2022/03/23樹種のコーディネートを楽しむ。
グリップ材ばかりが注目されがちなランディングネットですが、コンクルージョンはフレーム材への拘りと遊び心も忘れていません。こちらは「黒柿」の持ち手に「桜」と「栃縮み杢・極上」という日本が誇る杢を組み合わせた一本。
ボロンハンドルは日本の固有種「山桜」。よくよく見れば、リールシートとネットフレームでコーディネートした粋なセットの出来上がりです。バッチリ同種で揃えるもよし、あえて全く別樹種を組み合わせるもよし。販売は明日3月24日のお昼12時30分からです、どうぞご期待くださいませ。(商品ページ閲覧は12時から開始)







3月24日販売のボロンハンドル&コンクルージョンより「花梨杢/紅」をご紹介します。東南アジアを中心に自生するマメ科シタン属の広葉樹で銘木界の花形的存在。釣具に使われる花梨と言えばとにかく「瘤」が有名。しかして「杢」を見落とすのは勿体無い。瘤のような派手さは無くとも、囁くように静かな表情の変化、深い色合いは時に「瘤材」を凌ぐほどに美しい。「通」な人に杢好きが多いのも納得なのです。
来たる3月24日、5ft用ボロンハンドルと共に、オリジナルランディングネット「コンクルージョン」の販売も行います。今回のサイズはSTREAM23(23cm内径)。フレーム材にも遊びを効かせた珠玉のコレクション。ご期待ください。
本日は、3月24日販売の5ft用ボロンハンドルの中から、千年以上地中に埋まっていた杢「神代」の2種をご紹介します。
1本目は「神代欅(ケヤキ)」。強靭で狂いが少ないうえ耐朽性にも優れ、漆器や和箪笥、和太鼓、お寺の建築材など、まさに日本を象徴する物には必ずと言って良いほど使用される国内有数の素材。通常のケヤキはキツネ色とも言える橙色ですが、こちらは千年以上ものあいだ地中の成分で染め上げられることにより、えも言われぬ濃淡を纏った暗褐色へと変化しています。少し乾燥してくると色味がやや明るくなり、杢模様が浮かび上がってくる変化も銘木好きにはたまりません。
2本目は「神代楡(ニレ)」。野生では谷地や川辺など湿潤な場所に自生し、その昔ヨーロッパでは水道管に使われていたというほど、水との相性が良い樹種。実は1本目にご紹介したケヤキとは同科で似た特徴を持っているとも言われますが、地中での染まり方は全く異なるのが面白いところ。通常杢は薄橙色をしていますが、こちらは複雑な緑灰色の濃淡と縮み模様が現れており、杢の持つ面白さを存分に味わえる一本です。
ボロンを内包し、希少銘木とジュラルミン金具、良質なコルクで包んだハンドル。使い込まれ、大切に引き継がれてきたアンバサダー。
美しい渓流魚たちの傍に添えるのなら、道具もそれに恥じぬよう美しいものであってほしいと、いつもそう思います。
カスケットの情熱が詰まったボロンハンドル&トラウトロッドブランクなら、思い出も写真もきっと、特別なものになるはずです。本日、5ft用ボロンハンドル・トリガーモデルが入荷いたしました。現在公開の準備を進めており、2022年3月24日(木曜日)に販売を開始する予定です。ご期待下さい。
【3月24日(木曜日)】販売会・詳細
(0):【12:00〜12:30】商品ページ閲覧のみ可能
(1):【12:30〜12:40】会員向け優先販売 5000〜12000Cマイル必要
(2):【12:40〜12:50】会員向け優先販売 3500〜10000Cマイル必要
(3):【12:50〜】一般販売 Cマイル不要
※優先販売時間内(12:30〜12:50)にボロンハンドルを購入する場合には、「Cマイル」が必要となります。