2022/03/12春来たる。ハッスル寅っど、本日発売。
今年のトラウトオフは忙しかった。目に見えないシステムの更新や倉庫作業で毎日クタクタになった。ヒラマサオンのはずが今年は行けなかったな。しかし3月からはフィールドでの仕事に切り替わる。新たな企画品のテストが待っているのだ。そうして開けてみれば渇水の九州渓。解禁一週間はどこも多いだろうし、さてどこへ行こうか思案しました。
【新たなるブランクACB(RB)554M】まず試したかったのはRB551MSを第三世代構想に導くブランク、「ACB(RB)554M」です。RB551MSは非常にファンの多いブランクで、古くからのユーザー様に人気のある竿です。多くの方がこのブランクに類い稀な遠投性能とフッキングに信頼と満足を得ているはずです。
さて、渇水の源頭域はひどい有様だった。車で少し下流の幅の開けた流れに、良い具合な深場と浅場を繰り返す場所を見付けました。初釣り、初竿、少しづつキャストに慣れてきた頃、やはり居ないかなと思いながらキャストした大渕でこの泣き尺なヤマメがミノーをひったくりました。
【ヒットルアーはハッスルトラッド】今年初の魚がこれで、正直言うとやりとりの余裕なく足許に寄せてしまった。元型ブランクのRB551Mも時には強引に決めれる竿ですから、これはこれで設計通り。今後このブランクやガイドのバランス、強度など、もう少し確かめて参ります。ヒットルアーは本日発売のハッスルトラッド。Tセッティングこと、フロントリングのみ、極細のダブルアシスト仕様です。これでバレたらそもそもバレる魚だったのだと諦めもつくのです。惜しいのは出来たばかりの寅を持っていくのを忘れてしまった。。。ま、皆様にたくさん販売せねばなりませんからね!
【ハッスル寅っどは本日発売】と言うわけで、本日19時にスタートです。貴重なパールカラーの寅をぜひお見逃しなく。








カスケットは本日までの営業で12月30日〜1月3日までお休みを頂戴します。新春企画として上写真のスタッグ(ベゼルグリップ、ランディングネット、マグネットリリーサー)の三種セットを1セットだけ発売いたします。(優先Cマイルが必要となります。必要なCマイル数は当日発表いたします。)
またハッスルトラッドも上記の2色を販売します。ハッスルトラッドは優先Cマイルはなしで販売します。これまでに使ったことがなかった方もこの機会にお試しいただけると嬉しいですね。
木の化石と言われる神代の埋もれ木に、中生代、白亜紀のアンモナイト(もちろん本物)をインレイしたコンクルージョンが今回の販売で登場です。
どちらも土中で奇跡的な化学変化作用によって作り上げられた自然の芸術と言えます。
裏面にはいつもの「Conclusion」刻印があり、もう一面にアンモナイトインレイと「Woodwords」刻印が入ります。二面使いができる贅沢なコンクルージョン。この小さなアンモナイトを真半分にカットするのには相当な技術を要します。
この後19:00よりランディングネット「STAG MODEL」の販売を開始いたします。いずれも凄まじい迫力の逸品揃いです。是非ご検討くださいませ。
■18:45より商品ページ公開
■19:00より一般販売 Cマイル不要(優先販売時間はありません)
本日販売予定の「STAG MODEL」。ランディングネット界の巨匠、T-Craft土屋氏秘蔵の極上フレーム材を用いた数々は圧巻です。そして、一瞬で消え入る自然界の淡色を切り抜いたようなネット。その独創的で美しい色彩はまるで印象派の絵画です。いずれもランディングネットの最高峰と呼ぶにふさわしい逸品が入荷しています。
こちらはフレーム両面に「マハラジャチーク」なる樹種を使用した一本。この名を耳にしてニヤリとしたあなたは相当な銘木中毒に陥っています。(笑)ちなみに調べてみると昭和初期にたった2度しか国内に入荷せず、その後輸入が途絶えてしまったと言われる幻のチークなんだとか。朽ちかけているかのような絶妙な質感と、ムラ感のある渋い色合い。もしかすると二度はお目にかかれない古材なのかもしれません・・・ゴクリ。銘木マニアな方に送る超希少フレームのスタッグネットです。
お次はフレーム両面に「ハワイアンコア・カーリー」を使用した一本。ハワイ諸島だけに分布生育する固有種で、現在は伐採や輸出に制限が掛けられている希少なウッド種です。
この強烈なコントラスト、縮緬模様のピッチをご覧ください。晴天の屋外で見ればギラギラに輝く極上のコアを惜しみなく使用しています。キングオブカーリー(と勝手に呼んでます)が見せる深い輝きに酔いしれてくださいませ。
続いてはフレーム両面に「黒檀」を使用した二本。どちらも30cm内径です。
「唐木三大銘木」「森のブラックダイヤ」「皇帝のみが使用を許されていたウッド」など様々な異名を持ち、いつの時代も人々の心を掴んで離さないのがこの樹種です。
何と言ってもこの重厚感。水に沈むとも称されるその密度は表面にも表れており、鈍く黒光りする様子からは、この樹種がいかに硬質であるかが伝わってきます。深い黒茶の中に浮かぶ赤茶には実に品があり、鹿角と組み合わせることで圧倒的な存在感を醸し出しています。
そして注目して頂きたいのがフレームの中間材。実はこの部分の美しさがネット全体の印象を左右するといっても過言ではありません。今回いずれも「栃縮み杢」の超極上グレードを使用した非常に贅沢な仕様で入荷。恐ろしいほどに細かく、そして密集した縮緬模様。全てを最上の素材のみで構成したランディングネット「STAG MODEL」。19:00からの販売をご期待くださいませ。