2025/10/25イトウの歯痕・モンスタープロデューサー
これは僕が使っていたモンスタープロデューサー145です。「分身の術1st」では多くのイトウを手にしてきました。眺める度にイトウ達を想い出します。背中のブラックバックはこのようにギザギザに塗り分けられ、トン魚をイメージ。その黒い背中にポツポツと白く剥がれたような痕はすべてイトウの歯痕です。
イトウは歯が鋭く、ルアーにこのようにパンチ穴が開く。GTもこんな風にプラグに歯痕がつきます。こうした歯が鋭い魚はまずは一気に食いつき、強靭な顎と歯で獲物の動きを止めてから、少し潜ってバフっと飲む。だからこの魚を狙う時は少し遅合わせの方が乗りやすいと僕は思っています。
手持ちの1本がこのようにずいぶん傷だらけになってしまい、自分自身がこの先も使いたかったので今回企画しました。お届けは年末〜年始を予定。自分の強烈な思い入れと晴れやかな新春にこの豪華なカラーをお届けしたいと気合を入れ(過ぎ)て数を仕込みましたので、もう少し数量あります。「分身の術1st-Edition」のご予約は今週末まで。すでにイトウを知る方も、いつかイトウに挑戦したい方もぜひこの機会に手にしてくださいませ。
本日の道具
今年の熊被害は異常ですね。。。







先日、カーペンターの小西さんが
あいにくの残暑、酷暑の玄界灘の水温は下がっておらず、ジギングで色々狙う作戦でした。これが意外に面白く、ヒラゴ、ネリゴ、コシナガの良型や巨大ヤガラ、根魚などたくさん釣れました。
小西さんとは根魚トントンを楽しんだり、開発秘話を聞けて充実した海の一日でした。やはり赤間船長のクルーズはいいですね。他に乗船の方も雰囲気の快い方が多くて、これも赤間船長が引き寄せる魅力ですね。最近では関西から新幹線で来られる方も増えて船の中が賑やかです。ぜひ皆さんも博多の
2025年「サミーズ」の取り扱いを開始します。サミーズとは北海道生まれのソルト中心のジグやポッパーを作るブランドです。代表の佐藤稔氏や製作部長の遠藤光治氏(あのエンドウさん)とは20年来の付き合いです。実は以前に発売していたクルーズジグは稔さんに作っていただいてました。そんなご縁の「サミーズ」を新作「無双ミニー」から取り扱いを始めます。
「無双ミニー」はキャスティングに特化したジグです。今回は重さ3種類、しかもオリジナルカラーを企画です。上から紹介します。
動画にて釣った実際のバレットです。ご覧のようにラインアイは調整されています。曲がったままのフックはあの時の余韻を感じようとそのままです。普段の渓流ではシングルフックを選んでいますが、サクラマスの時はミノーの動きを重視、最高のポテンシャルを引き出したいのでトリプルを使用します。フックはネットイン後に曲がりました。
僕はトリプルはリューギのピアストレブルを使用しています。シャンク、ゲイプ、長さ、角度が好みです。なにせ自分の指を2回も貫通させたフックですから刺さりが良いのは身を持って知っています。(笑)なお今回のバレットは納品時にフック、リングは付属していません。予約会終了後にフック・リングの同梱希望の方を募ろうか検討しています。
以前、僕はコンパクションネットとコンクルージョンST23やdish23の二本差しで渓流へ行くと言いました。これは可憐な小型渓魚を写す楽しみと、思わぬ大物をしっかり仕留めるという欲張りな魂胆であります。もちろんコンクルージョン1択の時もあります。それはまた後日にでも。
ところで「コンパクションネットの実力はいかに?」と思われる方のためにコンクルージョンSTREAM30との比較画像を用意しました。ご覧のようにコンパクションの方がややネット径が大きい。実測でコンクルージョンが縦径30cmでコンパクションは約33cmあります。(スプリングの変形具合や畳み方により前後)いかにコンパクションが頼もしいネットであるかが分かりますね。そんな優等生なネット、コンパクションは明日の発売です。商品ページはすでに公開済みですので、ご検討よろしくお願いします。
先日のヤマメもこのコンパクションを持っていて助かりました。このヤマメに多くの皆様から祝福の声を頂きました。場所を知りたがる方も多く、はじめは明るくはぐらかしておりましたが、何度も曖昧な返事をするうちに自分が嫌になりました。デリケートな話は難しいですね。