「重さの話」
ロッドが軽いことに越したことはありません。ベゼルグリップはオールコルクのグリップと比較すれば、当然重いです。しかし最もいけないのはブランクが重く、グリップが軽いことだと思います。手元あるいはエンドに重心が来ることでロッドが軽く感じられ、操作性が上がることはバスのバランサー追加を例にも、フライにも通じる話です。
では、ベゼルグリップとオールウッドがどこまで重量差があるのかを計測してみました。*同じ樹種でも個体差があるのはご承知ください。
「花梨瘤・紅」オールウッドとベゼルグリップの重量差:約15g
「花梨瘤・橙」オールウッドとベゼルグリップの重量差:約15g
「黒柿」オールウッドとベゼルグリップの重量差:約15g
最軽量はやはりコルクで作られたボロンハンドルです。特に軽いと思われるポプラ瘤のオールウッド(95g)よりもフロントコルク仕様ならばさらに10g軽く85gになります。スタッグは110gが平均でした。とまあ、この差が大きいと感じるか小さいと感じるかは個人差ありますが、先にも申した通り、カスケットの5ft渓流用ブランクはカーボン製でガイド込みで20〜25gです。手元にしっかりと重心があることでハンドルを軸にブランク巣は軽快な操作性を得ることができます。
それよりも見た目かしら・・・。(笑)