
本日より営業を再開しています。
九州でも先日から朝夕はすっかりと秋を感じる気温になってきました。渓流の風は涼しさを増し、川辺にはあちこちに栗が落ちていました。僕はフライフィッシングをするようになって、いっそう季節の移り変わりや自然に対する関心や興味が高くなったと自分で感じています。

移ろいゆく自然を観察し、考えて毛鉤を投じる。時には全く相手にされない事もあるけれど、そこに魚の反応が返ってきたなら、少しだけ自然を理解できたような、一体になれたような満足感が得られます。

自然を知る事、学ぶ事。釣果はもちろん大切だけど、それ以外にも自分を満足させてくれる要素が満載なのがフライフィッシングだと思います。

フライマンなのに虫嫌いという悲しい性を持つ僕ですが(苦笑)、それでも虫の研究は本当に面白いものです。そこで、水生昆虫の生態を勉強しながら釣りを楽しむための「ライフステージ・フライセット」を企画。製作はプロフィッシングガイドの
ポップレンジ垣内氏の手によるものですから、その品質は折り紙つきです。

水生昆虫を代表する「カワゲラ」と「カゲロウ」で、それぞれ「幼虫=ニンフ」、「羽化途中=イマージャー」、「成虫=アダルト」といった3種類をセットにしています。

観察と検証、釣りもしながら虫の生態もお勉強できるという、なんだかチョットだけ博識になったような気になれるフライセットが完成しました。

もうじき禁漁ではありますが、秋の夜長に大人の自由研究として楽しんで下さいませ。