昨年に引き続き今年もお問い合わせを多く頂くのが「フライウェイトブーツ」。SIMMSブーツきっての軽さ、そして柔軟性を持つモデルです。僕の一足(2019年購入)は現在このような感じです。
サイドのTPUコーティングは白くなって多少浮いているものの、剥がれはありません。ナイロンのシューレースホールも一切欠損なし。本体のナイロン生地は毛羽立ってますが、穴や破れはなし。超軽量ゆえに当初心配していた耐久性は、結論として十分なものと言って良いと思います。
スタッドについては柔軟なビブラムソールを生かすため前4個、後4個の「片足合計8個」の少なめ設定で履いていましたが、現在では真ん中付近(画像赤丸)の部分にもスタッドを追加して「片足合計10個」が最もバランスが良いと感じています。スタッド装着サービスで「位置おまかせ」をご希望の場合はこの「片足合計10個」仕様でお取付を行わせて頂いております。
改めて見て驚いたのは、ソールで自分が一番使う箇所のラバーブロックが擦り減って無くなっているのではなく、ブロックごと欠けている箇所があるということ。これはつまり、欠損するほどブロック一つ一つに負荷が掛かって摩擦=グリップ力を生んでいるという証拠だと思います。(そりゃ滑りにくいと感じる訳だ!)
もちろんこのビブラムソールも、滑るところはあります。でもこれまでに比べて限りなく少なく、想像以上に滑らないと感じるのは確か。ちなみにスタッドもすり減ってきていますし、ブロックも欠損箇所が複数出てきていますが、今のところグリップ力が落ちてきたとは感じていません。ビブラムソールに興味があるけど「なんと無く滑りそう」と不安な方も安心して選んで頂きたい革新的なブーツです。