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2025/01/11コーヘイのキャッツキル放浪記

スタッフ コーヘイ

【 第一話 キャッツキルスタイルってナニ!?】
実は、、、未だ行ったことはないフライの聖地「キャッツキル」。彼の地を夢見て夜な夜なタイイングを続けるスタッフコーヘイの不定期連載コラムです。 まず第一話は僕の愛する「キャッツキルスタイル」とは!?
憧れのキャッツキルエリアを代表する川のひとつビーバーキル

そもそも”キャッツキル”とはアメリカ・ニューヨーク州北部の地名。実はアメリカのフライフィッシングの歴史はココに端を発しており、いわば”始まりの地”と呼べる特別な場所。1800年代後半、アメリカの作家セオドア・ゴードン氏が英国のドライフライフィッシングをアメリカに広め、仲間らと共にアメリカ独自のスタイルを確立。その毛鉤たちが後に「キャッツキルスタイル」と呼ばれることになったのです。 厳格なレシピや作法があり、それはまるで歴史的逸品に触れるような、偉人たちの足跡を辿っているような、ちょっと崇高な気分にさせてくれる存在。 セオドア・ゴードン氏の傑作古典「クイルゴードン」はまさにキャッツキルスタイルを代表する一本。 Epeorus pleuralisと呼ばれるメイフライ(カゲロウ)を繊細に模した姿がこの上なく美しい名鉤なのです。 毛鉤に関して、釣れることはもちろん、佇まいの美しさ、その歴史的背景までも調べてコダワって、味わい尽くしたい!!そんな僕が毎夜眠れないほど熱狂し続けているのが「キャッツキルスタイル」と呼ばれるクラシックフライたちなのです。

つづく

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