北海道は「イトウ釣り日記*」管理者の小笠原さんからイトウの便りが届きました。(
*現在はインスタの方が更新多いのかな?)氏は僕に
マクリーンネットを推進してくれた張本人です。氏が使ってくれているソルティスペイサイドは現在イトウ愛好家に向けて「ルイノスヒューチェンver」として製作しているブランクです。最近、このブランクの評価がイトウや鮭、シーバス、アカメからも上がっています。(アカメは記録級だったんですが、ご本人の希望で非公開。)
2020年春、ソルティの名に恥じぬ海でもこのロッドは活躍。ちょうど愛知県から遠征で居合わせたカスケットユーザーの
岡村さんが彼の写真を撮るという偶然。いや、小笠原さんは僕が行けないということで「手島コスプレ」で登場するという遊び心に、「これはもしや・・・」と岡村さんがすぐに反応。(笑)こうした二人のエピソードに僕は嬉しくなりました。
もちろん岡村さんもイトウをキャッチ。長らく作っていないヌーヴェルヴァーグ。販売サイクルが長いので、これも再販要望の多いルアーです。
そう、小笠原さんは若くて痩せています。(僕とはすぐに見分けがつきます)つづく・・・
ROD:SALTY SPEYSIDE SSP97ZHS(RUINOS HUCHEN .ver)
LURE:MONSTER PRODUCER MP145
秋のシーバスシーズンに向けてソルティスペイサイド宣伝用の動画を作っていましたが、受注分ですでに枠が埋まってしまいました。動画だけ見てくださいませ。
「イトウは川で」という拘りを持つ方も多いですが、僕は海も好きです。特にMP145の表層巻き(浮かせ間作り)でほぼトップで喰いついて来るのは面白いです。釣果はイトウのみならずアメマス、海サクラも相当な数が今年も釣れました。この釣り方は魚種問わず有効だと感じています。
写真は桑原様よりいただいたスペイサイドSPB88HSとサクラマス。「こういう写真が撮りたかった」的なシャッターを切るときの高揚も伝わってきます。
さて現在は7ft以上のブランクを2020年シーズンに向けて受注開始しています。受付中のブランク群は納品は11月以降となりますが、消費税8%での価格で9月30日まで受付を行います。10月以降の受付は増税後の金額とさせていただきます。
適用ブランク機種|トライアンフ|バルキーバック|スペイサイド|ソルティスペイサイド・ルイノスヒューチェン|
なお現在は受付をしていない5ft、6ftブランクの受付再開は増税後あるいは増税を見越した価格となりますので、ご容赦ください。
次の日、小笠原さんの友人でもある足立さんとも一緒に釣りをしました。琵琶湖の岸釣り記録バスとアカメ、イトウがメインターゲットで世界の怪魚も釣る氏は、ツララのテスターでもあり、後で「ジュラシック足立」と恐れられていることを知りました。が、僕の前では花粉症にノックダウン。鼻水タラタラ飛ばしながらも爽やかに笑う愉快なおじさん(コホン、お兄さん)でした。(足立さん、小笠原さん、テキトーなこと言ってスミマセン。いつか福岡のヒラマサ釣りに来てくださいね。)
これは先に紹介したジャックガウディで釣れたイトウです。二人は三日ぶりの風呂から帰って、さっぱりしてきたところでしたが、僕が目の前で釣れるといそいそとウエーダー履いて撮影を手伝ってくれました。とても記念になったイトウでした。(後日、海編につづく)
この時もネットはマクリーンで一人ランディング。とにかくネットインしやすかった。
マグネットリリーサーも紹介しました。
対イトウへの戦闘服姿の小笠原さん。至近距離戦のイトウ釣りでは片岡さんも迷彩服しか着ませんね。(訳あって彼は毎日そうだけど・・・)両氏にはアメリカで研究された水中から最も見えにくくなると言うシムスの
G3ウエーダー(RIVER CAMO)をオススメしておきました。
完売すると探す人が必至のウエーダーがこのRIVER CAMO G3です。
MP145がなかなか買えなくて入手できなかったという小笠原さんにMPの一通りの使い方を説明すると、「わかりました、ならば〇〇へ行きましょう!」そうハキハキと言うと車を走らせ、川の見えない原野からクマの出そうな林をマクリーンのネットを背負って入って行きました。
ほどなく「ここでどうかな?」そういってネットを伸ばしてランディング予定位置でスタンバイ。1投、2投、3投、、、、、20回以上経っても何も起こらない。「気配はあるのにな。」僕には何も感じませんでしたが「来るならここなんです。」そう言ってMPでゆっくりと誘いながら浮かせた瞬間。ウワンと水面が盛り上がって、人の頭ほどあるイトウがMPをかっさらいました。直後、バンッと音を立ててラインブレイク。
呆気にとられる僕の目の前には大きな波紋が残り、下流でポコンと写真のMPが浮きました。「35LBでは細すぎましたか、あいつは昨年友人が釣った115です。」たしかにそんな大きさでした。スッパリと切れたライン。すべてが計算済みだったような小笠原さんの、マジックのような一部始終でした。
その後、ポイントを変え、「イトウが来る気配」というのが何なのか、僕にも少しづつ分かりかけたところでこのイトウが水面を割ってMP145を食ってきました。ジャーク&ダイブ、ストップの瞬間、背後からゴポン!この1匹で僕にも以前からMPを使う片岡さんが教えてくれた「止めて喰わせる」釣り方が手の中に感覚として入りました。これまでバイトはあってもフックアップに持ち込めなかった謎も解けた気がします。しかし、しかしですよ。ここからまた10バラシ。頭で分かっていてもまだまだ技術と経験が不足しています。とりあえず、水面まで食って来るのはヒラマサと同じですが、捕食の仕方が違うことはわかりました。いずれ極めましょう。(つづく)
同じ頃、片岡さんは今年も順調にMP145でイトウ釣っていました。。。(さすが)
そしてやっぱりカモ柄・・・・(笑)