2018/03/23斉藤様投稿マークスパイダーMSB51初出し
先にお知らせした新型レボリューション RB51MLSの発売準備が順調に進行しています。受付はもう少しお待ちください。
さて、このロッドのマンドレルを作った段階で、僕にあるひらめきが生まれました。それは1&ハーフという1ピースに近い自由度の高いブランクでベイトキャスティングロッドの試作を作ってみることです。小渓流のベイトキャスティングの楽しさの一つはフリップキャストを駆使した高度なキャストです。これ、決まるととても楽しい。現行のマークスパイダーMSB55MTは本流もやれるロッドでしたから、小渓流のフリップキャスト用を作ってみたくなったのです。
テーパーデザインを入念に、感覚の印象を詳細に伝えて、カーボンの職人が最適な設計を施します。そうして3回目の試作ができた時、とても良いものができたように感じました。早速、近くにいる赤間さんにも2500Cで投げてもらい、良い感触を得て、さらにフリップキャストが超がつくほど得意なお客様(Enjoy Fishing Channel様)にも試投をお願いしました。
さてここからは僕の長々とした文章よりもEnjoy Fishing Channelさんが作ってくださった動画をご覧ください。こんなに素晴らしい動画を作ってくださって、ありがたいです、頭が下がります。この場を借りまして御礼申し上げるとともに、こりゃ、僕の出番なしですね。(苦笑)
MSB51MLT(1&half・試作の話)つづく







昨年の湖ネタさらに。早川様はこの時期、湖への釣行をメインとされるお一人です。今年もすでに投稿が届いております。早川さん、遅れていてすみません。早川さんはスーパーディスティニィでジャックガウディやミノー、バイブレーションなどローテンションしながら昨年もランドロックのサツキマスやイワナを数多くキャッチしています。
カスケットには同じような7フィート2インチでレボリューションRB72MHSと、トライアンフTRB72MHSもラインナップしています。
RB72MHSとSDB74MHSはガイドコンセプトとボロンハンドルのエンドを延長した違いでブランク自体はほぼ同じものです。基本ベースはファーストテーパーのレボリューション設計のブランクであり、SDB74MHSはレイクショアジギング用、つまり長時間しゃくりやすいよう小口径ガイド設定にしてあります。
続いてトライアンフTRB72MHSはティップも感度が良く、シャッキリした軽さのブランクながら掛けたら全体に曲がるスローテーパー。いなして獲りたい向きの方にはオススメです。ベイトキャスティングに向いているブランクはトライアンフ・TRB72MHSです。

さすがは3月後半。どこも足跡だらけでお手上げになったので、本流の攻めにくそうな大淵でジャックガウディしたらドスン、ギンギンが底からギラギラとやってきました。このロッドはRevolution RB55MSですが、今一度、新作のRB51MLSと定番のRB55MSの使い分けの明確さを体験したような一匹でした。
「おお友よ、ここにいたのね!」
ボロンハンドルのウッドはスネークウッド、コンクルージョンはツヤ瘤であります。ジャックガウディはオリジナルの16gのDSです。


昨年、投稿いただいておきながらご紹介できていないスバラシイ投稿がまだいくつかあります。
その内のお一人、星野憲二さまの本流ヤマメのご投稿です。STREAM26を大きくはみ出す見事な魚体です。
星野様、この時期になって申しわけありません。今年も投稿を楽しみにお待ちしています。