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ほぼ最終形に近づいたアルセドクライマーACB51ML-4(仮)とアベイル・フルチューンしたアンバサダーを携えて、渓流へ出掛けました。水中に沈む栗に夢中になり、アタリのない区間を2時間も過ぎたところで、その魚が現れました。ミノーもまた夏からテストを繰り返していたNEWタイプのバルサトラッド51HSです。
操るミノーがグンっと止まり、「カチカチカチっ」と鈍い2500Cのドラグ音でハンドルが空回り、少しも巻けない状態になりました。その重さですぐに狙いの魚が来たことがわかりました。パックロッドながら本格的なパワーとアクションを盛り込んだはずの新作アルセドクライマー。こいつを試すには恰好の相手だと思いましたが、さすがにコンクルージョンするまでは息を吸った心地がしませんでした。
今季2本目となった40オーバーのヤマメ。今季はこのほかにも可憐な渓魚や大台の尺サイズも数本獲れ、予定していた僕のテストがほぼ終了です。数々の実績を得て、このオフから製品化を進めます。(レポとロッドの詳細は販売が近づく頃にいたします。)
アベイルさんがAMB1520のマグネットブレーキの台紙にカスケット特別仕様の文字を刻んでくれました。Ambassadeur 1500Cシリーズ、2500Cシリーズ用のAMB1520マグネットブレーキは、通常「φ4×4mm」のマグネットが4ヶ付属するのですが、より微調整が出来るよう「φ4×4mm」2ヶと「φ4×3.5mm」2ヶのセットにしたものがAMB1520Cです。こちらのブレーキ調整は、まず「φ4×4mm」2ヶの場合と「φ4×3.5mm」2ヶをセッティングしたもので試してから、色々と組み合わせや個数を替えて自分好みを見つけてみてください。
アンバサダー2500C IAR(Black line)・フルカスタムはマグネットブレーキ仕様になっています。遠心ブレーキとマグネットブレーキではルアーの伸びが異なることもあり好みが分かれるところです。僕はサイドカップを開けたときに、ブレーキブロックをなくしてしまったことがあり、今ではマグネットブレーキを使用しています。販売中のアンバサダーはブレーキも最適に調整をしていますが、磁石のサイズや組み合わせを変えることでより好みに近づけることもできます。(肝心のマグネットブレーキが写っていませんでした….笑)
昨年の釣果ですが、今年も本流ヤマメの季節が始まっています。漆原様の2500Cをカチカチとドラグを鳴らしたであろう本流の大ヤマメです。ハッスルトラッドもご愛用いただいてありがとうございます。
レボリューションブランクはソフトなティップセクションが狭いのでフリップキャストには向いていませんが、バットにしっかり載せるキャストの本流ならば難なく使えます。そしてもちろんフッキングは決まりやすい。さて袖から見えるのはルーカステイラー、新色の受付は週末を予定しております。是非ご検討くださいませ。