2024/12/22STAG MODEL「本物を手にしたか」
Tクラフトのスタッグモデルが久々に入荷。
鹿の角をここまで斬新にランディングネット・デザインに当てはめたネットを僕は見たことがなかった。初出した当時は衝撃的でしたね。スタッグのY字をネットグリップに見立る斬新なアイデア、スタッグから自然に伸びる三層フレームは同心円が水面模様のように美しい。
フレームに書かれた土屋さん本人の手書きサインはまさに画家のサインと同じもの。元々から字はお上手でしたが、このサインを書く機会に、有料の手書き英文字の講習を受けたという土屋さんの真面目さも伺える、こスタッグモデルの見所の一つです。今や悲しいかな、模造品も多く見かけますが、こちらが完全オリジナル版です。とりあえずの偽物を手にしても必ずオリジナルのスタッグモデルを手にしたくなるはず、そんな迫力がオリジナルにはあります。
【STAG MODEL 販売会のお知らせ】
渓流〜本流用までのサイズを12月25日の18時より販売いたします。
追加情報:来春までには恒例のスタッグ・ボロンハンドル受注会を予定しています。こちらは用意できた本数をマイル上位者から本数=人数でご案内をいたします。(お一人様1本まで)詳しくは次のお知らせをお待ちください。








今週、個々にじっくりとご紹介させて頂いたSIMMSの新作「ヘッドウォーターシリーズ」のパックたち。実は中でも、バックパックとチェストパックはドッキングすることが出来る、完璧なシステムになっています。
バックパックは容量は素晴らしいが下ろさないと荷物にアクセスしにくい、チェストパックはアクセスが素晴らしいものの容量は無い、という両者のデメリット部分を補完し合う事ができます。個々の完成度の高さもさる事ながら、システムとしても素晴らしいです。
チェストパックのバックルは片手ワンタッチで開き、付け替えはとっても簡単。バックパック側には専用のループがありますのでそこへ掛けるだけです。
さらにチェストパックは、ドッキング使用時に前でブラブラしないよう、体に回して固定するベルトも完備。(単体で見た時に用途がわからなかったベルトの謎が解けました)
そしてバックパック。完全防水のロールトップ部分にはカメラなどの濡らしたく無いもの、また逆にウェーダーやブーツなど濡れ物、汚れ物を収納する事ができます。ちなみに画像はウェーダーとブーツを収納した状態。
この防水パック部分は独立した構造なのですが、見た目より結構な容量があります。今回、割と厚みのあるFSウェーダーのSKサイズ(旧JLサイズ相当)と、フライウェイトブーツのサイズ10を入れてみましたが無事収納できました。
素晴らしいのは、防水パック内側は汚れてもベロンとひっくり返して洗う事ができる点。他の部分を濡らす事なくココだけ洗えますので非常に便利。胃袋をひっくり返して洗うカエルのような機能(笑)。過去いろんなパックを見てきましたが、これだけ個性的な機能満載で釣りに特化した物は珍しい。僕も来季はこのパックをガンガン使っていく予定です。
カーペンター・セミカスタム(カーペンター工場組立品)が入荷。ブランクからカーペンターが作るCRFとは異なりますが、美しい仕上げのロッドです。イレギュラーな入荷品ですので、探していたロッドはお早めに!
先日のクルーズ、潮行かず苦戦でようやくのヒット!しかしボトムまで行ったところでフックアウトされて終わりました。するすると上げてみるとラインはボロボロ、ルアーは岩に擦られ、ブルーフィッシュの頭を怪我、フック先端が逆を向いていました。。。獲れなかったのは悔しいですが、ルアーだけは帰ってきたのでまだマシ!?(笑)寒いですが玄界灘の冬マサは熱いです。
今年の夏の出来事、カツオ狙いにBLC86/10マイクロスナイパーIIはおすすめです。
2025年NEWのの全部盛りパックシリーズ「ヘッドウォーター」。本日はスリングパックのご紹介です。バックパックのような容量と、ヒップパックのような手軽なアクセスを兼ね備えた良いトコ取りのパックです。
このスリング最大の特徴が利き手を選ばない点。ベルトと本体の左右入れ替えが可能です。各所には、丁寧に「左肩掛けの時はベルト後端はコチラ」などのガイダンスが記されています。(たしかに意外とわからなくなるんですよね・・・苦笑)
メインコンパートメントは大きさはおよそ横39cm、高さ22cm、厚み11cmで大きめのBOXや一眼レフでも入る十分な広さ。シリーズ共通の構造で、内部にベルクロ移動式の仕切りが付いており、広くも細かくも使えます。ミニポケットも2箇所に加えジッパーポケットあるので、小物も十分整理して収納できます。
さらに、使用時に縦になったり横になったりするスリングだからこそ、ドリンクホルダーは内部に設置。ベルクロでしっかり固定できるようになっていますので、中でボトルが転がるような事がありません。(これは今までなかった!)
最前面のセミハードパネルを開けば、ワークステーションが出現。リグを組んだり、ルアーを交換したりする作業台になります。取り外し可能なEVAフォームのパッチ付き。フライやシングルフック仕様のルアーなどを付けて使えます。伸縮性のメッシュポケットも2箇所完備しています。
またメインとフロントの中間位置にマグネット式の隠しポケットがあります。厚みはありませんがアクセスしやすく十分な広さがありますので、小物収納はもちろん、糸クズなどを入れておくダストポケットとしても便利そうです。
底面(パックを前に持ってきた時はサイドになる面)にはアクセサリーポートを搭載。コードリールやリトラクターを付けて使用頻度の高いニッパーなどの小物を常にスタンバイさせておけます。
ショルダーベルト部分には、3箇所のアクセサリーループ、ベルクロのパッチも付いており、カスタマイズ性も十分。
大型ランディングネット用のスリーブも備えており、もう至れり尽くせり。色やデザインも素晴らしく、パーフェクトなスリングです。
そしてこのネット用スリーブ。カスケットのロッドケースを入れてみると、なんとシンデレラフィット!ピッタリ入って全くズレませんでした。(スバラシイ!!)
ベージュは当初、金具は全て真鍮色を使用予定でしたが、ブラックで仕上がってきます。これはこれで良い色です。むしろこの組み合わせの方が好みだと言われる方もあります。
オリーブは当初、金具はブラックの予定でしたが、2024年版と同じく真鍮色で仕上がってきます。2024年に買われた方もボタンや金具の色が違うと使い分けができるかもしれない。そうした意図からボタンの色を前回から変えていましたが、2024年と同じく王道パターンとも言えるグリーンゴールドな組み合わせで仕上がってきます。
プラスサイズ画像
同時に今回、プラスサイズへの変更希望も予約済みの方から先行して受注を始めています。これは体の大きな方はもちろん、厳寒期フリースにダウンなど重ね着をする方に向け、ポケットが横よりも後ろに行かかず、ポケットのものが取り出しやすい位置に来るようにプラスサイズを企画しました。