2024/01/192024’トラウトプラッギン受注開始
2024年、今年も出来立てのナイロンラインをお届けします。2月中旬の完成予定で受注を開始します。カスケットフリークには性能は言わずもがなですが、今年はチャレンジカラーとしてクリアピンクを企画しました。これは主にデビーの釣りで試したいことがあるからです。現行グリーンでも、先の動画の通り、食いに全く問題はありません。さらに密かに試しているデビーシンキングでクリアピンクの有効性を見てみたいのです。
フロロとナイロンでは屈折率の違いもあるので一概ではありませんが、先にデュエルから魚に見えないピンクフロロが発売されて注目です。トラウトプラッギンはナイロンなのでピンクフロロまでの効果はないと思いますが、動きで挑発させるのではない、ナチュラルドリフトの際にラインのステルス性で多少の効果を期待するというわけです。
クリアピンクは視認性もあるのでトラウトプラッギンで出して欲しいという声もありました。なおクリアピンクは4LB、5LBのみの展開です。皆様にも試していただきたいですね。さて来年の定番カラーになりますか?よろしくお願いします。
本日の道具








2024NEWモデルのフライウェイトバックパック。背面外側にシールドのようなパネルが付いていますが、実は中〜大型のランディングネット用のスリーブになっています。
裏面にはメッシュポケットが付いており、レインウェアやシューズなどを入れられるようになっています。また、不要な時は画像のように上側を外してパック底面の収納スペースに格納できる構造。見た目だけではなく、実用性も兼ねた画期的なデザインです。
金属のような質感の生地は150DロビックナイロンとHDPE糸。ロビックとは高強度ナイロンの進化系で、通常のナイロンに比べ最大2.5倍の引き裂き強度と耐摩耗性をもつ先進素材。HDPE糸とは超高分子ポリエチレン(ダイニーマ)、PEラインの素材のことです。難しい話は置いといて、最新の高強度ナイロンにPE糸を織り込んでるんですから、つまり軽いのに強いということ!素晴らしいです。
そしてバックパックと抜群の相性を持つ、シムス製ランディングネット。カーボンと樹脂のハイブリッド素材を使用したフレーム&グリップ素材は軽く、粘りがあり高強度。
クリアのラバーネットは水中で見えにくく、ランディング時に魚を驚かせない(暴れさせにくい)なんて話もあり、面白いです。何ともアメリカンな雰囲気ですが、日本でも大きめの魚が出る場所などでとても頼りになるランディングネットだと思います。個人的にはデザインも好き、あえてクラシック感を振り払った先進的なデザインにも好感が持てます。
発起人はこの方、ケープランバーの木崎さんです。悠々自適な生活に入っておられる大先輩。今時期は僕らのためにせっせと完成品フライを巻いてくれているはずです。
ロッド:スコット・セントリックC906
タックルはスコット・セントリックC906(6番)にラインはエアフロのシックスセンスDi7・WF6/7を使用しました。海風が多少あってもこの重さならコントロールしやすい。
オチは、定番のダジャレ。いやこの料理が必要でしょう!(木崎さん提供)福岡の離島へフェリーで半日だけの大人なフライフィッシング。冬ならではの楽しみをいただきました。お二人ともありがとうございました。
今年はブーツを新調しようと考えていた私スタッフ・コーヘイ。いろいろ迷いに迷ったあげく、やはり新作の「G3ガイドブーツ」に決めました。ソールは新たなテクノロジー「トラクションラグ」を搭載したビブラムを選択。普段スニーカーで26.5〜27cmを履く、足幅広めの僕は「サイズ10」です。
今回、どうしても靴紐を黒にしたくて画像の通り「シムス REPLACEMENT LACES」のブラックカラーに付け替えました。表情が引き締まって、個人的にはコレが好み!
ちなみに新たなG3ガイドブーツでは、最初からオレンジとグレーの靴紐が付属してますから、ウェアなどによって着せ替えを楽しみたいと思います。
先週は販売準備を進めてホっと一息の休日。トラブルがないわけでもなく、やることはまだ沢山あるのに、なにもする気がおきない時もあります。目的地もなく、クルマを走らせて、気がついたら、とある石橋の袂にたどり着いていました。
春になれば嫌と言うほど川に来るのに、川に来てしまうなんて。窓の景色が流れて、川の流れに、ようやく頭が回り始めたような。
橋の袂の石造りのテーブルと椅子で読みかけの本をホットコーヒーを一杯分、読み進めて、帰りました。たまにはこう言う日もありますね。さ、頑張りますよ。