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2022/09/14本日20時発売開始

H.teshima

ベゼルグリップの起りはボロンハンドルがまだない時分、銘木グリップの永続性を目的に開発されました。渓流の岩塊を歩き、木々の中でキャストを繰り返すロッドブランクに傷はつきもので破損もあります。その際にブランクスルーで接着された銘木を破棄するのは大変勿体ないと思っていたのです。 その後、脱着式構想は、新たにボロンハンドルを想起開発、軽量なハンドルの登場でベゼルグリップは役目を終えたかに見えましたが、姿の美しさから求めるファンが後を立たず、現在に至ります。名前の由来は時計のベゼルをデザインしたフロントキャップの脱着構造にあります。機能を満たし、さらにシンプルに仕上げることを煮詰めた形状は今なお変更余地のない、まさに機能美を極めます。 ジュラルミン塊から削り出されたフロントキャップにトリガー、職人技のローレット。そしてヤマギシトモヒロが削り出す銘木とのコンビネーションのデザインは所有者を満たします。毎回、少しづつしか製作できませんが、釣りの瞬間はもちろん、用意する時間さえも楽しんでいただけるはずです。 今回の発売開始は本日の20時からです。夕方頃には発売品の紹介をブログで予定しており、30分前の19時30分には受付ページが閲覧できるようになります。 カスケットだけのオリジナルネーム、ウッドワーズのコンパクションネットも少量ですが販売があります。こちらもデザインと機能に熟慮を重ねて作られた至高のランディングネットです。本日20時をお楽しみに、どうぞよろしくお願いします。
来たる9月14日20時より、ベゼルグリップと同時にコンパクションネットの販売も行います。(こちらはご購入にあたり、それぞれCマイルが必要となります。) 従来の2枚張り合わせ式を一から見直し、限界を越えるシャープなフォルムを可能にした独自のラウンドバー構造は、もはや建築物に近い考え方から成っていると言えます。 フレームを構成するバネ鋼はポリオレフィン樹脂系チューブでオーバーラップ。網(クレモナ糸)が切れにくく、折り畳む時に手にも優しい設計。たたむ瞬間さえも美しくあるランディングネットです。 「無垢化」されたコア(芯)部分と、両面を彩る銘木の組み合わせは、名建築に備え付けられた家具調度品のよう。 あらゆる点でこれまでの折り畳みネットとは似て非なるランディングネット「コンパクション」。模造品も多いようですが、一味も二味も違う本物を是非ご体感ください。
世にトラウトロッドは数あれど、ベゼルグリップのジュラルミン・フロント金具とアンバサダーが見せるコンビネーションの美しさは、他に類を見ません。重厚なソリッド感と繊細なローレット、黄金比のサイズバランス。その全てが美しい渓流魚の傍へ添えるに恥じないロッドハンドルです。 カスケットが誇る銘木の数々も是非ご注目頂きたいと思います。産地、色、質感、実に様々な個性があり、また私達人間のように一本一本に表情があります。そして見た目だけでなく、その背景にある色とりどりの歴史やストーリーを深掘りすれば楽しみは無限に広がります。 今週、9月14日20時よりベゼルグリップ・トリガーとコンパクションネットを販売します。ベゼルグリップについては、今回Cマイルによる優先無しの一斉販売です。どなたでもご参加頂けますので初めての方も是非、販売会にご参加ください。明日はコンパクションネットもご紹介します。

2022/09/12コンパクションネット

H.teshima

横向きの光が差し込むようになって、いくぶん日陰は涼しくなりましたが、直射する太陽はまだ熱波を感じます。ウエーダーも持って行ったけれど、十分暑いのでゲータースタイルで入渓。もはや九州渓流の9月に、秋ヤマメは期待できないのかと嘆く。 それでも源流付近で不意の大型に備えて、コンパクションネットとコンクルージョンの二刀流で歩きます。コンパクションネットは内径30cmでフレームの剛性もしっかりしており、大物にも十分対応します。しかし30cmを下回る小型の渓魚にはちょっと大きい。美しさを強調したい可憐な写真を撮るにはコンクルージョンがしっくり合いそうです。最近この「二刀流」という響きが大谷選手のおかで「どっちつかず」な雰囲気を一蹴して、とても心地いいなと勝手に思います。 14000歩歩いたところで、この二刀流が奏功しました。雰囲気あるのに圧倒的に出ない区間に歩き疲れた頃、分厚い背中を持った40cmを超えたレインボーが試作カラー(シェル)のトラッドミノーを咥えました。もんどり打つ大きな魚体に、これは背中のコンクルージョンではなく、腰のcaseに仕舞っていたコンパクションネットで対峙しなければと思いました。
さて、今日はここまで。
今週はベゼルグリップとコンパクションネットを9月14日に販売する準備を進めております。今週も頑張って参ります。ご注目ください。