2024/04/26それぞれの春マサ・チャレンジ・手島
今年の僕はラフライドの爆発を横目にカーペンターの小西さんからお預かりしたイプシロン改造型を試していた。イプシロンはカーペンタープラグの初期頃から開発された名品。以前からも特殊な条件で効果を発揮していたが、今年の春マサに当てはまりそうだとクルーズ赤間さんと話していたのです。
すると小西さんが特急でさらに使いやすく狙いのアクションが出やすいイプシロン改造型を作ってくれた。結果は素晴らしいものでしたが、僕のフッキング、ファイトミスがあり、20kg後半はありそうなヒラマサを、なんと2回も、2回もですよ。(泣)残り10mでフックが伸びてキャッチに至らなかった。いつもなら横になって1分で眠りにつく僕が5分もかかるほど悔しい思いをした。
(寝たんかい!)
ほかにも10kgオーバーらしき魚が3回乗るもファイト中に外れる。やはり#1の小型フックで顎の大きなヒラマサをフッキング、キャッチするのは難しい。諦めきれず、バラした直後、ベリーを#1/0に交換してなんとか獲った13.6kg。それでも逃がした魚は・・・と言いそうになるのをなんとか堪えるのに必死だった。
結果、イプシロン改造型で10kgオーバーを2本、ストライクイーグルSE30などを駆使して合計で10匹ほどキャッチしたが、バラした魚がずっと頭の中を泳いでいる。
今年はBF30が効きにくかったように思う。イプシロン改造型は合計3つ作られ、今回のものよりさらなる進化盤を小西さんが目指すようです。釣りは考えることが山ほどある。赤間さんの春の小型プラグを駆使するヒラマサ釣りはテクニカル。
タックルが細いだけに超大物に分があります。経験を積めば積むほどに、課題が見つかる。
今年は少し違う状況のおかげで小西さんとイプシロンの改良型に向けた話がでた。僕の拙い経験が微力ながらカーペンターや皆様のヒラマサ釣りに貢献できれば幸いです。つづく








春マサチャレンジ、もう一人は南木くん。これまで20kg超えの春マサを何度も掛けてはいたけど、不良品の針が折れたり、伸びたり、外れたりと「春マサは嫌いだー!」と言っていた。しかし今春は違った。投げてはドカーンとキャッチ。(ラフライド・赤間チューン)。
しゃくろうかなと言って、KLLサンダーストラックを落とすと20kg近いヒラマサもキャッチ!
もう神がかった南木くん、。2年前に手術するほど痛めた肩はまだ痛そうだったが、満出するアドレナリンが痛みを消しているようでした。
これで春マサが好きになったに違いない。
堤さんは最後の流しで超特大のバイトがあった。僕は隣で、かなりデカいと見た。2回起こった大きな波紋からフッキングに持ち込んだが、船に向かってくるオオマサに間に合わず無念のフックアウト。どうやったらよかった?そう聞く堤さんに僕は何のアドバイスもできませんでした。20kgオーバーは間違いないサイズ、本当に残念だったけど、出るアクションはできていた、夏にリベンジだ。
湯浅さん、目を瞑って。。。。そう、彼も納得いっていない一人。この直前に遥かにでかいヒラマサが何度も飛び出してきましたがフックアップならず。。。。あれもデカかった。湯浅さんも夏マサでリベンジですな。
北海道からも恒例行事として春マサにチャレンジしてくれるメンバーがいる。元〇〇クラフトの遠藤さん。昨年は惜しくも10kgオーバーを取り逃がしたが、今年ついにキャッチしたのは、なんと夢の20kgオーバー。大出世である、おめでとう!これもラフライド140(赤間チューン)。プラグを、自分を信じて投げれば釣れる。と思っていたらしい。
北海道組のまとめ役、中川和信さんは今も、見事に10kgオーバーキャッチ。これで彼は3回連続の10kgオーバーをキャッチの快挙。とても満足していましたが遠藤さんのおかげで20kg超え狙いのスイッチが入ってしまった。さらに「博多通ひ」が増えそうだ。
カナタを優しくサポートする
ヤマギシさんもグラッフィックTeeシャツ!
映えある20kgオーバーをキャッチしたのはテツヤこと、中村哲也。
靴もウーフォスのウーキャンドゥという完璧な推しコーデ。
ラフライド、BF30を駆使して、21kgに18kgほか数匹を捕獲。とにかくプラグ選択が冴え、出てくるヒラマサが大きかった。
この日以外にも10kgオーバーを数本追加したらしい。今年の彼の春攻略は狙って獲ったと言えるだろう。
便乗宣伝もしておこう。「ウーフォスのウーキャンドゥ」は土踏まず再形成、足をリカバリーしながらオフショアゲームも楽しめる素晴らしいサンダルだ。安全的にも全面を覆いながらスリット構造で蒸れない、丸洗いできる、オフショアはもちろん、普段使いにも快適。夏の完売前にぜひ!
春の風物詩は数多あれど、我らが博多といえばヒラマサなのだ。この春も赤間さんのクルーズでたくさんのヒラマサファンを迎えてきました。
毎年一回、これが3年目のチャレンジ。これまでの2年はなかなか届かぬヒラマサに悔しい思いをしてきた。
珍しく桜の花と葉が同時に咲いた今年の玄界灘だった。。
鳥が多い。そこに良型のヒラマサが数本釣れて、北から風が強くなって来た。海面が風潮で波打ち出した頃、突如としてオオマサの猛烈なバイトがかなたのラフライドを襲撃した。
父の影響で釣りが大好きな彼だが自分史上、間違いなく経験のない引きだ。
小さな体で筋力も体重のないカナタは咄嗟に船の手擦りを利用して耐える。このあたりの釣りセンスが抜群だ。しかしまたしてもやられるのか?そう思ってしまうほど強い引きが続く。
動画も撮っていたのでランディング瞬間の写真はないが、ネットイン。ルアーは当日買ってくれたダイワ・ラフライド140が小さく見える。
PE4号、80lbリーダー。小型プラグを駆使して獲る、クルーズの赤間さんが得意とする春マサの真骨頂が結実した。
父も負けずに良型ヒラマサを釣る。