2025/10/07このあと18時よりコンパクションネット販売
このあと18:00よりウッドワーズ・コンパクションネットの販売会を開始いたします。従来の張り合わせ構造から脱却したコンパクションネットだからこそ可能なこの鋭利で繊細なシェイプ。美しい希少グリップ材の数々。日本の可憐な渓流魚たちに相応しい折り畳みランディングネットです。
【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。







このあと18:00よりウッドワーズ・コンパクションネットの販売会を開始いたします。従来の張り合わせ構造から脱却したコンパクションネットだからこそ可能なこの鋭利で繊細なシェイプ。美しい希少グリップ材の数々。日本の可憐な渓流魚たちに相応しい折り畳みランディングネットです。
明日18時より販売開始のコンパクションネット。本日はそのラインナップをご紹介します。
画像上は「花梨瘤/紅白・極上」。深く濃密な色合いと緻密極まる瘤模様は他を圧倒する華やかさ。画像下は「花梨瘤/橙白」。複雑かつダイナミックな模様は花梨瘤の醍醐味、その面白さを堪能できる1本です。。
画像上は「インプレグネイテッド瘤/オリーブ」。染色樹脂含浸によって瘤材持つ美しさと迫力を最大限まで引き出した芸術的な1本です。画像下は日本が誇る銘木の最高峰「黒柿極上杢」。この模様の出かた、通常なら「孔雀杢」と呼んでも差し支えないほどこの上無く素晴らしいものです。
画像上は「ポプラ瘤/青白」。瘤材になると荒れ狂う様に全体に現れる模様は躍動的で生命感に溢れています。濃密な青が刻まれた希少な青白個体です。画像下は「ピンクアイボリー」。これが天然色なのかと疑いたくなるほど鮮やかな桃色を纏い、象牙のような滑らかな杢肌をもつ希少材です。
最後は水辺の守り神とも呼ばれる鹿の角「スタッグ」です。荒々しい模様とカーブ形状は、まさに全ての個体が唯一無二の個性を持ちます。コンパクションネットとして職人ヤマギシトモヒロが納得できるだけの材を見つけるのは困難を極めるだけに、極めて生産数は少なくなってしまいます。
また、各種銘木グリップモデルでは、ぜひコア材にもご注目ください。都度折り畳まれるフレームを支える耐久性を持ちながらも美しく、さらにメインとなる樹種を引き立てる樹種セレクトは、どんな銘木通をも唸らせるものがあります。
ちなみにこちらはピンクアイボリーとインドローズのコンビネーション。このコントラストの美しさと、そこに潜む各樹種の複雑で味わい深い表情。ウッドグリップかスタッググリップか・・・どちらも甲乙つけ難いラインナップです!!
さて、来たる6月27日はボロンハンドル受注会を開催。アウトバックビリーバーご注文者様向けの「優先販売」とどなたでもご参加頂ける「一般販売」がございますのでご期待ください。
先行の「優先販売」ご対象のお客様には本日15時頃までにご案内メールを送付させて頂きますのでご確認頂けますと幸いです。
左から全て【エメラルドマイカ・バイカラー】消費Cマイル:2000
左から全て【エメラルドマイカ・バイカラー】消費Cマイル:2000
左から全て【オリーブマイカ】消費Cマイル:なし
左から【花梨杢/橙白、花梨杢/トリコロール、花梨瘤/橙白】消費Cマイル:2500
左から全て【花梨瘤/橙白】消費Cマイル:2500
花梨瘤/橙白(花梨瘤×カーリーメイプル×黒檀フレーム)価格:96200円(税別)消費cマイル5000
こちらは、東南アジアを中心に自生するマメ科シタン属の広葉樹「花梨」。中でも芯材(中央付近の赤瘤)と辺材(周辺の白瘤)の境目部分のみを贅沢に木取りしたのが、この「花梨瘤/橙白」です。
大変面白いのが、下半分は橙ベースに白が混ざっているのに対し、上半分は白ベースに橙が斑模様状に広がっている独特の表情である点。非常に華やかで、躍動するような瘤模様の美しさは、花梨瘤の真髄とも言える物です。
こちらはJ&Hではありませんが、裏面はまた異なる表情。「白」が入っていない、いわば「花梨瘤/橙」ですが、もちろんソリッドであるだけにその模様自体は表側と完全に連動しています。裏面でありながらも明瞭な模様と大小様々な瘤がおりなす表情は「極上」と呼べる美しさです。
フレーム外側はランディングネットにおける一つの究極と言える「花梨瘤」仕様。ヤマギシ氏曰く、約80cmという長さの間に、入り皮やヒビ、虫食いなどが1箇所でもあれば実現不可能で、それほどに材の出会い、確保が困難を極めるそうです。もしかしたら今後そんな花梨瘤にはもう出会えないかもしれないとの思いから挑戦した、入手も技術的にも職人魂を燃え上がらせたフレームです。
フレーム内側は森の黒ダイヤにも例えられる「黒檀」を贅沢に回した、裏・黒縁仕様。全体の表情が見事なまでに引き締まります。
2色を有する花梨瘤/橙白の中でも珍しい斑模様による橙白。そしてフレーム技の極地とも言えるワンピース花梨瘤フレーム。ネットカラーもグリップ&フレームへ完全に同調させた「マスタード〜カシスピンク」のグラデーション。全てが一体となって圧倒的な華やかさを放つ1本に仕上がっています。
ブラックマイカ・極上(ココボロ×栃フレーム)価格:75500円(税別)消費cマイル2000
こちらは、カスケットが誇るカスタムウッドの最高峰「ブラックマイカ」極上。天然で染まる木の色合い、瘤、杢、その成り立ちが素晴らしいのですが、そこに少し染色という遊びを加えるだけで、見違えるような輝きを持たせることができます。私たちが「木を鉱物に変える錬金術」と呼ぶものです。
どこまでも深い黒の発色は、あらゆるカラーのリール、カスケットブランクに極めてよくマッチします。ウッドが元々持つ美しい表情と、職人の手による芸術性が見事に調和した一本です。
ブラックマイカは、その名の通り光を吸収するかのような漆黒の雲母(鉱石)を指しており、カスケットでは染色の深い黒色を持つマイカシリーズの呼称としています。
フレーム両面にはローズウッドの一種「ココボロ」を使用。別名「ニカラグアローズウッド」とも呼ばれ、ギターなど楽器分野でも珍重される希少材。
その木理や色彩の美しさ、音響特性は、ローズウッドの頂点に立つ「ハカランダ種」を上回るとも言われるほど。何より密度が高く、油分を多く含むことから重厚で美しい艶を伴い仕上がりが大変美しいのが特徴です。
鉱石のような表情を持つブラックマイカは単体ではこれほどのインパクトがありながら、魚とともに写真に写す際、想像以上に地面に溶け込み主役を引き立てる効果もあるのです。特殊染色オイルフィニッシュウッド「ブラックマイカ」。それは、手の中に収まる小さな小さなアートピースです。選び抜かれた希少杢と、職人技が織りなす本物の存在感をぜひお楽しみ頂ければと思います。
栃杢ツートーン(ウォルナット×カーリーメイプルフレーム)価格:54300円(税別)消費cマイル2000
眩いばかりの白き杢肌に入る「縮緬」とも呼ばれる縮み模様の美しさは日本が誇る銘木の中においても指折りの美しさを有しており、その絹織物のような気品ある美しさは古くから装飾材や建築材としても賞賛されてきました。
中でもこちらは杢のオーロラのような輝きに加え、ツートーンに分かれる珍しい模様を有する部分から削り出された一本です。日本的な奥ゆかしい美しさの中に、杢が持つ面白さが凝縮されています。
裏面はワントーンで栃縮みならではの清らかな美しさを堪能できます。かの「ハワイアンコアカーリー」が西洋カーリー界の王様ならば、「栃縮み杢」は間違いなく東洋縮み杢界の横綱です。
フレームは、どんな樹種とも相性が良い「ウォルナット×メイプル」。栃の静かな美しさを引き立てる、控えめで美しく実用的な組み合わせです。
またウォルナットは適度に軽量ながら、抜群の粘りと耐衝撃性を備えることから道具に使う材料としてもその性質は随一。昔からライフルなどの銃床材に決まってウォルナットが用いられるのはそう言った実用性に由来しているそうです。
最後に、フレーム中間材のカーリーメイプルにご注目。グリップの栃と同様に、実は特徴的な模様(やや黒くなっている部分)の入った部分を挟み込んであります。ランディングネットに使用される縮杢として双璧をなす2種を使いながら、全体が綺麗にまとまるように入れた職人の拘りと遊び心。神は細部に宿る、まさにそんな言葉の似合う一本です。
本日18時販売のコンクルージョンは以上9本のラインナップです。販売まで今しばらくお待ちください。
花梨瘤葡萄杢/紅・超極上×クラロウォルナット(キルテッドブビンガ×極上栃×黒檀フレーム)価格:85500円(税別)消費cマイル4000
こちらは職人ヤマギシトモヒロ氏の卓越した象嵌技術によって実現した、コンクルージョンJ&H(ジキル&ハイド)。両面で「陰」と「陽」の異なる樹種を楽しめるコンクルージョンです。
表側は、花梨瘤の中の花梨瘤「紅」。その中でも極めて瘤目が密集し、あたかも葡萄の房の如く連なっている最高グレードの物のみを「葡萄杢」と呼びます。その「超極上」と銘打つわけですから、それはつまり花梨瘤における一つの頂きを意味します。圧倒的とも言えるこの表情。瘤の緻密さ、迫力、発色。全てに文句の付けようがない個体です。
裏面には、ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る非常に珍しい品種「クラロウォルナット」。2つの異なるウォルナットの拒絶反応から生まれる変則的かつ複雑な色彩は他のウッドでは出せない独特のものがあり、数々の職人を虜にしてきた名材です。
フレーム外側には、これまたマニアックかつ赤褐色が美しい「キルテッドブビンガ」を使用。かの有名な画家グスタフ・クリムトの名画「生命の木」のモデルとなった木と言われています。中でもこちらは「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有するブビンガを使用しています。
フレーム内側は、森のブラックダイヤと呼ばれる「黒檀」、中間には素晴らしいピッチとコントラストで明滅を刻む、極上の栃縮み杢を採用した、豪華絢爛な仕様です。
画像では近撮のため随分大きく見えますが、実際には23ですからとてもコンパクト。にも関わらず大型ネットを彷彿とさせるような迫力を持っているのは、やはりこの葡萄杢が持つ表情の凄まじさに他なりません。まさに花梨の小宇宙、素晴らしい一本です。
チーク瘤葡萄杢・極上×花梨瘤/橙白(キルテッドブビンガ×極上栃×黒檀フレーム)価格:85500円(税別)消費cマイル4000
こちらは職人ヤマギシトモヒロ氏の卓越した象嵌技術によって実現した、コンクルージョンJ&H(ジキル&ハイド)。両面で「陰」と「陽」の異なる樹種を楽しめるコンクルージョンです。
表面はマニアックな樹種「チーク瘤/葡萄杢・超極上」。驚くべきは、先述の花梨瘤葡萄杢を上回る、驚異的な瘤の細かさと密度。僕がこれまで見てきた中でも、まさに指折りのグレードです。瘤自体がツートーンになっているのが、さらに素晴らしいのですが、それもおまけに感じられるほど、とにかく凄い瘤の緻密さ。その黄褐色の色合いも相まってまるで地層を見ているような気にさせられます。
さらにさらに、裏面はなんと「花梨瘤/橙白」。主役クラスの俳優が脇役で出ているかのようなこの凄さ・・・(汗)まさに両A面的なこの組み合わせ、贅沢過ぎます!!
フレーム表面はグリップのインパクトに負けぬ美しい赤褐色の「キルテッドブビンガ」を使用。、アフリカ現地では「神が宿る木」と信じ崇められている銘木です。こちらも「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有するブビンガを使用しています。
こちらもフレーム内側は、森のブラックダイヤと呼ばれる「黒檀」、中間には素晴らしいピッチとコントラストで明滅を刻む、極上の栃縮み杢を採用した、豪華絢爛な仕様です。
いやはやとにかくマニアック(笑)。そして様々な銘木、瘤材を見てこられた方ほど、このチーク瘤葡萄杢の凄まじさを感じて頂ける事と思います。加えて花梨瘤/橙白、フレームのキルテッドブビンガに黒檀、栃縮杢・極上。もうこれは銘木オールスターズと呼べる一本です。
ブラックマイカ×INPブラック・キルテッド(ココボロ・ツートーン×栃フレーム)価格:65100円(税別)消費cマイル2000
こちらは職人ヤマギシトモヒロ氏の卓越した象嵌技術によって実現した、コンクルージョンJ&H(ジキル&ハイド)。両面で「陰」と「陽」の異なる樹種を楽しめるコンクルージョンです。
表面は、カスケットが誇るカスタムウッドの最高峰「ブラックマイカ」。私たちが「木を鉱物に変える錬金術」と呼ぶ特殊な樹脂含浸を施した「インプレスウッド」です。ぜひご覧頂きたい、この複雑極まる色彩と表情。「ブラック」と形容していますが、実際の鉱石のごとく、ありとあらゆる色彩が混ざり合っています。
裏面は「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有する杢に、インプレス加工(特殊樹脂含浸)を施し、杢本来が持つ表情を一層引き立てたウッドです。 天然の模様に加え、職人の熟達した技術とセンスが生む繊細な表情はもはや銘木を使用したアートと言えます。
フレーム外側は「ココボロ」を使用。別名「ニカラグアローズウッド」とも呼ばれ、ギターなど楽器分野でも珍重される希少材。さらにこちらはそのツートーン部分を使用した変化球フレームとなっています。
裏面には単色の「ココボロ」を採用。その木理や色彩の美しさ、音響特性は、ローズウッドの頂点に立つ「ハカランダ種」を上回るとも言われるほど。密度が高く、油分を多く含むことから重厚で美しい艶を伴い仕上がりが大変美しいのが特徴です。
特殊染色オイルフィニッシュウッド「ブラックマイカ」そして「INPブラックキルテッド」。それは、手の中に収まる小さな小さなアートピースです。選び抜かれた希少杢と、職人技が織りなす本物の存在感をぜひお楽しみ頂ければと思います。
明日へつづく