2021/02/23マクリーン入荷
ニュージランドからマクリーンが入荷しました。軽量で柔らか、そして堅牢なラバータイプのネットで取り揃えています。何度か言っていますが、渓流魚を楽しむ趣向や自己に課すレギュレーションは各自にあり、基本的に他者に強制するものではありません。っと前置きして、手編みネットの雰囲気の良さ、ラバーネットの保護性能、意見の分かれるこの二つの方向性の僕はどちらも評価します。そうしてラバーネットをネイティブフィールドでの実用的見解で考えるとマクリーンが最高だと思うのです。
特に大型の魚を掬うためのネットで、ラバーを選ぶなら軽量なことは重要です。そうしてマクリーンの影響で僕の中で、「ラバーネットならばアルミフレーム」というのが実用にも意匠的にも最高の組み合わせであり、「銘木グリップであるなら手編みネット」がまた最高位であると思っています。
【マクリーン・ラインナップ】今なら在庫豊富です。XLサイズのみ生産が遅れています。必ず入荷しますが、納品時期は未定となっています。多くの注文を頂いているのに申し訳ありません。本来取り寄せ品のキャンセルは受けていませんが、もうじきシーズンインですのでXLご注文の方に限り、サイズ変更、キャンセルにも応じます。








カスケットが唯一、推すラバーネットといえばニュージランドのマクリーン。今冬に発注していたネットの到着がコロナが遠因で遅れています。ニュージーランドは今でも感染者数が少なく、厳しい感染防止策を継続中。代表のスティーブも注文は来ているのに製作や発送がうまく機能せずに困っていました。ご注文の皆様にはお待たせします。申し分けありません。
どこ?
えっ?
そんな小笠原さんと、今年は運が良ければ上の写真のところへ行きたかったのですが、このコロナ禍でもちろん断念。ロシアからもお誘いがあったのですが、行き帰りのコロナ対策による隔離期間の合計が約1ヶ月も余分に過ごすと聞くと、とても行けません。(NZもまだこの状態らしい)
そんな中、秘かに準備を進めていたプロトロッド(4pcs)が完成。これはソルティスペイサイドの系譜を継ぎながら、世界のイトウ属を相手にしたいと初めから「Ruinos Huchen(Expedition)」ブランドで企画しています。このロッドはまだワンオフ的な製作で一般向けの販売はありません。このロッド、1本はロシアに旅立ち、もう一本は小笠原さんの元へ行きました。
これまで作った竿の中で最も豪華で高価な仕様にしましたが、もちろんお二人には実費購入いただいております。時々、カスケットのテスターになりたいとか、こんなの作ったらなどご意見いただきますが、うちにそんな余裕はありません。こうした案内は僕が釣果や釣り方の話を聞いて面白いと思った方やお世話になった方に時々提案することがある程度です。
そして、もう一人のイトウ常連の片岡様にはビッグベイト用のワンオフ・ブランクを試してもらっています。すでにメーターオーバーと巨鯉(ネットはマクリーンの3XL!)も捕獲。ジャパントラウトの最高位とも言っていい巨大魚イトウへの夢が膨らみます。
「Ruinos Huchen」ルイノとはアイヌ語で激しいという意味、Huchenはイトウ。宗谷で僕にイトウを教えてくれた川村さんが名付けた名前です。この名前を世界のイトウファンに広めたい。僕の目標です。