2024/04/02レイクショアジギング
昨日のつづきはジャックガウディを初めて使ってみる方へアドバイスです。【釣り場の選定】
トラウト河川が上流にある湖やダム。ワカサギがいるなら絶対にいます。
【ポイントの決め方】
急峻な崖でもなだらかな尾根でも釣れます。あまり水深がないシャローフラットは別のルアーの方が良いでしょう。またカケ上がりの急角度だと根掛かりが多発するので初めは避けた方が無難です。
【攻め方・アクション】地形なりの攻め方で大きく分けて以下のに種類があります。
(1)フリーフォール
フリーフォールの場合、おおよそ落ちるまでの秒数(s)=水深(m)と考えて良いです。着底からしゃくるとラインが水中でR状に膨らんでいるのでカケ上がりをやや避けて通過できます。しゃくる間隔を早めにすればまずは根掛かりしにくい攻め方です。これで根掛かるなら(2)テンションフォールはやるべきでありません。いきなりロストは嫌ですからこれから少しづつ地形を探る(落として秒数を測る)やり方でポイントを把握してください。
(2)テンションフォール
比較的浅い水深を狙う場合に、見せる時間を稼げます。テンションフォールの場合、落ちるまでの秒数(s)/2=水深(m)と考えてください。8秒かかれば4mと言う感じです。このテンションフォールはアクションの途中で、自分のジグがボトムからどのくらい浮いているかをチェックできます。できるだけ地形に沿ったトレースをした方がボトム近くで捕食をするターゲットに近くなります。
(3)アクションほぼトウイッチ程度のスラックを叩く感じで水中のジグは右に左に飛びます。少しだけ間を入れるとヒラヒラと落ちるので、その瞬間に鱒が距離を詰めて次に上がろうとするタイミングで捕食することがほとんどです。間が長いと落ちる時間もあるので、よりボトム近くをひらっひらと進みますが根掛かりにはご注意。
(4)強風対策
春は強風もつきものです。風が吹くとジャックガウディのしゃくる動作(特にフォールの間)はうまく機能しないことが多いです。そんな時は竿先を上に向けたアクションではなく、下向きに水面をラインで叩く、弾くイメージで操作してください。上向きのアクションで釣れるイメージができた方は比較的早く分かります。連続的に行うのでやや上ずりやすくなるのは途中のフォールでチェックをしてくださいね。
【ミノーも有効】比較的、浅い水深や上を向いている鱒がいる場合はミノーも有効です。この時はもう時期入荷のモノクローム110MDFを使ってみましたら、一発でバイト!やはりアピール力が違いますね。 この後でさらにデカいのがジャックガウディでヒットしたのですが、途中で身ギレしてフックアウト。。。なかなかの大きさでした。悔しいのでリベンジ行くかな・・・(笑)








今春の天候は昨年とは雰囲気が違いますね。歳とって億劫にもなっているし、仕事や天気のせいにして釣りに出掛けていません。それでもジャックガウディをやるなら今だけだ!と自分を奮い立たせて行って参りました。
ジャックガウディは湖のボトムや垂直の壁沿いを移動するトラウトをターゲットにした亜鉛のジグです。スプーンとの違いは沈みが早いのにトウイッチを掛けてのフォールの間が取れて、煌めき、揺れ、細身で消えるタイミングを入れることで、誘い、見破りにくい。だから他のルアーとは別の捕食スイッチを入れることができる。
可憐なヤマメも素敵ですが、銀化した風貌も好きです。湖は朝一も釣れるけど、昼間も釣れる。それがレイクショアジギングの魅力、楽しみとも言えます。
結論から言うとたくさん釣れました。ウグイも30匹以上釣れて、この釣りは終始飽きません。(釣れ続けるために釣り場の移動はします。)足場が悪い場所もあるのでこれだけ釣れると撮影もテキトウになりがちです。。ごめんなさい。
ロッド:アウトバックビリーバーOBB674MHS(テストモデル)、リール:ダイワ イグジストLT3000S、ライン:バリバス、ダブルクロス0.8号、リーダー:ナイロン12lb、ルアー:ジャックガウディ
つづく
ジャックガウディの季節が始まりますよ。早速早川様からご投稿がありました。仕込み中のブランクで嬉しい応援団です。
スーパーディスティニィSDB74MHSはかつてレボリューションRB72MHSのガイド、ハンドル設定を変えた湖でレイクショアジギングをしやすいように特化したモデルです。
特化モデルゆえ、ガイド口径が小さく、ナイロンでは飛距離が出せないことから、厳寒期や湖、川での汎用性を考えてRB72MHSで今回は仕上げる予定です。このブランクの販売方法は今のところ、数量も少なく限定販売なので珍しく抽選販売にしてみようかと思っています。
年に一度、冬だけに製作する大型ネット、コンクルージョン「MONSTER」が数本だけご準備できました。
サクラマスをはじめとした湖の陸封鱒狙いに最適なTRAD78SHSの準備も進めています。強風でもしっかりと飛び、自重による水深を確保、低速でも動くようにセッティングされ、トウイッチも思うままです。深い淵や、急峻な湖の壁を回遊する鱒狙いに僕はよく使います。