昨日に引き続き、本日は生まれ変わったパタゴニアの防水パック「ガイドウォーター」の詳細ディテールのご紹介。その進化やいかに!?それでは詳しく見ていきまっしょう!!
強靭なTPUコーティングの本体、完全防水ジッパーはもちろん、ショルダーハーネス部分のアクセサリーループ、同社コンバーチブルベストをドッキングさせるためのDリングは伝統を踏襲。新たにパック本体と背面パッドの間にランディングネットを挿すポケットを搭載。背面パッド自体も以前のクッション性の高いものに戻り、かつ濡れても含水しない素材を採用してあるとのこと。
外部には、これまでに無く多数のアクセサリーループを搭載。真ん中の大きなループは防水ジッパーを開閉する際の持ち手も兼ねています。
通常時は内部に装着してあるオーガナイザー・ポケットや、別売のステルスワークステーション、その他頻繁に使うアクセサリーを外側に装備することが可能になりました。もちろんこれまで同様ロッドケースも装着可能。もう至れり尽くせりです。
かつて、ランディングネット用Dリングがあった場所にもループを搭載。リングやカラビナを使えば、これまで通りランディングネットを下げられますし、使わないときはただのネームラベルのようです。極めてシンプルな機構にすることで、釣りの時も、街で使う時も、いっそう違和感無く使い回せるようになりました。(確かに釣りしない人からすると背面Dリングは謎の仕様に見えていたはず・・・笑)
最後にウエストハーネス(ストラップ)。釣りで荷物満載の時には必須なディテールですが、タウンユースで荷物が少ない時にはかえって邪魔に感じることもあります。だからこそ代々ゴツかったウエストハーネスは、前モデルでパッド無しの細いストラップ仕様に変更されたのですが、今回さらに不要な時には簡単に取り外すことが可能に!またこの機構のおかげて可動域も広がり良い事ずくめです。
専門性を突き詰めて、飛び抜けた性能を発揮させるSIMMSに対し、様々な人があらゆる場面で使いやすいよう、よりプレーンに、よりニュートラルに進化を続けるパタゴニア。さらに今回、ほぼ全てにリサイクル素材を用いるなど、着実にその熟成度を高め、このガイドウォーターシリーズはもはや死角無しといえる完成度です。