19時よりミノーが販売開始です。トップページからご覧ください。

本日の18時からの購入制限のないベゼルグリップの販売がございます。まだ残っている樹種をスタッフの康平も紹介していますが、私からはクラロウオルナットを推します。もちろん写真の現物の販売があります。
クラロウオルナットは一見の派手さはないので、「映え」を重視される方は手を出されません。しかしリールを装着し、その手に取ってみると濃淡グラデーションの複雑な模様に気がつきます。

それは瘤と杢を併せ持つ美しさでクラロウオルナット独特の濃淡の根源は褐色のブラックウオルナットと灰褐色のイングリッシュウオルナットを掛け合わせた樹種であること。この二つの遺伝子が混ざり合った証なのです。

手に取られた方には、このクラロウオルナット生出と濃淡に秘められた遺伝子の重なりに樹木の浪漫を感じていただけること請け合いです。

それにもう一つ、ブラックウオルナットは輸入がほとんどです。現在円安により輸入材が高騰しています。(ウッドスタンドも次回の製作より値上げします。)スマホの画面で見る切り抜き画像では分かりにくく人気がないのが残念ですが、ただでさえ高価なクラロウオルナットがこの先、釣具として、そしてオールウッドな姿を見るのは稀になることは間違いありません。
2500Cもかつては10,000円以下で取引されていたので、私が目を付けたのです。すでに人気のあるものよりも、真価を見る方にクラロウオルナットなどの秘やかな希少木が届きますように。

18時販売開始のベゼルグリップより、商品ページの画像だけでは伝えきれない銘木の表情を深掘りしてご紹介。まずは「リグナムバイタ」。日本名は緑檀。世界で最も重い木として知られ、なんと水に沈むほどの高密度を誇る強靭な樹種です。反面その仕上がりは、鳥の羽をマクロレンズで覗いたような繊細な模様と、他に類を見ないほどの豊かな色彩を纏い、数多のクラフトマンや銘木通を虜にしてきました。

材を切り出した直後はもっと褐色の杢肌ですが、紫外線に反応することでたちまちこの滲み出るような緑味を発色するそうです。
また摩擦などを受け、100℃以上の高温になると樹脂分が滲み出すことから、古くは船舶のスクリューシャフトのベアリング材としても使われていた面白い歴史を持っています。

続いては「朴-ホオノキ」。実は私たち日本人とは歴史的にも結び付きの強い銘木で、古来より武士が持つ日本刀の「柄:つか」や「鞘:さや」には「朴」しか使われなかったとも言われるほど。つまりサムライ御用達のウッドであったわけです。

オリーブゴールド色とも言える杢肌と繊細な杢目、導管のウネリによる輝きは、直射日光下で見ると文句の付けられない美しさ。決して派手ではありませんが、実に品があり奥ゆかしく日本的な美を感じる一本です。

最後は「インドローズ」。非常に高い密度と耐久性がある上に狂いが少なく、美しい濃色の筋模様を有することから、ギターなど楽器、高級家具などの良材としても知られるインド産のローズウッド。「ローズ」の名前は材を削った際に放たれるバラのうような芳香が由来とされています。

これぞ銘木!と言わんばかりの密度、重厚感。深い褐色の中に浮かぶ上品で繊細な杢目は派手さこそありませんが、瘤材や縮み杢に勝るとも劣らない個性と深い味わいを持っています。
勘違いをされる方が多いようですがベゼルトリガーの販売はどの優先時間も消費するCマイルは同じです。
一般時間になりましても消費するCマイルの設定は変わりません。ご検討よろしくお願いします。
早朝より行ったベゼルグリップの優先販売を終了いたしました。30000cマイルを保有した方が最初に優先を受けられるとはいえ、週初めの仕事前にチェックするのはハード(汗)お手数をおかけしました。さて、ミノーの発売は19時からです。12時からもう一度ベゼルトリガーの優先販売がありますが、仮にベゼルグリップが全て完売していたとしてもミノーはどなたも19時からの受付です。
ファルコンの仕上げとして、サインはひとつづつ、カスケットの手島が手書きしています。オールセルロース仕上げにり、油性ペンが内部に染み込み、剥がれることはありません。手書きゆえ、一つづつ若干違うのはご容赦ください。

実は、今回発売のバルサトラッドは先に発売したミドリヤマメのトラッドシリーズと同色です。前回の三種を揃えている方はきっと欲しくなるカラーですね。ファルコン、バルサトラッドともミノー販売はCマイルによる優先の縛りはありません。「カスケットタックル始めてみたい・・・」の方はぜひミノーからでも揃えてくださいませ。