ホーム >>  ニュース(総合ブログ) >>  ルーンアウトドアーズ   過去ニュース(2018/3以前)はこちら

【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。

NEW ITEM
トラウト
ソルトウォーター
フライ
ウエア
アウトドア
暮らし/雑貨
防災グッズ
カモフラージュ柄
Cマイル・アップ対象
特価セール品
メッシュ素材
夏アイテム

取り扱いメーカー

取り扱いメーカー一覧

NEWS

営業カレンダー
昨日の続き。深瀬を泳いだり、岩をよじ登ったり、草むらを掻き分けたりするエクストリームなフィールドで、この時期もう一つ厄介だったのが、皆様お馴染みアブやブユ(ブヨ)などの吸血昆虫たち。ところがどっこい、白いシャツって本当に寄り付きにくいんですね。 皆んなに比べて僕だけ明らかに虫が寄ってなかったのは恐らく白シャツのおかげ。僕はSIMMSチャレンジャーシャツをちょっと大きめにガバッと羽織ってます。 真夏のテレストリアル(陸生昆虫)全盛シーズン、相手は虹鱒ということで、フライはバッタ1本。九州渓流らしからぬフックサイズ8番(ロングシャンク)。本来このサイズのフライなら5番ロッドの仕事だと思いますが、河川規模と魚のサイズを考えて8ft以下の4番ロッドで勝負に挑みました。 フライがデカくて目立つからなのか、浮かせても沈ませても反応はとっても良好。しかして割に乗らない事が多かったのもデカさのせいか!?(笑)ともあれ深場から急上昇する鱒を見ると、やっぱりカロリーのある餌なら出てくるんだなーと実感しました。 こちら悠々と浅場を泳いでいた一尾。浮かせた状態では何度投げてもフライを完全無視。それならば!とフライを無理やり沈めてウェットフライのスイング宜しく、目の前を横切らせながらピクピクさせると耐えきれずに食らいつきました。見えてる魚って手強くていつも釣れませんが、今回は僕の作戦勝ち。一部始終が見えるって最高にエキサイティング! 僕の兄は、全員が攻めたあとの最後尾から、ニンフィングで応戦。まったく何事も無かったかのように、次々と魚の反応が出ることに、みんなビックリ。(あれ?さっきそこ横を歩いて通ってきた場所だけど!?)
ロッドはウィンストンAir8ft4番。 仕掛けはホントに簡単。14番くらいのビーズヘッドニンフの上、60cm〜100cmくらいのところに粘土タイプのマーカー(浮き)を付けて上流から流す、いわゆるルースニングスタイル。シンプルだけど本当によく釣れます。テンカラシンプリーでも出来ますのでぜひ試してみて下さい。 今回ルアー、フライ、スタイルも様々な僕たちでしたが、全員共通のアイテムが防水ネオプレンソックス、レッグゲーター。過酷なフィールドであればあるほど、しっかり体に合った信頼のおけるウェットウェーディングギアが1日を助けてくれます。 それから、僕が防水パックでなかったにも関わらず、深瀬を泳いだり出来たのは、このディフェンダーがあったからこそ。今回も本当に助けられました。(というか無かったら行けなかった・・・) そして最後に。今回泳いだ渓谷はその水の冷たさも過激で、もはや痛いレベル。この真夏に贅沢な事ではありますが、途中から全員寒い寒いと、暖かい日なたを探すほどでした。 その後日、世界最高峰のダイビング器材ブランド「アクアラング社」より、抜群の保温性能を誇る肉厚アンダーウェアが到着。(釣行時にこれがあれば・・・無念。涙) 火山岩由来混合物をベースとするセラミックテクノロジーで、体から出た熱を内側に跳ね返すという高性能ウェア。冷水で体を冷やしたくないウェットウェーディングにはもちろん、冬季にウェーダー内に着用するアンダーウェアとしてもその性能を発揮します。適度に厚みもあり防御力も高い、頼もしいNEWアイテム。ぜひ皆様の冒険ギアに加えて下さい。

本日の道具

アングラー視点で鋭いフィッシングアクセサリー作りを続けるルーンアウトドアーズ社。欠品していたニッパーやフォーセップなどが再入荷しました。 ほとんどのアイテムは、ステルスブラックのコーティングが施され光の反射による魚へのインパクトを抑制。所々に入れられたイエローカラーはデザイン的なアクセントになっていて、ふとした時でも使い手の視覚に入りやすいと感じます。 僕も色々愛用していますが、ニッパー類は特にお気に入り。黄色のワイヤーコードはスクリューロック式で、決して不意に外れることが無く極めて信頼性が高いです。

本日の道具

2023/10/09スタッフ・コーヘイ2023年最後の渓流釣り

スタッフ コーヘイ

9月末、2023年最後の渓流釣りは「釣った魚を渓流で食べる!」という、ある意味釣りの原点的な楽しみ方をしました。釣行は僕と兄とスタッフ・ジュンの3人組。 この日僕の目標は「McGinty|マクジンティ」と言うハチのフライで魚を釣ること。なぜなら今年通った川に掛かる橋脚に大きなスズメバチの巣があり「落ちた蜂を食べているはず!」との予想をしていた為で、このマクジンティに一際大きな期待を寄せていたのでありました。実はこのフライ、以前ブログでご紹介したゲーリーラフォンテーン著書「ザ・ドライフライ」に登場するもの。ホワイトティップ・ブルーマラードのクイルウイングが怪しく光ってとっても効きそう。 さらに調べてみれば、かの文豪ヘミングウェイの作品内に登場し、ご本人が最も愛用したフライであるとか、雷雨の後にのみ抜群に効くとか、万一魚が鉤先に触れても蜂だから刺される事に違和感を覚えず何度もアタックしてくるとか、調べるほどに興味深いのです。 今回はポイントによって、浮かせたり沈ませた自由に使う前提。飛行、流下姿勢が安定する目論みでフックは太軸のTMC9300、サイズはスズメバチをイメージして大きめの#10に巻きました。 朝の間降っていた雨も止み、そっと流れに投じてみると、最初は浮いていたボディが徐々に水を含んで沈み始めます。そのままウェットフライとして流れをユラユラ横切らせると、ピピピッとリーダーの流れに変化が!咥えたのは20cmちょっとの小さな虹鱒でしたが、それはそれは見事な跳躍を2回見せた素晴らしいファイターでした。 よく見るとお腹に何か入っていてポコポコ膨らんでいる。こりゃ食いしん坊だ(笑)!今回は釣った魚を食べる予定なので、早速さばいて胃の中を見てみるとびっくり。 本当にスズメバチが入ってた!これはもう、してやったりだと一人ガッツポーズして狂喜乱舞(笑)!自分の予想が的中し、思い通りに釣れたこの喜びは大物を手にした時に負けないほどの大きな感動がありました。さらに次から次にカマキリ、バッタ、イモムシ、小魚と出てくる出てくるっ(笑)!小さな大食漢、まさに天晴れな一尾でした。 そして、インジケーターを食ってフライが外掛かりして釣れてしまった一尾・・・。毎回思うのですが、インジケーターへアタックしてくる時って、どうしてこんなにも激しいのだろう・・・。こ、これがデビーのパターンかっ!(納得!) 最後はみんなで釣った魚を焚き火で焼いて頂きました。被っていたハットに枯れ葉を集めて落ち葉焚き。魚も串ではなく、木の枝に刺して、その場にあるものだけで仕立てたのが今回のコダワリ所です。 兄の、ウマっ!え?なにコレ・・・ウンッマ!!!の図。ホックホク、さらに滴るほど脂が乗っていて最高にジューシー!今年最後の釣行は、思惑通りに釣って食べて、ちょっとだけ自然と繋がれたような、実りのある一日になりました。

本日の道具

2022/04/28近日の入荷商品、諸々。

スタッフ コーヘイ

新商品や、再入荷品が続々。いずれもカスケット・セレクトの素晴らしいアイテムばかりです。

本日の道具

2021/03/31LOVE!! FLYWEIGHT!!

スタッフ コーヘイ

先日、SIMMSの新作「フライウェイト・ウェーダー」を履いて、さっそく釣りに行って参りました。結論から言いますと、もう素晴らしいの一言。一番驚いたのは、やはりその軽快感。新たな3&4レイヤーゴアテックスは軽量かつ驚くほどにしなやか。履いた瞬間からすぐに動きやすさを感じます。(着用サイズはJMK) 股部分のストレッチ・ゴアテックスが効いているのか、釣行中、動きが妨げられる感覚は一切ありませんでした。この機動力の高さはSIMMSウェーダーでも間違いなくトップクラスと言えます。 そして蒸れにくさもトップクラス。あえて一日中着っぱなしで過ごしましたが、インナーは驚くほどドライに保たれていて、非常に快適でした。 フロントのヘックスグリッドは実際使ってとても便利。僕は同シリーズの「スモールポッド」を装着。ベルトで首から下げるのとは違い、首肩が疲れたり凝ったりすることは皆無。単純に楽です(笑)さらにカラビナやリングでぶら下げれば、様々なアイテムを好きな位置に装着しておくことが可能。ちなみに休憩中はサングラスをブラ下げておくのにも便利でした。 スモールポットにはボックス数個、フロータント各種、ニッパー、フォーセップなどすぐに使うアイテムを丁度良く収納可。この位置にポケットがあるよりも遥かに収納力に優れます。

【コーヘイ的・総合評価】
快適さは過去最高レベル。価格帯的にも比較するとなると、おそらくG3だと思います。
僕は両方愛用していますが、G3の方がシルエットはやや細めで生地がやや厚め。4レイヤーの範囲も広い。ゆえに耐久性はもちろん有利で、見た目のスタイリッシュさもあると思います。
対して、フライウェイトは軽量感、動きやすさ、透湿性、カスタマイズ性の面でG3を凌駕していますが、さすがに耐久性ではG3には一歩劣ると思います。しかしながら新たなゴアテックス生地に軟弱な感じは全くありません。あくまで”世界のG3”と比較しての話。僕は初日からガンガン藪漕ぎして使いました(笑)見た目は履いてみると意外にクラシック感があります。個人的には色味も含めて大好きな雰囲気。そしてこの快適さ、しばらくフライウェイト一辺倒になってしまいそうです。

本日の道具