2021/03/04コンクルージョンご紹介
3月06日販売のコンクルージョンよりビッグトラウト(内径40cm)の「パープルハート」をご紹介します。世界で唯一、天然で紫を発色するウッドと言われるこの銘木。初めて見たときは、この世にこんなにも鮮やかなウッドが存在するのかと本当に驚きました。また製材したては茶褐色なのに、空気に触れることで一晩にしてこの色を発するっていうのですから摩訶不思議。さらに経年で深い深いブラウンへと変化していきますから、実に通好みなウッドと言えます。
まずは何よりこのインパクト、発色の美しさに酔いしれてくださいませ。そして、たくさんの傷と思い出が刻み込まれた頃には、購入時とは違う表情で、一層楽しませてくれることと思います。
今回ご注目いただきたいポイントがもう一つ、フレームに使われた「ゼブラウッド」です。その名の通り、不規則に入り乱れる縞模様が特徴のアフリカ熱帯雨林に生息する銘木。極彩色を纏うパープルハートの個性を暴れさせず、一つにまとめ上げているのはまさしくこの重厚かつ個性的なフレームのなせる技。
そして中間材にまた「パープルハート」を用いているのが美しい!!ネットカラーとも相まって紫の三重奏。こんなにも写真に映えるランディングネットもそうそうあるものではありません。どうせ持つならみんなが持っていない超個性的な一本を!という銘木マニアの方に持ってこいな一本です。







3月06日(土曜日)21時より、コンクルージョンの販売会を行わせて頂く予定です。
本日はラインナップの中から「ビッグトラウトカーブ(内径40cm)・神代欅」をご紹介します。通常の欅には見られない、この拭き漆を纏っているかのような豊潤な色合いは千年以上の歳月を掛けて大地が染め上げた自然の芸術。
暗い褐色の中に金粉が混ざるような濃淡。華やかさとは対極にある侘び寂びの世界がこの一本の中に広がっているのです。
太く、波打つような導管が見せる表情もまた非常に豊か。何かを語りかけてくるように静かに主張しています。
フレームの両面は唐木三大銘木に数えられる「鉄刀木:タガヤサン」を用いた黒縁仕様、中間材の側面にはカーリーメイプル。
縮み杢が見せる明暗が、黒縁と暗色の神代欅を見事にまとめ上げ、一層引き締まった表情に。素材同士が互いに引き立て合う、実に味わい深い一本です。
釣り人は黙って、背中で語る。
ロッドも、ルアーも、ラインも、ネットも、そして撮影機材も
結果は準備した人間にだけ訪れる。
さあ、春になれば人も魚も動き出せることを祈って、コンクルージョン・モンスター、サクラカーブの販売を開始します。
過去写真から、川のサクラマスを釣った日が遠い昔のようです。。。。。
気分良く僕が釣り上げた後、竹内さんが1km以上離れた場所から「サクラマス掛かったけど、取り込み手伝って〜」と僕は走ってランディングに駆けつけさせられ、コンクルージョン!僕よりもふた回りはデカイサイズで、心と足がガクガク震えた思い出のサクラマスです。