収納いただけると幸いです。詳細はまた続報いたします。取り急ぎレポートと予告まで。

2022/03/23ACB(RB)554開発

H.teshima

まさに寒の戻り。この時期に九州で氷柱を見るとは思いませんでした。しかしこれから日に日に暖かさを増して魚も移動を始めますね。引き続き554のテストです。これまでのカスケットファンにもレボリューションRB55MSのようなパックロッドを持ちたいと思う方は多いでしょう。 49でも48でも51でもない、本流もカバーできるバーサタイルな55レングスに細身のシャフト。1&Half時代にも言っていましたが、開拓渓流でどのくらいの渓流規模かが分からない時、RB55Mのチョイス率は高いのです。そんなブランクでパックロッドで完成したら、メインとしてもサブ(予備)としてもこんなに心強いロッドはありません。 さすがカスケットのブランク設計の全てを知っている職人が作った試作。すでに思っていた性能に近く、OKサインを出して良さそうです。このサイズになるとぐんと乗った瞬間に「お!」と声が出てしまう重量感があります。ルアーはバルサトラッド51S。空気は冷たかったけれど水中はもう先日の陽気で温かくなっていました。 さて、クラシカルなスタイルを完成させるなら足元はシムスならばG3ガイドでしょう。安心なフェルトソール。僕はウールに張り替えて数年使います。ウールフェルトを張り替えた後は爪先と踵に留め具としてネジを打ち込んでいます。減りも防止して止まりもいい感じですよ。

2023年度のブランクおよび製作期間のかかるアイテムの受注会を企画します。ご注文が多く、納期は約一年以上の受注会になりますがお付き合い下されば幸いです。
今年のトラウトオフは忙しかった。目に見えないシステムの更新や倉庫作業で毎日クタクタになった。ヒラマサオンのはずが今年は行けなかったな。しかし3月からはフィールドでの仕事に切り替わる。新たな企画品のテストが待っているのだ。そうして開けてみれば渇水の九州渓。解禁一週間はどこも多いだろうし、さてどこへ行こうか思案しました。 【新たなるブランクACB(RB)554M】
まず試したかったのはRB551MSを第三世代構想に導くブランク、「ACB(RB)554M」です。RB551MSは非常にファンの多いブランクで、古くからのユーザー様に人気のある竿です。多くの方がこのブランクに類い稀な遠投性能とフッキングに信頼と満足を得ているはずです。
さて、渇水の源頭域はひどい有様だった。車で少し下流の幅の開けた流れに、良い具合な深場と浅場を繰り返す場所を見付けました。初釣り、初竿、少しづつキャストに慣れてきた頃、やはり居ないかなと思いながらキャストした大渕でこの泣き尺なヤマメがミノーをひったくりました。 【ヒットルアーはハッスルトラッド】
今年初の魚がこれで、正直言うとやりとりの余裕なく足許に寄せてしまった。元型ブランクのRB551Mも時には強引に決めれる竿ですから、これはこれで設計通り。今後このブランクやガイドのバランス、強度など、もう少し確かめて参ります。ヒットルアーは本日発売のハッスルトラッド。Tセッティングこと、フロントリングのみ、極細のダブルアシスト仕様です。これでバレたらそもそもバレる魚だったのだと諦めもつくのです。惜しいのは出来たばかりの寅を持っていくのを忘れてしまった。。。ま、皆様にたくさん販売せねばなりませんからね! 【ハッスル寅っどは本日発売】
と言うわけで、本日19時にスタートです。貴重なパールカラーの寅をぜひお見逃しなく。
イトウだけのイメージを持たれるモンスタープロデューサーですが、海アメ、海サクラはもっとたくさんの数をキャッチしています。イトウ狙いなので両者はほとんど撮影をしていない。(ヒラメ、ソイ、ヌマガレイなども)しかし水面近くでとても面白く、よく釣れることを皆さんに知っていただきたい。 後方重心でよく飛ぶこと。普通にただ巻きだけでも釣れる。しかし面白いのはゆっくり誘って喰わせることです。緩急をつけたジャークと巻きアクションでモンプロが激しくトラウトを誘惑、ストップして浮上、少し間を置いてジャークor巻き。この組み合わせでハマるタイミングを探ります。ルアーの後ろに魚影やモワモワが出たら、あと少し何かを修正したら追い食いして食いつきます。動画に、一旦バレた後でもう一度食いつかせるシーンがあります。レッツトライ、モンスタープロデューサー!現在はロシア向け先行販売を行なっています。

本日の道具

2022/01/29KLL-TS60MSS-Bテスト

H.teshima

冬、北風強い玄界灘は時化の合間のクルーズで出船できるだけでも幸運です。そこにKLLサンダーストラックのベイトバージョンをテストでヒラマサの10kgオーバーに恵まれました。漁礁だったので、このサイズを根ズレさせずに獲れたことは僕にとって大きな前進。TS60MSS-Bはスピニングと比べ、ガイドの関係で張りが増しているように感じます。 カーペンターの小西さんから言い渡されていた通り、ジグウエイトはもっと重たいものがしゃくれると思う。スピニングとは別物といっても過言ではありません。しかしこのブランクでのジギングは魚にバイトさせる力が秀逸です。10kgオーバーはこの1本だけでしたが、それ以下のサイズは毎回流す度にヒット。これはその内に大型が喰いつくと期待していました。 ご覧のようにスピニングで面白いように釣れたので、心に余裕が出て、「そうだ、ベイトをテストしよ」と決意しましたよ(汗)。KLL、サンダーストラック、さすがは赤間さんや小西さんが長年研鑽してきたノウハウが詰まっていると感じます。 新調したソルティガのベイトリールもパーミングしやすく、力も込めやすく使いやすかった。先日SLP-WORKSの方に「ホームページ見てます。」と言われたので、ちょっとヨイショしておきましょう。
着用ウエアは最近ボートフィッシング関連が充実しているシムス製品ばかりです。年毎に新作が追加、旧作は廃盤を繰り返すので同じ色はありませんが、コンセプトは毎年ブラッシュアップされて登場しています。オフショアファンの皆様はCマイル貯蓄にぜひご検討ください。