2019/11/08夏渓スタイル
夏の渓流スタイルの代名詞とも言うべき、カスケットの「レッグゲーター」は宮崎の源流愛好家のstream senceなる集団から生まれました。この形を最初に作ったのはnuma氏で仲間との試行錯誤で完成したのです。初めはstream senceの名前を入れようと進言したのですが、日本中に広めるのにややこしくなるから名前は入れないで良いと言ってくれたのでした。numa氏は何度も「レッグゲーターは俺が作ったちゃが!」と僕に恩を着せようとしていましたが、本当は優しい人なんですね。
そんな彼から今年もベニィなヤマメの写真が送られてきました。ちょうどスタッグフェアを告知したので気を利かせたのでしょうね。(本当は優しい人なんですね。)
さて、この機に来年の夏渓スタイルの受注も開始します。特にオーダーサイズはこの時期(12月まで)しか受け付け致しません。他、ネオプレンソックスは使っていくと生地が痩せてきますので消耗品と考えてください。またオーバーソックス代わりのシムスのネオプレンソックスも早めに受注しないとシーズン最初にいつも切れています。オフの間に早め早めにご検討いただければ私たちも助かります。納品は2020年3月から順次開始予定です。








STAG、僕らはお揃いに弱い・・・。
【出品本数と受付日】
ベゼルグリップの販売は10月28日を予定していますが、スタッグモデルのランディングネットを今年もネットカラーが選べるフェアを開催予定です。
皆様へのトラウトオフの楽しみとして、鹿角の最上の形状を求めてTクラフトの土屋さんと夏頃から集めてもらっていました。
ご覧の通り、まだ網がついていない状態です。
フレームは内張にも模様のあるものを使用するなどの贅沢を極めた仕様をご用意しています。
サイズは最小の22cmから40cmくらいまでを幅広く30数本ご用意しています。レザーソングのカラーはネットサイズで変える予定です。
とりあえず、本日は予告まで。
ヤマギシトモヒロが作る、通称Y式スタッグのリールシート。構造における意匠登録済みでカスケットのボロンハンドルだけに採用されるリールシートの構造です。
このスタッグハンドルの難しい点は鹿角の模様を残しつつ、リールシートの形状に整えることです。削りすぎると白い部分が多くなってしまい、せっかく作っても製品にならないものが多数出てしまう。
こうなると人工的に模様を削って塗装するのも一つの手なのですが、カスケットではあえてそれをせずに、「Woodwords」刻印を押すことで模様を追加させることにしました。
希少木もスタッグもなかなかたくさん作ることは難しいですが、少しづつ進めております。魚の釣果も、希少品の購入に際しても、個人の運といいますか、縁を感じながら、一喜一憂も楽しみながらお付き合いいただける方が増えてくれることを切に願っています。