今週、個々にじっくりとご紹介させて頂いたSIMMSの新作「ヘッドウォーターシリーズ」のパックたち。実は中でも、バックパックとチェストパックはドッキングすることが出来る、完璧なシステムになっています。
バックパックは容量は素晴らしいが下ろさないと荷物にアクセスしにくい、チェストパックはアクセスが素晴らしいものの容量は無い、という両者のデメリット部分を補完し合う事ができます。個々の完成度の高さもさる事ながら、システムとしても素晴らしいです。
チェストパックのバックルは片手ワンタッチで開き、付け替えはとっても簡単。バックパック側には専用のループがありますのでそこへ掛けるだけです。
さらにチェストパックは、ドッキング使用時に前でブラブラしないよう、体に回して固定するベルトも完備。(単体で見た時に用途がわからなかったベルトの謎が解けました)
そしてバックパック。完全防水のロールトップ部分にはカメラなどの濡らしたく無いもの、また逆にウェーダーやブーツなど濡れ物、汚れ物を収納する事ができます。ちなみに画像はウェーダーとブーツを収納した状態。
この防水パック部分は独立した構造なのですが、見た目より結構な容量があります。今回、割と厚みのあるFSウェーダーのSKサイズ(旧JLサイズ相当)と、フライウェイトブーツのサイズ10を入れてみましたが無事収納できました。
素晴らしいのは、防水パック内側は汚れてもベロンとひっくり返して洗う事ができる点。他の部分を濡らす事なくココだけ洗えますので非常に便利。胃袋をひっくり返して洗うカエルのような機能(笑)。過去いろんなパックを見てきましたが、これだけ個性的な機能満載で釣りに特化した物は珍しい。僕も来季はこのパックをガンガン使っていく予定です。