2025/01/29スタッグモデルとは離れ技の集大成
スタッグボロンハンドルの受付、まずは第一弾として、90,000マイル以上保有の方にむけて明日30日に開催します。鹿角の釣具、ほか工芸品は多々あるが、ヤマギシトモヒロが作ったこのスタッグコレクションは別格の美しさを放つ。それは製作の難易度が倍増させているのだ。
例えば角の白い部分と黒い部分は凹凸があり、円柱状にはならない。凹んでいる部分が黒く茶色で、この部分を削らないことによって鹿角の模様が生まれるのだ。多くのナイフハンドルでもスタッグは見られるが、この黒い部分は後加工するものが多い。ヤマギシトモヒロはそれをしない技術を研究し続けた。最初の見立て、旋盤技術を想像するだけでも離れ技な技術が見えるだろう。
コンパクションネットにおけるスタッグも同様に離れ技である。角の分岐している部分をランディングネットのグリップ部分に見立てる案は師である土屋さんから受け継いだものだが、ご覧のように分岐する部分は必ずしも左右対称には開いていない。折りたたみ式のネットの軸を微妙に角度調整をし、穴開け、スプリングネットを装填する。この細い部分に穴を開けるだけでも至難なのに角度まで見極めている技術を知って欲しいし見て欲しい。我々が提供するスタッグシリーズを見た時、瞬時に感じる圧倒的な美しさとはヤマギシトモヒロの技術力が奥深くに見えているからである。









レッドフォードブランクの出荷に伴って、8−9ftボロンハンドルやスタッグボロンハンドルの出荷案内も始まりました。銘木とデザインされたメタルのコンビネーションは何度見ても飽きません。鹿角天然の凹凸、色をそのまま残して作り出すこのリールシートはヤマギシトモヒロだけが作り出せる技の結集です。
希少な銘木はもちろん、アートにも近い染色、技術力が必要なリールシート作成だからこそ、製品から放たれる輝きと魅力が存在感として溢れているのだと思います。もうじき皆様のお手元にお届けいたします。
「11月15日時点で、66,451cマイル以上保有だった方」を対象としたスタッグボロンハンドル受注会をこの後18時より開始します。ご対象の方にはすでにご案内メールを配信しておりますのでご確認下さいませ。この度のスタッグ優先案内を辞退される方がいらっしゃった場合には、受付終了時点でのマイル順により次の候補者様へのご案内(後日)となります。
本日はスタッグ・リールシートの模様について考察。上画像の物は、今回販売するリールシート中の2つですが、真正面から見ると模様があまり入っていないようにも見えます。しかしながら、実はそうではありません。
これはどちらも、1枚の目の画像と同じ個体の「側面」を撮影したもの。こういった正面に模様が少なく見える物は、側面に模様が出ている事が多いため「トリガーモデル」を作るのに向いていると言えます。(※撮影構図を考えるとトリガーハンドルは側面が見える確率が圧倒的に高いため)
ぜひその辺りもご検討時の参考になればと思います。販売はいよいよこのあと18時から、ご期待ください。
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