2023/03/24アムコP-9復刻計画・その2
過去のP-9と比較して一点変更を加えました。それはサイドパネルをネジで外せてトレーを交換しやすくしています。(これがいけなかったかな・・・苦笑)このおかげで薄い黒のトレーを誤って割ることなく取り外しができます。
カラーは2色のブラウンとシルバー、ともにアルマイト加工で、腐食にも強くなっているはずです。
デフォルトではルアーでも使いやすいこのバージョンのトレーを両面に入れています。
入れるとこんな感じです。渓流用の小型ミノーを入れてますが、TRAD78mmは横向きに、バルサトラッド61HSは両サイドの縦型にも収納が可能です。ジャックガウディならいくつ入るか・・・?(重そう)
トレーをなしにして使うと140mm前後のミノーやロングリップのディープダイバーなどがぎっしりと10本程度は入ります。この時、直径1.5cmくらいの小さなシリコン製ゴムで前後フックを止めておくと、絡まなくて、ルアーを取り出しやすい。ゴムが劣化、腐食もしないです。
ぎっしりと入れた際は、下の方に入っているルアーは裏側にある蓋を開けると上下が逆になってすぐに取り出せます。(つづく)初回発売は明日を予定しています。初回は30,000cマイル保有の方のみ入場できる制限を設けます。(消費Cマイルは不要です。)引き続き、ホームページのチェックをお願いします。








「UMCO P-9復刻計画」
この手の小型ボックスが僕は好きでいくつか所有しています。気がつけば工場が移ったそれぞれのプレートの年代を持っていました。P-9はその中でもポケットサイズの両面開きタイプで昔から渓流用で愛用。当時はリョービが取り扱いだったように記憶しています。
しかし、これはフライ用だったようで、両面のうち、片面のコンパートメントが小さく細分化されたもので、渓流ミノーには使いづらかった。そこで、僕はトレーを外し、使いやすい面(右)だけを使って両面にして渓流用ルアー用にします。そうしてトレーが無くなったものは何も入れずに大型ミノー用にしているというわけです。
行く先々でこれを見た人が「そのアルミボックス、いいね!」と言われるけど、売ることはできないので紹介もせずに黙っておりました。過去にBums&Casketというブランドで同様のアルミボックスを板金で作っていたことを思い出す方もあるでしょう。長年使ってきたアムコも2500C同様に40年以上前の製品です。ご覧のように留め具が腐食して使えなくなったものが出始めます。トレーも割れて残りは数枚・・・。手持ちも少なくなり、他に代替を探すけど同じようなクラシカルな雰囲気、用途のものがありません。そこで4年前に復活計画を立ち上げたのです。
しかし、ここからが長かった。まずは過去のP-9にも入るトレーを作りたくて、トレーを元型から採取。これが間違いでした。その後、外側のアルミに着手。しかし年代で違っていたのか、過去に数度工場が変わったせいか、微妙にずれていた。当時から一つ一つ合わせていたのかもしれません。とにかく開け閉めが微妙に合わない。金型が安くなるからと金型は海外で作ったのも悪かった。連絡が取りづらく、そしてCovid-19(3年)。。。。
よく見ると当時ものは蓋からずれており、まずい部分まで復刻してしまったのか、、、、工場ストップや輸出入制限と難航しましたが、企画を立ち上げ、金型業社との間を取り持ってくれた方が親切で良かった。金型は完成していましたが、製作はそのまま置き去り。23年になってようやく稼働を迫り、日本に持ってきて、相性を見ながら一つ一つ合わせることを先月から着手することができたのでした。(つづく)
このあと19:00よりコンクルージョンSt30の一般販売を開始します。
名前:矢野克弥様
コメント:ワカサギベイトの湖にて朝まずめのライズが頻発する中も不発。日が高くなって来た時間もミノー、スプーンを投げるも無反応。ブレイクに居つきがいる事を信じてジャックガウディのDS、Pを投げ続け無反応でしたが、
矢野様、ジャックガウディでのご投稿ありがとうございます。ちょうど
このあとお昼12:30よりコンクルージョンSt30の優先販売を開始します。