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ランディングネットを作る上で、両面の樹種が違うネットを作ってみよう。そう思ったことがある方は多いでしょう。事実、前ビルダーである土屋さん時代から、それは僕らの中で常にテーマとして掲げてきて、何度も試作をしました。しかしヤマギシトモヒロは納得がいかなかったんです。時が流れて10数年、にわかなブームで銘木の枯渇と希少木の収集競争が本格し、以前のように贅沢な樹種を贅沢に使うことが難しくなった。そしてもう一度、両面が違うネットを再考したのです。 分かりますか、この二つの写真はひとつのランディングネットです。片面である桑杢が内側のフレームにまで回り込み、もう片面である黒柿孔雀杢と段差、隙間なく合体しています。 この技術は「象(かたど)って嵌(は)める」ことから象嵌と呼びます。これまでの試作で組木や寄木と言われる技法で作ってきましたが、どうしても納得のいかなかったヤマギシトモヒロがついに身に付けた卓越した象嵌技術で完成させました。 おとなしい樹種と派手な性格を持つ樹種の二面を楽しめる、新たなコンクルージョンの登場です。ヤマギシとは「ジキルとハイド」なんて呼んでいたことから、そのままコンクルージョン”J&H”としておきます。非常に手間のかかる技術ゆえにたくさん数量は作れませんが、希少な樹種を多くの方に楽しんでもらえる技術になります。今回のSTREAM23から登場です。

2023/10/09スタッフ・コーヘイ2023年最後の渓流釣り

スタッフ コーヘイ

9月末、2023年最後の渓流釣りは「釣った魚を渓流で食べる!」という、ある意味釣りの原点的な楽しみ方をしました。釣行は僕と兄とスタッフ・ジュンの3人組。 この日僕の目標は「McGinty|マクジンティ」と言うハチのフライで魚を釣ること。なぜなら今年通った川に掛かる橋脚に大きなスズメバチの巣があり「落ちた蜂を食べているはず!」との予想をしていた為で、このマクジンティに一際大きな期待を寄せていたのでありました。実はこのフライ、以前ブログでご紹介したゲーリーラフォンテーン著書「ザ・ドライフライ」に登場するもの。ホワイトティップ・ブルーマラードのクイルウイングが怪しく光ってとっても効きそう。 さらに調べてみれば、かの文豪ヘミングウェイの作品内に登場し、ご本人が最も愛用したフライであるとか、雷雨の後にのみ抜群に効くとか、万一魚が鉤先に触れても蜂だから刺される事に違和感を覚えず何度もアタックしてくるとか、調べるほどに興味深いのです。 今回はポイントによって、浮かせたり沈ませた自由に使う前提。飛行、流下姿勢が安定する目論みでフックは太軸のTMC9300、サイズはスズメバチをイメージして大きめの#10に巻きました。 朝の間降っていた雨も止み、そっと流れに投じてみると、最初は浮いていたボディが徐々に水を含んで沈み始めます。そのままウェットフライとして流れをユラユラ横切らせると、ピピピッとリーダーの流れに変化が!咥えたのは20cmちょっとの小さな虹鱒でしたが、それはそれは見事な跳躍を2回見せた素晴らしいファイターでした。 よく見るとお腹に何か入っていてポコポコ膨らんでいる。こりゃ食いしん坊だ(笑)!今回は釣った魚を食べる予定なので、早速さばいて胃の中を見てみるとびっくり。 本当にスズメバチが入ってた!これはもう、してやったりだと一人ガッツポーズして狂喜乱舞(笑)!自分の予想が的中し、思い通りに釣れたこの喜びは大物を手にした時に負けないほどの大きな感動がありました。さらに次から次にカマキリ、バッタ、イモムシ、小魚と出てくる出てくるっ(笑)!小さな大食漢、まさに天晴れな一尾でした。 そして、インジケーターを食ってフライが外掛かりして釣れてしまった一尾・・・。毎回思うのですが、インジケーターへアタックしてくる時って、どうしてこんなにも激しいのだろう・・・。こ、これがデビーのパターンかっ!(納得!) 最後はみんなで釣った魚を焚き火で焼いて頂きました。被っていたハットに枯れ葉を集めて落ち葉焚き。魚も串ではなく、木の枝に刺して、その場にあるものだけで仕立てたのが今回のコダワリ所です。 兄の、ウマっ!え?なにコレ・・・ウンッマ!!!の図。ホックホク、さらに滴るほど脂が乗っていて最高にジューシー!今年最後の釣行は、思惑通りに釣って食べて、ちょっとだけ自然と繋がれたような、実りのある一日になりました。

本日の道具

2023/10/07今日のジュン

スタッフ コーヘイ

LLビーン社よりクラシック感溢れる、ウールセーターが入荷しました。その名も「アイリッシュ・フィッシャーマン・セーター」。 最大の魅力は、フィッシャーマンセーターの伝統に則り、実際にアイルランドで手仕事によって作られている「本物」である点にあります。現代では機械仕上げよる製造も多い中、これは本当に凄いことだと思います。 アイルランドといえば、ケルト神話で鮭を知恵や知識の象徴とし、古い銀貨などにはアトランティックサーモンが刻まれているほど人々と深く密接に関わってきた、いわば鮭の本場。そんな鮭上る国から届いた、本格的なフィッシャーマンセーターとなると、釣り人としてこれはもうたまらないものがあります。 上質なウールでざっくりと編まれ、保温性と通気性を。異なるケーブル柄を組み合わせたパターンはアイルランドで幸運への願いを込めたもの。こういったディテールも本物だからこそ意味を成してくるのです。 様々な色のネップが混ざった表情も大変味わい深い。 ボリューム感のあるクラシックなシルエットは、現在のトレンド的でもあり小粋な雰囲気。是非この機会に本物のフィッシャーマンセーターを手に入れてください。 サングラスは現在予約受付中の新作「サムジャクソン」のデミブラウン。こちらもクラシカルでありながら、そのフレームシェイプの妙によって現代的な雰囲気を纏い、とても合わせやすい一本です。その他サングラスも受付中、是非オフシーズンの道具集めをお楽しみください。

本日の道具