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営業カレンダー

2023/06/17今日のジュン

スタッフ コーヘイ

フィッシングベストほど、その人のスタイル、趣味趣向を表しているものって他にないかもしれません。スタッフ・ジュンのテーマは「シンプルに味わい深く」 。 まずはブローチ。販売中の紋章エンブレムと5万円以上のご注文でプレゼント(非売品)のライオンピンズを並べてカスケットマークが完成。 ルアー交換やフック交換で頻繁に使うニッパーやピンセットはスミス社の物を愛用。 ランディングネットのリリーサーもスミス社製のモノ。銘木製も素晴らしいけど、酸化して味わいを増すシンプルな真鍮製も捨て難い!ネットの銘木を引き立たせてくれるところがお気に入りなのだそうです。スミス社の小物って使いやすく、シンプルで本当にセンスが良いと思います。隠れた名品が多いです。 最後に。愛煙家のジュンは、ベストのポッケに必ずA&F社のアッシュコンテナを常備。わたくしスタッフ・コーヘイも長年愛用していますが、いまだにこれ以上使いやすい携帯灰皿は見つけることが出来ていません。防水で大容量、首から下げられる紐も付いていて至れり尽くせりなのです。

本日の道具

2023/06/06フィルソン・ロガーキャップ入荷

スタッフ コーヘイ

フィルソンより、14ozという重厚なセイルクロス(ヨットの帆が由来のキャンバス)を使用したキャップ2種が入荷しました。同じ生地使いですがメッシュ仕様とフルパネル仕様、それぞれフロントパッチの素材が異なります。 面白いのはこのカモ柄。現在一般的にはダックハンターカモとして知られますが、元はやはり軍事用。擬態能力を持つカエルの皮膚を参考に開発されたことから、通は「フロッグスキン」と呼ぶのだとか。 オリジナルともなると1940年代の短い期間しか製造されていないようで現存数は極少、マニアの中でもレア物とされているそう。諸事情により軍隊での役目が終わったこのカモは民間へ放出品として販売、それを鴨猟の愛好家たちが好んで着ていたことから現在の「ダックハンターカモ」という名前で定着したそうです。 話は戻ってこのキャップ。使われている生地がとにかく重厚(笑)。昨今中々見ないこのラギット感はさすがFILSON。表面が擦れ、泥や汚れが付いてきたら、さぞ格好良くエイジングしていく事かと思います。 背面ベルトがレザー&真鍮金具というのも素晴らしい雰囲気。(白い物は保護紙)一見癖が強そうなカモ柄も、帽子ならばすこぶる取り入れやすく、使いやすい。チョッと差がつくフィルソンのヘビー級な一枚です。

本日の道具

2023/06/05フィルソン・フィッシングガイドベスト

スタッフ コーヘイ

言わずと知れたFILSON社の名作「フォウルウェザーベスト」や「ガイドベスト」が廃盤となり、満を辞して販売されたのがこの「フィッシングガイドベスト」。同社が「アングラーなら誰もが憧れるベスト」とかなりの自信を見せる一枚です。 これまでのコットン製と打って変わって、極めて耐久性の高いリップストップナイロンを採用。さらに大小様々なポケットがフロント表裏だけで16ヶ所設けられた本気仕様。 各種アクセサリーループ、ロッドベルト、Dリング等もしっかり装備。 背面は大容量なバックパック+フラップポケットになっており、内部はコンパートメントが分かれているので、ランチや雨具、各種小物などもしっかり整理して収納できます。 素晴らしいのは背面がクッション入りのパネルになっている点。カメラなど大きくゴツゴツした物を収納しても背中に感じにくくなっており、その使い心地はまさにバックパック顔負け。 各種パーツにオリジナルの特注品を用いている辺りはさすがの拘りを感じます。ベストでは収納力が心許無く、バックパックでは使い勝手に不足がある、そんな両方を求める欲張りなアングラーの思いを満たす、ハイクオリティなパックベストです。

本日の道具

2023/05/20今日のジュン

スタッフ コーヘイ

100年以上にわたって、鉱山労働者、森林伐採者、アングラー、ハンターなど過酷な現場の労働者を支えてきたフィルソンのアイテムは、やっぱり野外がよく似合う。またフィールドで鍛え上げられたウェア&ギアたちはどれも堅牢かつ実用的。もちろん普段の酷使にも難無く耐えます。 昨今では珍しくなってきたムートンのリアルファーを使ったフライパッチは、このミニバッグが釣り人仕様であることを主張しています。本来ウエストパックですが、斜め掛けでボディバッグとしても抜群の使い勝手。アウトドアのエッセンスを、日常的に感じられるって、とっても心地いい。 ベルト部分にあるアクセサリーホールに、ピンバッチを2個付ければカスケット・カスタムの完成。単体ではもちろんのこと、ベスト着用時の追加パックとして、普段使いのパックとしてもお勧めのフィッシング・ヒップパックです。

本日の道具

2023/04/29今日のジュン

スタッフ コーヘイ

最近、オイルドのアイテムが気になってしょうがないというカスケットのお洒落番長スタッフ・ジュン。バブアーのビデイルジャケットに始まり、今やオイルド沼にズブズブとハマっている様子。 元々はゴアテックスなどが無い時代、コットンにオイルやワックスを染み込ませる防水処理だったわけですが、防水透湿という完璧な生地が存在する現代においてオイルド素材の魅力は別のところにあると思います。 それが経年変化。左が新品、右は僕が5年以上愛用しているものです。帽子は特に汗や日焼けによる変色、褪色、擦り切れなどで、いわば汚くなっていくのが常ですが、オイルドは一味違います。使い込み、オイルが抜けてくる事で現れる陰影とフェード感は、他の生地では味わえないもの。 おまけにオイルワックスを染み込ませている事で物理的に強い。5年以上もの間、手入れもせず結構ズボラな使い方をしてきましたが、今だにほころび一つありません。再度オイルを入れれば、また色も濃くする事が可能ですから、それも今後の楽しみ。長きに渡って愛用できるオイルフィニッシュのハット&キャップ、その魅力は何年経っても色褪せる事がありません。

本日の道具