2023年、無波動、ナチュラルドリフト、水面をコンセプトに企画したのがファルコンの「デビー&ヴァンプ」です。フライフィッシングの経験から着想を得たこのルアーはいくつかの試作を経ながら思惑通りの結果を出すことができました。
トラウトを興奮、発見させるミノートウイッチングは言うならば攻撃的な釣り。泳ぐ速度を適正に調整して、ただ巻きなどで釣る、待ち伏せを狙う釣り。さらにこれの波動に反応しない、あるいは波動で見破ってしまうトラウトに有効なのがデビー&ヴァンプの釣りなのです。これは間違いなく別の魚を連れてきます。
デビーのヒットシーンは10回以上撮れていますので、少しづつヒットシーンを公開していきます。フライをしたことがない方でも勘の良い方はどこに流せば鱒が出るのかが分かると思います。
これまで大雑把に投げて、ミノーで寄せてくる釣りよりもシビアなコース取りが必要です。このコースが瞬時に分かると通常のミノーイングもヒット率が上がります。ぜひ研究したい課題です。
あと2週間でどこの渓流も禁漁となりますが、EVAボロンハンドルをご注文の方は秋からライトソルトをお楽しみいただけますね。今週末にEVAボロンハンドルご注文の方々へ入荷→出荷案内を送信しております。18日までに追加のご注文や決済方法の変更がある方はお済ませください。19日より出荷となります。どうぞよろしくお願いします。
【タックル】
ロッド:アルセドクライマーACB554MS、アウトバックビリーバーOBB604MS + EVAボロンハンドル
リール:ダイワ セルテートLT3000S、ライン:バリバス ダブルクロス0.8号+12lbナノダックスショックリーダー
ルアー:メガバス ドッグXjr コアユ

夏の暑さが続きます。ダウンフォースの白ハットが汗でびっしょり。サングラスはコステロです。カスケットのアイウエア関連は、今秋に受注会を開催予定です。

ハイブリッドチェストパック。軽量で身軽。ウエーディングする時はウエストタイプのライフウエストが良いでしょうね。
これまた今年の新作だったフォトランディングTシャツ。Lサイズは完売ですがMサイズはまだ在庫あります。ぜひご検討ください。

汗が吹き出す酷暑でしたが、チヌはボコンと出てくれました。たくさん姿は見えるけど、人影に逃げていくチヌがほとんど。見つかる前に見つけるのは至難だから、ロングディスタンスからアプローチ。周囲のチヌにスイッチを入れる素早いドッグウオークと見切られない誘いの間の演出がキモです。

この悪役チックな背鰭もたまらなく格好いいでしょう。これが渓流ロッドで狙えるのも夏ならではの楽しみです。

最後にタイセイがもう一発追加。遠くに投げて寄せて獲った!さすが Mr.フルベンドフォーピー(4ピース)。

日本の釣りを楽しんで彼も来週にはまたニュージーランドに戻ります。NZの釣り事情や、タイセイと一度電話や会って、どんな人柄か知りたい方はカスケットまでお問い合わせください。8月までは国内で連絡が取れますよ。

最後はトルコライス。ここ(肉のあいかわ)の牛カツが絶品です。あまりの旨さにタイセイはチヌ釣りに来たことを忘れてとフルーツも付いて2800円、安い!同階下のバーガーセットよりも僕はこっち派です。

シムスの新しいベスト、金具がすべて樹脂製なのでこれから海に出かける季節に最適です。早く試したくてチヌのトップに出かけました。

ロッドはアルセドクライマーACB554M、アウトバックビリーバーOBB604Mで、先日発売のEVAハンドルを付け替えればソルトでも安心して使えます。

お相手はこの方。ニュージーランドの「フルベンド4ピース男」ことノナカタイセイが一時帰国。この酷暑で渓流もイマイチなので夏の旬魚といえば近場に寄ってくるチヌ狙いでしょう。

開始早々、タイセイがセイゴをメガバスのコアユでヒット。ロッドは彼が持ってきたアウトバックビリーバーOBB604MS。なんと30日間の帰国なのに、わざわざアウトバックビリーバーの全ブランクを持ち帰ってくるという愛され様です。

バイトはあるものの、乗らないもどかしさが続いていましたが、、、、ついにタイセイのアウトバックにチヌがバコンとフルベンド!

黒光する銀鱗、野武士とも言われるチヌの風格はトラウト同様に好きな姿の魚です。

タイセイはガイドの時もシムスのバックパックを愛用。アウトバックビリーバー同様に、自分が信頼できるものは一時帰国でも持ってきちゃったというわけ。(つづく)

タックル
ロッド:トラディションTR514L、アルセドクライマーACB514ML
ライン:トラウトプラッギン4lb
ルアー:ファルコン試作431、ハッスルトラッド501、ハッスルトラッド(原さん改)
ネット:コンクルージョンdish23
ループノットフック細軸#12−14

覆い被さる倒木、張り巡らされた蜘蛛の巣、目の前を飛び回るブヨ、アブ、小スポットのスペースしかないポイント。夏のゴギを取り巻く環境は決して楽して釣れる場所ではありません。そこで選んだミノーは開発中のファルコンの1フックタイプです。

現在、6型目をテスト中です。フック位置をベリーとリアどちらかを選択できる試作。フックはテシストこと、ループノットフック細軸です。このフックはやはり刺さりが良い。おすすめ。あらゆる状況に完璧に対応できるものは、やはり存在しません。ある程度の許容範囲はアングラーの技量に委ねつつ、僕なりの特化版の道筋を作った方が面白いのではないかと思っています。

こちらは原さん自作のミノー。原さんはご趣味でミノーも作ります。ゴギに特化したものや、ハッスルトラッドを削ったミニ版などを作ってきてくれました。たいへん参考になるミノーでした。

原さんもテストミノーを使ってゴギを釣ることに協力してくれました。原さんはトラディションTR514LS、僕はアルセドクライマーのACB51MLSを使用です。ネットはdish23が軽くて20cm前後のゴギには最適なネットです。

撮影失敗、脱走も多いですが、原さんが案内してくれた谷からは次々とゴギが姿を現してくれました。

狭いスポットでの渓流は久しぶりでしたが、バラシも含めて、ゴギは大漁でした。

原さん、お疲れ様でした。道中もたいへん楽しい有意義な釣りとなりました。ありがとうございます。またご一緒しましょうね!今回の模様は後ほど動画にもまとめます。