本日19時より販売開始のベゼルグリップをご紹介します。
一本目は、コーカサスオーク・極上カーリー。コーカサス地方、および北イラン(カスピ海の南の森林地域)の限られた地区に自生するオーク(楢)の一種。日本では全く流通しておらず、カスケットの銘木職人を持ってしても、これ程のカーリーを有するものは未だかつて他で見たことが無い、と言わしめるほどの超希少材。カーリー(縮み)による極めて鮮烈な濃淡と、道管の中が黒く染まったような、他に無い表情が非常に個性的です。別名ペルシャオーク、オリエンタルオークとも呼ばれ、ユーラシア西部で最も特徴的なオーク種の1つと言われています。現在まずカスケットでしか手に入らないウッドと言えます。
二本目は、黒柿。数万本に一本とも言われる確率でしか出現しない「墨流し」を纏う柿の木。その独特の模様は柿が地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものとも言われています。黒柿が見せる墨絵のような表情と凛とした佇まいは、瘤材とはまた違う静かな美しさ。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木です。
三本目は、紅梅瘤。春先一番に花を付けることから縁起が良いとされ、食用の果実や観賞用の樹種として日本でも非常に馴染みのある「梅」。しかし木材となると、その流通は極めて少なく、瘤材ともなると職人ですら全く見た事が無いというほど。梅の木自体が材として出回るほど大きい径にならないうえ、虫害にも弱く、杢や瘤が取れるほどの高樹齢のものが無事に残る事がないからだそうです。また樹色に紅をまとう「紅梅」は「白梅」に比べてさらに希少とされます。材は桜にも似た質感を持っていますが、その濃淡や瘤目の出方はやはり独特であり、他のウッドには例えられない質感があります。
四本目は、ジャラ瘤。西オーストラリア固有のフトモモ科の広葉樹、ユーカリの一種です。並ならぬ耐腐敗性、耐久性、粘り、防虫性を持つとされオーストラリアでは建材としても有用ながら、瘤材はその美しさと希少性から家具や工芸品用の素材として高く評価され、世界中のクラフトマン達から珍重されています。緻密な瘤目と深い褐色、ひび割れたような表面の繊維感は他の材には無い個性的な表情。材はオーストラリアの政府により管理されており、政府が許可した業者でなくては伐採を行なうこと出来ないらしく、国内でほとんど流通がないのも納得できます。
8月23日 販売スケジュール
【30,000cマイル以上の保有者・対象】
受付時刻:PM19:00~PM19:30(商品ページはPM18:30から公開)
ご購入頂けるのは30,000cマイル以上の保有者のみ・指定の時刻より入場できます。
*各商品ごとの購入時に必要な消費Cマイルとは異なります。
※樹種により5,000〜15,000cマイルを消費します。
※ポイントは商品の税抜き価格の1%が付与されます。
※付与Cマイルはございません。
※完売しなかった商品は後日に別途販売を行います。