8月17日のブランク予約会はトラディションも同時に行います。受付の時間割を決定しました。
動画は写真を撮影中に逃走される様子が映っていました。。。。数枚は撮れていてよかった・・・(笑)
【8月17日ブランク予約会】
受付機種:MSB483MLT、TR514LS、 TR514LT の三機種*消費Cマイルは1500Cマイル
(1)20,000cマイル以上保有の方の優先時間:AM6:00~6:15
余計な混雑を避けるため、早朝としました。マイル保有の皆様、出勤前によろしくお願いします。
(2)一般受付時間:PM19:00~
上記(1)の優先時間で完売した場合は(2)での販売はございません。*(1)は(2)に残るよう、15分間だけの短い時間で設定しています。

2023年度製作予定のブランクの受注会を8月17日に行います。
受付はマークスパイダーMSB483MLT、トラディションTR514LS、TR514LTの3機種です。数字三桁の表記はカスケット独自のもので、ft、inch、pieceを表しています。
今回はCマイル保有数による優先時間を設けます。詳しい条件や時間割は後ほどお知らせしますので、よろしければこのブログのチェックを引き続きお願いいたします。

本日19時よりアルセドクライマーACB514ML(2023年10月納品予定)の予約会を開きます。今回は優先受付のCマイル設定はありませんが、予約に際して1500Cマイルが必要となります。どうかよろしくお願いします。本日は使い勝手(ニュアンス)のご説明を補足します。

仕舞寸法38cm、メタリックブルーとブライトコパースレッドが光るこの美しいブランク、ACB514ML(ミディアムライト)は僕自身、「アルセドクライマー・ブランド」の中心的存在と位置付けています。使える区分を源流、渓流、中流と分類した場合、まさにどこでも使える幅の広さを備えています。開発のスタートはスピニング仕様での使いやすさを求めて作られましたが、トリガー仕様で使うとやや張り感を増して、比較的重量のあるルアーでも使いやすいのが特徴です。

同じML表記でもマークスパイダー、レボリューションもありますが、それぞれ硬さや調子が異なります。マークスパイダーのMSB483MLTはトリガー仕様を念頭に作られたミディアムライトでACB514MLよりもさらにティップからミッドが曲げやすく、キャスト時に必要なベンド部分をしならせやすく作っています。

余談にはなりますが、レボリューションの1&ハーフはさらに全くの別物でスピニングでの小負荷でのキャストで十分にティップ領域を使いやすく、ミッドからバットがフッキングのためのパワーを備えた1&ハーフならではの思い切った設計になっています。つまり簡単に言いますと、ACBがレギュラー、MSBがレギュラースロー、RBがファーストというテーパーの基本設計です。(524、554は、また少し違いますが、概ねの解釈としてください。)

さらに、TR514Lもありますが、これはパワークラスが異なり、また別設計です。本日はACB514MLの受付ですが、8月にはマークスパイダーMSB483MLT、トラディションTR514L(S&T)も受付を予定しております。

さて、カスケットのブランクとボロンハンドル、ベゼルグリップの関係をカメラのレンズとボディに例えてきましたが、それはまさにレンズ沼ならぬカスケット沼であり、楽しみ方に幅を持たせています。どうか少しづつでも揃えていただくと、手島が何をどう考えてこれらのブランクを作ったのかが見えてきて、より渓流の深みにはまっていくと思います。
19時までにご検討いただきますと幸いです。

狭小な渓流域で30cmを超える大型トラウトを狙う諸氏、お待たせしました。61mmのボリュームを活かした絶妙フォール速度のBALSATRAD61S。本日19時より発売を開始。販売はトップページよりご覧ください。

当面の間、ベゼルフェルールを接着したブランクを作らずに、カスケットブランクに関しては5ftボロンハンドルをベースとしてこのベゼルアダプタ*によりどちらも使えるメリットを優先してまいります。したがってベゼルフェルールは自作や他社製のブランクを使えるフェルールとしてご使用ください。*5ftブランクにしか対応致しません。

本日はベゼルアダプタのご説明です。

最初期のベゼルのウッドリングは上下にOリングを挿入する方式でしたが現在は下から1個だけで止める方式に変わっています。

フロントキャップはネジ部分に粘度の高いグリスがあることでしっかりと止まります。濡れたりしてオイルが抜けてきた場合は、さらさらでないグリスを注油してください。内部にあるジュラコンが減ってきた場合はパーツでの販売もあります。

ベゼルアダプタはカスケットの5ftボロンハンドルと同じ差し込み口で作ってあります。5ftタイプならスレッド色は関係なく全てのブランクの使用が可能です。以前にも触れましたが、フロントキャップのカーブラインは親指を添わせ、しっかり押し込んでキャストできる形状からデザインされています。機能美があるからこそ、ベゼルグリップは美しいのだと思っています。

締め込んだ時に最後まで閉まることはありません。逆に閉まりきってしまうとガタつきがでます。ここは隙間がある方が正解です。