ミノーのベリー(お腹)フックの代用として装着しているソリッドリングの販売を開始します。
このソリッドリングは重量が0.15gほどあり、トレブル換算で#8-10の重量があります。ミノーの姿勢を前傾姿勢で保つほどの重量があり、フックレスにしても流れで安定します。
さらに、リアフックを細軸のループノット・ツインフックにし、追尾した渓魚に確実なフッキングをもたらすシステムが大変好評です。魚に優しいかは分からないとして、フックを外す際にネットの余計な場所に絡まることもありませんし、リリースが簡単になります。もちろん釣果はというと渓魚が一度触れると逃れられない極細軸タイプは多くの方が賛同いただけるはずです。
上写真のように、今回この細軸タイプにサイズ違い#8−10をラインナップしました。ループノットツイン#8−10はサイズを大きくしながらも線径は0.54mmと、ミノープラッギンアシストフックの#12-14(0.64mm)、#8-10(0.72mm)よりも細い設定です。刺さりとホールド性能は極細軸のまさにスケールアップ版です。
狙いは上の写真に戻っていただいて、つまり5〜6cmミノー、リアフックのみで大型渓流魚(主に秋の40cmクラスのヤマメ)のチョン喰いに挑むためのフックなのです。もしも50cm以上を想定しているなら、このフックではなくミノープラッギンアシストフックの大型(#8−10、#4−8)を合わせます。
スプリット、ソリッドリングやアシストフック。僕がミノーにフックをセット販売しない理由は多様な思いと狙いがあるからです。今回T-settingことベリーフックレス関連のボタンを作りました。商品が探しやすくなれば幸いです。
コロナ禍でいつもより魚と対峙できていませんが、春に釣れた数匹はこのフックをテストしていたものです。刺さりとホールドはよく、秋渓流の大型ヤマメとの対決が楽しみです。ミノーはTRAD78HS
【T-settingことベリーフックレス関連】
ループノットツインフック(極細〜細軸)
ループノットツインフック(中軸)
ミノーアシスト・シングルフック
ステンレス平打ちスプリットリング
ソリッドリング0.15g(センターフックレス用)
マイクロリング(ループノットツインフック用)
プラッギンラインチューブ