コンクルージョンの販売につきましては、販売日を変更し今月の第4周目を予定しています。新たな日程が決まり次第、ブログにて告知させて頂きますので販売まで今しばらくお待ち下さいませ。

本日は今月の第4週に販売のコンクルージョンからST23(23cm内径)の「花梨瘤/橙」をご紹介します。銘木の中でも花形的存在の花梨。明るい色味が特徴の「橙」は経年とともに色が濃く、赤みを増していきます。

そしてこちらの一本、何と言ってもそのフレームのコンビネーションが凄い。恐ろしいほどのピッチで模様が刻まれた極上の「カーリーメイプル」を外側に配した珍しい「白縁」仕様なのです。

フレーム内側にはこれまた個性あふれる「タモ玉杢」の極上部位を使用。色合いが統一されているため一見気づきませんが、よく見ると凄まじい個性を纏った一本。

さらにフレーム中間材にはグリップと同じ花梨の「杢」を使用。つまりこの一本の中に「瘤」「杢」「縮み杢」「玉杢」の4種が集まった、夢の銘木オールスターズなのです。銘木好きなら、思わずウフッと笑みがこぼれてしまう、そんな贅沢極まる一本です。
ニュージーランドのタイセー君から60オーバーのレインボー投稿がたくさん来ています。動画も届いているのでこちらで編集予定です。

アウトバックビリーバーの67はその動画を見てもらえれば明らかですが、曲がるのに強い。

瀬で掛けた65cm近いレインボーがギュンギュンなりながらフルベンドしているのですが、それをしっかり止めるタイセー。

出すところは出して、止めるところは止める、タイセーの技術もさることながら、あの勢いをラインを切らさずに耐えるアウトバックビリーバーのブランク、ペグを動画を見ながらハラハラしました。

しかし杞憂に過ぎませんでした。ここまで60アップを多数、50アップも含めて20本以上かけているタイセーですが破損は起きていません。カスケット表記のMクラスは通常PEラインを推奨しない設定ですが、きちんと対処できる方は多いに使ってくださって良いと思います。

もちろん現場対応力のある方のみ推奨ですので、ロッド保証規定により複数回の釣行後に破損したというトラブルには対応できませんので、あしからず。使える方にはすごい武器(竿)になっています。皆様も良い週末を!
予告しておりましたコンクルージョン発売日が変更となります。新たな受付方法(商品確保後決済)の運用が遅れる見通しとなったためです。
新たな受付日は今月の第4週を予定しています。日程が確定しましたら告知します。
Cマイルの優先販売は別件の、通販の受付システムの変更のお知らせです。今後はお客様マイページより、お客様自身の簡単な操作で、おまとめを自動計算するシステムを開発しています。
伴いまして、クレジットカードの切り直しが問題となっていたわけですが、カード決済を受付時ではなく、受付後、発送前に行っていただく方式に変えます。以下のような流れとなります。青色の文字がお客様の操作になります。

【今後のお買い物の流れ】
(1)お客様からの発注(カートより申し込み)
複数回の注文になった場合、または支払い方法を変更したい場合はお客様自身がマイページで指示を出せるようにします。
買い忘れがあった際は何度でもご注文できます。
(メール・電話での対応は不可です。)
*おまとめや支払い(決済)方法の変更ができるのは下記の(2)のメールが届く前までです。

(2)スタッフが商品を確保します。→商品の確保をしますと確保済み、及び発送準備中のメールをいたします。
この時に決済方法を選択いただくようになります。
この発送準備中のメールが届いた時点でおまとめ追加は出来なくなります。
(3)
お客様は決済をお済ませください。→決済を確認後、お客様に発送いたします。
(4)商品をお受け取りください。
【予約品とのおまとめについて】
なお予約品とのおまとめはできません。ただし出荷が近くなりますと、予約品が出荷間近の商品確保の状態になります。その後はおまとめも可能となります。
上記の「通販受付システムの変更」運用開始は6月の第4週くらいを予定しています。また日が近くなりましたら改めて告知いたします。

本日は16日(変更)→今月の第4週に販売のコンクルージョンからST26(26cm内径)の「ツヤ瘤」をご紹介します。北アフリカはモロッコのアトラス山脈のみで生育する杉の仲間「ツヤ(またはトゥヤ)」の瘤部分です。現在絶滅に瀕しているとも言われており、その流通量は極少。職人をもってしても「他でほとんど見たことがない」と言い、一時はその出自すら謎に包まれていたほどの希少杢です。

ブラウンゴールドとも言える美しい杢肌に、細かく密集した瘤目は個性的。世界で最も美しい瘤材の一つにも数えられるほどです。それにしても凄まじい色気を放つ一本。ネットカラーの相まってその雰囲気は「妖艶」の一言です。

そしてフレームがまたすごい。赤系の名材「花梨杢」の色彩がグリップのインパクトとの相乗効果で全体の雰囲気を一際鮮烈なものにしています。

フレーム中間材は、逆に暗色の「鉄刀木」でブラックラインを入れることで、一気に引き締まって緊張感ある仕上がりに。まさに組み合わせの妙、職人ヤマギシトモヒロ氏のセンスには脱帽です。