2022/01/11渓流ベイトフィネス、ゼロの定義
さらなるチューニングをご説明する前に、2500Cベイトフィネス初心者の方のために、メカニカルブレーキの基本を書きます。
カスケットでチューニングされた1500C、2500Cはメカニカルブレーキの0(ゼロ)点をスプールが右にも左にも動かない位置の目印としてダイヤル位置を合わせて出荷しています。この位置は非常に重要です。
この位置はフレームに対してスプールが中央に来るように銅板やスプールスプリングの微調整をしています。そうしていざ渓流ミノー(2〜8g*目安)を投げる時はこの位置で投げてください。ですからメカニカルブレーキが不意に動きにくいよう、内部パッキンも必要なら替えて、簡単には動かないようにしています。(オイル塗布して回りやすくしないでください。)
この位置ではスピニングのように負荷があまり掛からなくてもラインがスルスルと出て行くはずです。ロッドを振ったらラインが出るとかの調整ではありません。飛びの調整や投げ方の強さ、癖をマグネットや遠心力ブレーキでコントロールしてください。マグネットも遠心も回転力がつけばつくほど負荷がかかってスプールの回転を制御します。投げ方によって好みが分かれますが、僕はマグネットのしっかりブレーキが利く感じが気に入っています。