この「ラグランフィッシャー」に求めたのは、いかなる動作も妨げない動きやすさと、シャープでタイトなシルエットという相反する要素の両立です。生地にゆとりをもたせて可動域を確保するのではなく、工夫を凝らした袖のパターンと生地特性を利用することで、これまでにないほど動きやすいフィッシングシャツが完成しました。
ご予約開始は明日の予定です。
■腕の可動範囲を最大化した変形ラグランスリーブ
釣りをする動作において、圧倒的に可動域が広いラングランスリーブのオリジナルパターンを開発。
■ストレッチ・ナイロン・リップストップ生地
耐久性の高いリップストップナイロンに、動作を一切妨げないストレッチ性をプラス。この優れた伸縮性のおかげで、可動域を犠牲にせずシルエットをシェイプすることに成功。ダボつきのない美しいシルエットを実現しています。また撥水性は持たせてありませんが高い吸湿速乾性を備えています。
■4チェストポケット
手前はフリーポケット、奥はジッパーポケットの2重構造になった左右のチェストポケット。様々な小物やルアー&フライボックスを収納できます。
■ベンチレーション
背面とジッパーポケット内はメッシュパネルを備えており、解放することで、シャツ内に空気の流れを作り出すベンチレーションとしての機能も備えています。
実は他にもまだまだ機能を盛り込ませていますので、ご紹介は明日に続きます。
「The Raglan Fisher(shirts)」
先日、着用画像を公開したフィッシングシャツの名前は「ラグラン・フィッシャー」に決定しました。
ベースボールや作業着にも多用されるラグランスリーブは肩部分の袖のつけ方が特徴です。明確なショルダー端がなく、あらゆる肩幅の人にもサッと着れて、腕を回転させやすく、動きやすい。
ピンと来る方もいるかもしれませんが、ルーカステイラーもこの形状を採用しています。昔から僕が好きな形です。しかしなぜか?この形状のフィッシングシャツがなかった。記憶にあるのは10年ほど前のシムスのスーパーライトシャツです。
あれは特に気に入って長く着ました。さらに着やすくて、格好いいラグランスリーブなフィッシングシャツを作ってみたい。僕らのスタートはここからです。
細かな機能説明は設計に携わった康平に任せるとして、今日はラグラン袖のウンチクを一つご紹介。
ラグランスリーブの発祥はクリミア戦争時に英国のラグラン将軍が負傷した兵士にも着やすく、腕を上げた時にもつっぱらない、動きやすい服を紳士服店に命じて考案したのが起源だそうです。戦争という極限状態から生まれたものが機能性とファッションで今でも生きる。そんなラグランスリーブのお話でした。さ、受付はもうすぐです。
さて、プレシーズンオーダーは眼鏡も企画しています。ようやく出揃ったので、受付ページを作成中です。
協力はいつもの福岡は仲西眼鏡さん、福井県鯖江は谷口眼鏡さんです。(谷口さんにはゲンズブールも製作いただいた鯖江の老舗眼鏡工房です。)
パカパカこと、クリップオン偏光サングラスの持ち込みサービスも冬期だけ受付いたします。今回からカスケットロゴ入りとなります。公開準備までもうしばらくお待ちください。
これが終わると来期のロッド受付準備に取り掛かる予定です。
まずは昨日のお礼から言わせてください。昨日はスタグッグモデルの販売に注目いただきまして、誠にありがとうございます。また防水カメラケースへもたくさんのご注文をいただいております。こちらは大分県の工場で作っているのですが、この冬にカスケット生産枠を確保していますので、ある程度は対応できると思います。スタッフとともに頑張って製作いたします。
ご予約の方へのご連絡は順次行なって行きますが、1日ではご返信出来そうにありません。完成時期もこの冬の間ですので、ゆっくり待っていただければ幸いです。
価格が出ましたので、2021年プレシーズンオーダーを開始します。予約販売時のお申し込みが確実ですよ。