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日本にも素晴らしいレインボーが各地に棲息しています。12日に販売予定のTRAD78HSと予約受付のアウトバックビリーバーで出会った色の濃い雄のレインボーでした。78シリーズは本流用と思われがちですが、意外と50mmを使うような渓流でどうしても出てこない魚に当てると一発で食ってくることもあります。こうした経験をすると少し無理の利くブランク選びも必要になってきます。 さて、こうした大型も期待できるフィールドでの針の選択は悩ましいですね。細ければ即乗りしますが、激流やファイトが荒いと身切れまたは伸ばされる。続いて太くすると刺さりきれずにバレたり。。。。フッキングのああすればよかった、こうすればよかったはいつも絶対的な正解を見ることはありません。以下は僕が経験的にターゲット別にフックの推奨を記します。
【シングルアシストフック】
#12-14中軸:対象魚20〜35cm
#8−10中軸:対象魚30〜40cm
#4-8太軸:対象魚35〜60cm

【ループノットツインフック】
極細軸・ツイン#12-14:対象魚15〜30cm
細軸・ツイン#8-10:対象魚15〜35cm
ミノーのベリー(お腹)フックの代用として装着しているソリッドリングの販売を開始します。 このソリッドリングは重量が0.15gほどあり、トレブル換算で#8-10の重量があります。ミノーの姿勢を前傾姿勢で保つほどの重量があり、フックレスにしても流れで安定します。 さらに、リアフックを細軸のループノット・ツインフックにし、追尾した渓魚に確実なフッキングをもたらすシステムが大変好評です。魚に優しいかは分からないとして、フックを外す際にネットの余計な場所に絡まることもありませんし、リリースが簡単になります。もちろん釣果はというと渓魚が一度触れると逃れられない極細軸タイプは多くの方が賛同いただけるはずです。 上写真のように、今回この細軸タイプにサイズ違い#8−10をラインナップしました。ループノットツイン#8−10はサイズを大きくしながらも線径は0.54mmと、ミノープラッギンアシストフックの#12-14(0.64mm)、#8-10(0.72mm)よりも細い設定です。刺さりとホールド性能は極細軸のまさにスケールアップ版です。
狙いは上の写真に戻っていただいて、つまり5〜6cmミノー、リアフックのみで大型渓流魚(主に秋の40cmクラスのヤマメ)のチョン喰いに挑むためのフックなのです。もしも50cm以上を想定しているなら、このフックではなくミノープラッギンアシストフックの大型(#8−10、#4−8)を合わせます。

スプリット、ソリッドリングやアシストフック。僕がミノーにフックをセット販売しない理由は多様な思いと狙いがあるからです。今回T-settingことベリーフックレス関連のボタンを作りました。商品が探しやすくなれば幸いです。

コロナ禍でいつもより魚と対峙できていませんが、春に釣れた数匹はこのフックをテストしていたものです。刺さりとホールドはよく、秋渓流の大型ヤマメとの対決が楽しみです。ミノーはTRAD78HS
【T-settingことベリーフックレス関連】
ループノットツインフック(極細〜細軸)
ループノットツインフック(中軸)
ミノーアシスト・シングルフック
ステンレス平打ちスプリットリング
ソリッドリング0.15g(センターフックレス用)
マイクロリング(ループノットツインフック用)
プラッギンラインチューブ
「木片小魚(ウッドミノウ)と渓魚」こんな写真が撮りたかった。 先週のカットに過去の広告キャッチコピーを再現。さて先のテシストフック復活を喜んでいただく方が多く、ループノットフック(#12-14)が飛ぶように出て行きます。テシストフックとT-settingは、ほぼ同一のものです。以前から親しむ方はテシストフックにクスッとしていただけてると思います。 何度も言いますが、このフックは消耗品です。一日中使って最後の方で大型(40cmクラス)がドカンと来て、ランディング直前にフックが折れたことが何度もありました。 自分のメンテ不足、思い切った針交換をしていなかったことを何度も悔やんだし、ユーザー様にこの思いはさせたく無いと思って、超極細のテシストフックは製作をやめていたのです。 ですが、使い方さえ自分に厳しくすればこの針のシステムはキャッチ率が間違いなく上がります。僕の中で決めているルールは以下の通りです。 (1)基本的に小型であっても1匹で1本の覚悟で臨む。(と言っても自分も3〜4匹は使ってしまっていた・・・苦笑)
(2)小型はネットに入れず水中でできるだけ力を加えずに針を外すと何度か使えるかも・・と自分で思っている。
*ネットの中で暴れるともう一本の針が絡まって掛かっている方の針にダメージを与えるからです。
(3)フロントフックはつけない。(反転喰いをしたヤマメの顔や目に針が刺さらないので、僕的に気持ちよく釣りができる。)
(4)ナイロンセッティング、PEは特に適正ドラグの研究を勧める。 撮影は針をつけたまま、とりあえず1枚。針をつけたままネットにいるとやはり暴れるので針が痛みます。とりあえずの証拠撮ったら針を外して、エラに水が通りやすいコンディションを整えたら楽しい時間のはじまり。何枚も納得いくまでパシャパシャします。(上は針は外してミノーが流れで動いてしまっています。コンクルージョンだと平たいのでしっかり乗るのですが。。。)

渓流ルアー推奨セット

2020/03/20Tsetting

H.teshima

T-settingとは要するにリアフックだけのループノットフックシステムのことです。この仕様の初出はいつだったか忘れましたが、過去・てしまニュースを遡っていただければ7〜8年?10年?前からは出てくると思います。 今回、ループノットフック再販で、これだけのオーダーが来ている背景には、おそらく良い思いをしていた方が多かったからでしょう。 今回の復活の再製作に伴って、僕も予備フックを現場に持っていくシステムを新たに足しました。
(1)右下:クロスロックスナップ、(2)左下:ラインチューブ、
(3)右上:プラッギンアシストフック、(4)左上:ループノットフック+リング付き
ここでループノットフックに付属させるリングとはタナゴ仕掛け用のマルカンを僕は使っています。販売したいと思っていたのですが、愛用だったマルカンリングの会社が廃業しています。タナゴ、マルカンで検索していただく出て来ます。 フロントはステンレス平打ちリング#2にカルティバのP-14ソリッドリングの3.5を使用。これは一個で約0.15gもあり、トリプルフックで言うと#8〜10相当の重量で、沈ませやすくアクションをスポイルさせません。特に僕のサーチルアーであるハッスルトラッドの502では多用します。 リアフックはステンレス平打ちリング#1にあらかじめマルカンリングをループ付属させたループノットフック#12-14です。何度も言いますが、これは一度使ったら交換するくらいのメンテをすれば万一の40cmヤマメもキャッチできます。もちろんイナしテクニックにランディングまでの動作、冷静、全てが揃わないと難しいとは付け加えておきます。(このサイズを主として狙う方、またはランディングを強引に行きたい方はプラッギンアシストフックをご使用ください。)

渓流ルアー推奨セット

ミノープラッギンアシストフック

¥800+tax〜

5cmミノーで大型渓魚を狙う方へトラッドシリーズに最適な極短アシストのシングルフックです。