カスケットのロッドソックスと同生地を使用したチェックシャツ「スコッチ・タータンシャツ」の受付準備がようやく整いました。
素材は綿100%の高密度ポプリン生地。着用と洗濯を繰り返すほどに体に馴染む天然繊維ならではの特性を活かしつつ、魚のリリースで袖が濡れても乾きやすい、やや薄手な生地。ラグラン袖ではないクラシックなセットイン・スリーブ(普通袖)ですが、キャスティングなどの動作でも突っ張りにくいようパターンや各部寸法に工夫を施しています。
裾部分にはボタン留めできるユーティリティポケット。あえて裾ポケットにしたのは、胸ポケットに比べて物を入れても嵩張りにくいため。ウェーダー着用の際には胸周りがスッキリします。袖口にはカスケットライオンの織りネームを配置。魚や道具と写真を撮るときにチラリと写ります。
細かい部分ももちろん拘っています。ボタンは全てネーム刻印入りのオリジナル仕様。さらに縫製にも拘りました。裏返して見るとわかりますが、主要部分の縫い合わせは、縫い代が露出しない「折り伏せ縫い」を採用。手間が掛かる仕上げですが非常に耐久性があり見た目にも美しい。パッと見ただけでは裏か表かわからないほどです。
首元にはループを配置。サッと壁に掛けてもサマになります。古今東西あらゆるシャツがありますが、ロッドソックスとお揃いのアウトドアシャツなんて、世界でもきっとカスケットだけでしょう(笑)
鱒釣りの起源、500年前の英国紳士達に敬意を表したタータンチェック。これぞある意味、鱒釣りにおいての正装と言えるかもしれません。受付は本日から9月16日まで。お届けは10月末から11月中を予定しています。