
僕がシムスで最も愛している製品の一つ「フォールラン」シリーズがリニューアルされました。軽くて暖かくてコンパクトで落ち運びもしやすい中綿ジャケット。特段凄いところが有るわけではないのですが、しみじみと使い勝手良く、いつの間にか無くては困る存在になっている、そんな素晴らしいミッドレイヤーです。

今回、最も感銘を受けたのが中綿を仕切るステッチデザイン。これなんと数学で言うフィボナッチ数列(直前の2つの数を足し合わせて次の数を作る)になっているのだとか。不思議なことに、その数式は自然界においても最も効率よく、均一で無駄なく成長するための最適な結果になっているそうで、植物の花弁の数、木の枝分かれ、オウムガイやDNA鎖の螺旋構造もそれに当たるとのこと(驚)!!

自然界に身を置く釣り人として、ウェアデザインに自然界の法則を取り込んでいるなんて、素敵じゃないですか!僕はどうせ着るならこのように作り手の熱意が刷り込まれているようなものにしたい、そう強く思います。

肝心の中綿は「プリマロフト・ライズ」。100%リサイクル素材が使われ、太めでコシのあるマイクロファイバーを使うことで従来よりも中綿が潰れにくく、少ない量でも空気層を確保するもの。つまり、軽くて暖かくて潰れにくい、という中綿なのです。

表面のシェルは従来よりもマットに仕上げたポリエステルにフッ素不使用の耐久性撥水加工。多少の水気は水滴となって弾き落とします。サイドにはジッパー付きのポケットを備え、中はマイクロフリースを貼ったハンドウォーマーになっています。

ジッパーのタブにもご注目。細かい所ですがシムス社のアイコン、ジャンピングトラウトマーク付き。僕はフォールラン愛用10年目を迎え、今年ようやくこのフーデッドタイプに買い替えました。このHickolyカラーの深いブラウン、なかなかに良いですよ(ニヤリ)。