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2020/12/07コンクルージョン紹介3

スタッフ コーヘイ

本日販売のコンクルージョンより26cm内径「花梨瘤/橙白」をご紹介します。数ある銘木の中でもひときわ華やかで人気の高い”花梨瘤”。鮮やかな杢肌、高い繊維密度からくる光沢と重厚感は素晴らしく、多くの銘木ファンの心を掴んで離しません。こちらは中でも2色を有する希少な部位を使用。壮絶なる樹の運命を刻み込んだ美しい一本です。 2本目は「INPブラック・キルテッド」。INP(インプレスウッド)とは、カスケットが皆様に提供する特殊な染色オイルフィニッシュウッドです。それは杢に樹脂浸透させて防水化する通常の行程に加え、 加色したオイルを混ぜ、真空状態で樹脂浸透をさせた銘木のことを言います。 キルテッド(玉杢)と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有する杢に特殊なインプレス技術が組み合わせられることにより、このような印象的な銘木を生み出しています。

本日のコンクルージョン販売は19時以降(19時という意味ではありません)に公開する予定です。

2020/12/05コンクルージョン紹介2

スタッフ コーヘイ

本日も、12月07日販売のコンクルージョンより一部をご紹介したいと思います。1本目は23cm内径の「アカシア瘤」。その成長の早さと生命力から、古代イスラエルでは「聖木シッタ」、古代エジプトでは「母神ネイトの住みか」、バベルの塔で有名な古代バビロニア帝国では「生命力の象徴イシュタルの神木」など、様々な都市で「神の木」として崇められたウッド。アカシアという名前は、ギリシャ語の akis (矢じりや釣針のカエシの意) に由来するといわれ,アカシアのとげを意味したものと言われています。その瘤模様の緻密さ、繊細さは数ある瘤材の中でも随一です。 2本目は26cm内径の「黒柿孔雀杢」。特有の「墨流し」を纏う黒柿の中でもさらに、数十万本に一本とも言われる確率でしか出現しない孔雀の羽模様を纏った柿の杢。その希少性と美しさから、黒柿の中でも最高峰とされる銘木です。地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものと言われる模様はまさに自然が生んだ芸術。黒柿が見せる墨絵のような表情と凛とした佇まいは、瘤材とはまた違う静かな美しさ。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木です。

2020/12/04コンクルージョン紹介

スタッフ コーヘイ

12月07日販売のコンクルージョンから、一部をご紹介します。1本目は「ポプラ瘤/青白」。非常に生命力の強い樹として知られるポプラは、古代ギリシャ神話において「勝利」を象徴する樹であったと言われます。素杢は非常におとなしい表情ですが、瘤材となると表情は一変。荒れ狂う様に全体に現れる模様は躍動的で生命感に満ち溢れています。こちらは中でも2色が入り混じる希少部位「青白」。個性的で杢の面白さを存分に味わえる一本です。 2本目は「キルテッドブビンガ・ツートーン」。アフリカ現地では「神が宿る木」と信じ崇められている銘木。かの有名な画家グスタフ・クリムトの名画「生命の木」のモデルとなった木とも言われ、芸術家たちの心も虜にしてたようです。 装飾性の高さと、耐久性から楽器材としても重宝され、年々材が枯渇、現在はワシントン条約によって取引が制限されているとの話もあります。こちらはブビンガの中でも「キルテッド=玉杢」と呼ばれる、大きく波打つような模様や玉状の紋を有するブビンガで、さらに模様による濃淡が強く現れた2トーンと呼ばれる部位を使用した一本です。

2020/12/03コンクルージョン販売予告

スタッフ コーヘイ

オフシーズンは道具集め!という事で、12月07日(月曜日)にコンクルージョンの販売を予定しています。サイズは23cm、26cm内径の渓流モデル2種類です。今回も優先販売時間は設けておりませんので、販売開始よりどなたでもご購入いただけます。ご期待ください。

画像の樹種はストリーム23(23cm内径)の「ブラックマイカ」。ブラック(黒)・マイカ(雲母)の名の通り、複雑な鉱石色を纏う特殊な樹脂含浸杢。色合いや染まり方などはウッドの個体性質による所が多く、天然だけでも、人の手だけでも造り出す事は出来ないウッドです。人の手を入れる事で、より浮き立つ個性こそ、このブラックマイカの魅力なのだと思います。

なお樹種や価格、販売時刻について、販売前のお問い合わせはご遠慮くださいませ。

2020/11/25ボロンハンドルご紹介

スタッフ コーヘイ

昨日に引き続き、本日19:00より販売するボロンハンドルの中から、一部をご紹介いたします。 1本目は「魚梁瀬杉」。豊臣秀吉が京都の大仏殿建築の際に藩主から献上された事でも有名な、歴史ある日本の銘木。その名は、高知県の魚梁瀬村(現在の馬路村)で、川漁に使う網の「梁:はり」にこの天然杉を使った事が由来とされており、「釣具」としてこれ以上ないほどのストーリーがあります。燃え上がるような独特の模様は目にも鮮やかで、写真にも美しく映える一本です。 2本目は「エレファントアップル瘤」。カスケット以外では杢材として使用しているのを聞いたことが無いほど流通量が少ない、インドやスリランカなど熱帯アジア原産の銘木。別名ウッドアップルとも呼ばれますが、実はミカンの原種という面白い樹種です。瘤模様の間に縮み杢のような黄金の輝きを持つ非常に美しい希少な銘木です。 3本目は「ハカランダ」。現在全ての品種でワシントン条約による取引制限が掛けられているローズウッドの中でも、いち早く枯渇し、輸入禁止なったローズウッドの最高峰がこの樹種「ハカランダ」です。ブラジリアン・ローズウッドとも言われ、特にギタリストの間では神格化されている希少材。現在では最も入手困難なローズウッドです。 最後は「ホンジュラスローズウッド/小豆杢」。ブラジリアンローズウッドが輸入禁止になった後、勝るとも劣らない美しさと音響特性を合わせ持つことから楽器業界でニューハカランダと呼ばれ珍重された、南米ベリーズ原産のローズウッドです。現在はこちらも輸入禁止となっており、入手は非常に困難な希少材。中でも、全体に大小の連なる粒模様を有した非常に珍しい「小豆杢」と呼ばれる部位となります。複雑怪奇な杢目は、銘木通をも唸らせる一本です。