
「DryFly」というネーミングだけで、もう欲しくなってしまうバブアーの凝りに凝った一枚「モディファイド・ドライフライ・ワックスコットンブルゾン」。

フィッシングジャケットの名作「スペイ」に各種ポケットやDリングを追加。そして受け継がれたワイドシルエット&短丈なシルエットは現代の雰囲気にもピッタリ。いやコレは格好良いです。

バブアー伝統のオイルドコットンですが、フィッシング・ディテールとブラックカラーの組み合わせによって、なんとも言えない洗練された雰囲気を持っています。

スタンドカラーっぽい造りですが、エリ裏はしっかり太畝のコーディロイで、これぞバブアーな雰囲気。

見た目だけでは無いのがスゴイ所で、前立てはジッパー、カエシ、ボタンフラップが重なる三重構造で、風や雨をシャットアウトする構造。昨今こんなに凝ったジャケット中々見ません。

内側ウエスト部分にもご注目。ドローコードで絞れる風除けのナイロンフラップを内蔵。バブアーが誇るディテールをこれでもか!と集約してあります。

伝統のタータンチェック裏地部分にはジッパー式の内ポケットも装備。

背面首元にはランディングネット用のDリングも装備。(これぞフィッシングジャケットの証!!)

上下どちらからも開けるダブルジッパー、ネーム入りの厳ついスライダーもバブアーらしいディテール。

重いし、撥水性も強くはないし、畳んだって小さくはなりません。それでも近代的なジャケットでは絶対に出せない味わいが、このジャケットにはあります。機能性だけじゃ無く、釣果だけじゃ無く、着て釣りをしているだけで満足できるような一枚が今も作られている事をとても嬉しく思います。