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2023/03/13九州の渓流解禁

H.teshima

九州の渓流が解禁して2週間が経った。あちこちに車を走らせて、昨年9月に降った大雨がいかに凄まじかったのかを知る。釣りができないほど埋まった場所ばかりで、徒労に終わる遡行区間が多い。 これから開発するアイテムを実際に当てなければならず、虚しく空振りに終わる谷。水のある場所を求めて走る、歩く、登る、降りる。久しぶりの山坂登りが冬慣れして汗を忘れていた体から滝のような汗がでる。 そうして、僕の操るルアーに反応してくれた貴重な渓魚。釣れた渓魚を被写体に撮影できる至福の時間。そして途中に山の恵みもいただいて、渓流の楽しみは尽きない。 さて、先のミノー販売で追加注文をまとめてくださる方も多いです。ぜひ今のうちにご検討ください。スプリングキャンペーンのピンバッチ補充も到着しました。発送は明日から本格的に開始予定です。
今年はじめは湖へ、少し遠出をしました。岐阜の滝ヶ平くんからお誘い受けたのです。彼とは彼が大学生の頃からのお付き合いになる。大学の卒業旅行にカスケットを選ぶ奇特な彼はヒラマサを見事に釣って帰った。そんな長い付き合いの彼から久しぶりにご一緒しませんかと言われて嬉しくてホイホイと飛行機に乗った。仕事も重なって滞在は1日半のとんぼ帰りだったが、彼をはじめ、武徳さん、大石さん、熊ちゃんなどのおかげで釣りに集中でき、釣果もあり、無事にレポートを書けそうで、ほっとしています。 滝くんは長年続けてきたミノー作りを、いよいよ本格化しようとしている。同時に地元の湖でレイクショアジギング(ジャックガウディ)を初心者向けにスクール(体験会)をするとのことで、その相談もありました。トラウトというと「渓流がやっぱり面白い、川が、水が流れているところが好きだー。」っという方が多い。しかし大物も手軽に釣ってみたいという我儘な願望もあるでしょう。そんな方は湖の釣りへの挑戦をお勧めしたい。そしてやるなら今(春)でしょ。 宿の女将がいっぱい食事を作ってくれて楽しい時間でした。そして皆さんのおかげで動画も撮れたので、近日動画にてレポートします。

昨年の大森さんや、滝くん、武徳さんを機に、これから少しづつ、全国のカスケットのヘヴィユーザー様を訪ねていきたいと思います。これまで僕自身でカスケットの釣りを紹介してきましたが、ユーザー様の写真や動画も欲しいですね。

2023/02/21新しいタグ、2023年

H.teshima

ボロンハンドル、ベゼルグリップ、ブランクなどを梱包するソックスバッグの織ネームを更新します。
ロッドデザインは2005年からほぼ同じ姿で、細かな設計変更を加えながら18年の歳月が過ぎました。意匠及び基本性能の設計は私が当初から企画、デザインをしてきました。そうして昨年には自分も50歳を超えた記念碑的に、今回の織ネームには自身の名前を入れました。 店名であるCASKETの名前の由来は、英語圏では「宝の箱」、米語圏では「棺桶」という少々不吉な意味を持ちますが、それはかねてより僕の人生観を端的に表す意味として説明をしてきました。そうして幾つかの同義な言葉の中から、特に好きな言葉を今回は引用。

Live as if you were die tomorrow , Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ。

これからも事ある毎に、この言葉を反芻しながら、生きていきたいと思っています。

【新デザインの袋の導入について】
ところで、先のオールウッドボロンハンドルの梱包にはこの袋を採用するつもりではなかったのですが、ちょうど本番の織ネームが仕上がってきたので、急遽新しいデザインでお作りしています。したがって発送までに少しお時間を頂戴します。また今後のグリップ、ロッドソックスも順次新しいものにしていくつもりですが、しばらくは旧タイプも混じってしまうことをご容赦、ご理解を頂戴したいと思います。

2023/02/11カーペンター販売予告

H.teshima

今月入荷のカーペンタープラグを2月12日PM20:00より販売開始いたします。
新作のγ90-SH、そして久しぶりのγ105、γ105Lの登場です。
【販売要項】
2月12日PM20:00、10,000cマイル以上保有の方から優先購入いただけます。
*購入に際しては1000cマイルを消費させていただきます。γ90、105でそれぞれ1000cマイル(合計2000cマイルの意)が必要となります。
おひとり様1個まで、γ90、105を合わせましても2個までとなりますので、ご注意ください。万一、未明まで完売しないプラグが出た場合は任意の時間に入場制限を解除しまして、あらためて販売いたします。(実施および時間などは未定とさせていただきます。) 船はいつものクルーズ さて、冬はヒラマサオンなはずですが、今年は色々あって、一度しか行けていません。(泣)しかし、幸運にもヒラマサに竿をグイグイしてもらえました。熊本のUさんもずいぶんお久しぶりでしたが、ご覧のオオマサはお見事でした!春はすぐそこに!今年も慌ただしい時期になってきました。
カスケットからまた一つ、「新しい楽しい」が生まれます。渓流で多彩に使えるフローティングプラグ、デビーヴァンプ(仮称)。潜航も自在で新たなトラウト達をターゲットに、しかも楽しく釣れそうな予感です。 週末はなんと、福岡から栃木へ!ほぼ日帰りのような日程で、鹿沼の管理釣り場へ行ってました。管釣りタックルを開発するつもりはありませんが、無邪気さを忘れたトラウト対策の最前線を見てみたかったのです。九州にはここまで盛んな管釣りの歴史も、そしてこの釣りを極めている人を間近に僕は見たことがありませんでした。 写真の大森誠さんにこの機会と教えをいただきました。かつて有名某社の管理釣りテスターをされて、現在はカスケットタックルの熱烈な愛好家の一人です。管釣りの道具は安くて渓流にも転用できるものも多いです。大森さんにカスケットのような木と金属を駆使した趣味の釣道具を選んでもらえることに少し不思議な気持ちもしながら、管釣りを極めた方にもカスケットの世界観の理解者が増えてくれれば幸甚であります。 大森さんには管釣りの今昔、釣法、トレンド、タイミング、色の効果など、わずかな時間に一気に惜しげなく教えていただき、ルアーはあれこれと拝借しながら、たくさん釣らせてもらいました。同じルアーを使っても大森さんとはわずかな違いで僕には喰わない。この違いを探る作業も面白く、充実した集中講座でした。 そしてひとしきり釣れると、この新作デビーをどうしてもスレ虹に当ててみたくて、やってみましたら奇跡的に釣れました。本来、自然渓流用に開発したプラグですが、このアクションが効くのか?たくさんのニジマスが追ってきました。デビーのアクションはロッド操作のみで行います。 今季は実際の渓流でさまざまな条件を加味しながら、修正、調整を加えて製品化したいと思います。手島が管釣り?の珍しい模様はまた動画でも作ってご報告しますね。大森さんありがとうございました。今週も頑張って参ります。