2025/08/18McGregor・マクレガーとFreddy Fats・フレディファッツ
クリアウッド野木さんと作るファルコン。今年はフラットサイドモデルを作り上げようと目標を掲げていました。さあ!と意気込んでいた今春、思いがけず僕の癌が判明し、解禁した渓流で僕自身がしっかりと動かすことができずにいました。悶々と格闘する病室で新たなミノーの名前は「McGregor・マクレガー」と決めました。そうして先に発売のフラットファッツ(FF)の名前がしっくりと来なくなって・・・・(苦笑)この際こちらを「Freddy Fats・フレディファッツ」(表記は今まで通りFF)と改名します。由来はどちらも顔の印象です。あとはご想像に任せます。
ミノーは色々と作ります。正直に言うと一種類のミノーを一つの渓流で使い倒すことも可能です。テストの時はそれだけを使って、そのミノーの利点や弱点を絞り込みながら、「ここは弱点だよね」と分かっててもトウイッチのタイミングやロッドワークで使い続けることもできます。色々作る理由は当然、場所ごとの使い分けがありながら、ミノー自体のレスポンスを引き出すドライブ感、操る楽しみもあります。コースに合わせた的確なチョイス、少々じゃじゃ馬なミノーをロッドワークを駆使して出せた魚がドン!と乗ってくれればどちらも最高なのです。
【ファルコン渓流モデルの使い分け参考】*これまでのFLC50を初期作の敬意を込めてORIGINALと改名します。
・オリジナル(FLC)50S:アップ用・スライドトウイッチングモデル(オフセットアイ)
・オリジナル(FLC)50SHS:アップ〜ダウン用・スライドトウイッチングモデル(オフセットアイ)
・マクレガー50S:アップ〜ダウン用・ヒラ打ちローリングモデル(ノーマルアイ)
・フレディ(ファッツ50S):アップ用・派手目のウォブンロールモデル(ノーマルアイ)








コンクルージョンdish23は、このあと18時より販売開始予定です。
可憐な渓流魚たちを美しくフレーミングする為だけに最適化した形状と寸法。実は全体の厚みにおいてもstream23よりさらに薄く繊細なラインを持っています。
まさに渓流魚のアベレージサイズを縁取るに最高のサイズ感なのです。販売開始まで今しばらくお待ち下さいませ。
小さな渓魚は自分を許してくれた、一瞬の間、幸せにしてくれた魚なのだ。そいつを少し欲張りに自己満足を高めようではないか。それがコンクルージョンdish23。正直に言おう、このネットで尺サイズが来たら、えらく苦労する、ランディング失敗もある。だから腰にはコンパクションネットを僕は下げる。なんとも欲張りな釣り師だなと自分で思いながら。
色鮮やかで可憐な渓魚たちを美しく演出するためのナローフレーム。コンクルージョンDish23のコンパクトさと軽量感は夏の源流釣行でも大いに武器になります。
DISH23で魚を大きく見せようなんて下心を見透かされたように、小さい魚ばかり相手をしてくれます・・・。
濃く落ちた草の陰、力強い陽射しを反射する水、クッキリとしたパーマークの山女魚。夏の訪れを感じさせる、絵画的な描写の一枚は、中村孝様より頂いたご投稿。写真の素敵さに魚の大きさは全く関係がないのだと、改めて感じる美しいショットです。
ご謙遜されてますが、良型もしっかりキャッチ!このサイズともなれば、さぞスリリングなランディングだった事と想像します(笑)。あえて難易度を上げるというのは趣味を面白くするための大切な要素。魚を美しくフレーミングし、写真に残すことを優先したこの「dish23」はまさに、趣味性を極めるランディングネットなのです。