2018/08/06コンクルージョン紹介 ブラックマイカ
本日は明日販売予定のコンクルージョンST30(内径30cm)、ST26(内径26cm)、ST23(内径23cm)より、「ブラックマイカ」をご紹介します。
ブラック(黒)・マイカ(雲母)の名の通り鉱石を連想させる特殊な染色オイルフィニッシュウッド。それは瘤材に樹脂浸透させて防水化する通常の行程に加え、 加色したオイルを混ぜ、真空状態で樹脂浸透。さらに色がまだら模様に染まる特殊な職人技を介する事で初めて生まれます。
色合いや染まり方などもウッドの個体性質による所が多く、天然だけでも、人の手だけでも造り出す事は出来ないウッドなのです。クッキリと模様が現れる物、混ざり合うように発色する物。人の手を入れる事で、より浮き立つウッドの個性こそ、このブラックマイカの魅力なのだと思います。








【メイプル瘤】
杢目によって、カーリーメイプル、バーズアイメイプル、スポルテッドメイプルなど銘木の中でも特に様々な表情を見せる「メイプル」。その中の瘤を使用したコンクルージョンで、なんとなくメイプルと聞くと白いイメージですが、自然の織り成す技なのか赤身をおびて仕上っています。
【ポプラ瘤】
杢目が瘤にぶつかり流れている様子は、自然の川の流れと同じ様に、ヨレができ、反転流がうまれ、この瘤の前には魚がついていそうだなどと河原にいなくとも楽しめそうです。レオナルド・ダビンチが描いた「モナリザ」の絵は、ポプラ材に直接描かれていることを思うと想像が広がる1本です。
8月07日販売予定のコンクルージョンより、「シャム柿」と「リオグランデパリサンダー」をご紹介します。
【シャム柿】
1本目はST23(内径23cm)のシャム柿。黒柿とよく比較されますが、こちらの方が不規則でエッジの効いた模様を織り成すのが特徴。黒柿の模様が「日本の水墨画」ならば、シャム柿の模様は「西洋画のドローイング」と表現したくなります。
ダークトーンの中に浮かぶ、意図を持って描かれたかの様な模様は他のウッドには無い独特な雰囲気です。
【リオグランデパリサンダー・極上杢】
2本目はST26(内径26cm)のリオグランデパリサンダー・極上杢。スペイン語、ポルトガル語で「大きな川」を意味する”リオ・グランデ”の名が付けられた南米原産の銘木です。その美しい縞模様はまさに大河を思わせ、独特の黄金色を有することから「黄金檀」とも呼ばれます。
こちらは、その中でも模様が緻密に入った”極上”の部位を使用。一本を通して見る模様は、さながら夕焼けに染まる渓流のよう。瘤材とはまた一味違う美しさを放つ、非常に個性的なコンクルージョンです。
【お知らせ】来週火曜日(8月07日)のお昼12時半ごろより、「コンクルージョン」&「ウッドワーズ・マグネットリリーサー」の販売を開始する予定です。現在公開に向けて、準備を進めております。ご期待下さいませ!!
お名前: 関根裕也様
ロッド: RB51MS ベゼルグリップ
リール: カーディナル3R
ルアー: ?
ランディングネット: コンクルージョンstream30
ライン: ?
コメント: 約5年ぶりくらいに友人と源流に行ってきました!滝を何箇所も巻き崖を登りやっとの思いで辿り着いた淵での一投で源流岩魚を釣り上げました。サイズうんぬんよりも苦労してここまで来た甲斐があり疲れも吹き飛びました 笑
末永く釣りをして行きたいなとつくづく思いました。サイズが小さく投稿するのを迷いましたが5年ぶりの釣行の思い出に1枚送らせていただきました。写真に影が入ってしまいまして申し訳ありません。
「てしまより」
関根様、投稿ありがとうございます。素敵な釣りレポありがとうございます。我々の道具がお役にたてて嬉しいです。大物も狙いますが、サイズレスな釣りが根本にあり、ここが充実した方でないと素敵な趣味人じゃないと思うのです。また渓流釣りに一緒に行ける友人って貴重だと思います。渓流の情報を共有できるって秘密を握り合うような特別な関係です。他言、抜け駆け、裏切りはない、(できれば場所のギブ&テイク)貧果でも雰囲気が悪くならない人、そんな関係でないと僕は一緒に行きたくありません。関根様、これからもご友人と素敵な釣りを!