2025/11/26秋のヒラマサに挑戦・カーペンター入荷
福岡は九州場所の季節。街にはいたることろで力士を見かけます。そんな頃、モノクロームの滝くんが秋のヒラマサに挑戦に来ました。きっかけは九州場所じゃなくて・・・笑。僕の顔を見に来ることだったのですが、僕の状況はすこぶる良いし、せっかくなら「秋のヒラマサに挑戦しようよ」という話になったのです。
昔からの友人、モノクローム臨時スタッフのBu~uさんも来てくれました。「いざ、関取みたいなオオマサよ来い!」「30kgが釣れれば死んでもいい!」と荒れる海の中ひたすら挑みましたが、玄界灘は沈黙しました。「まだ釣らせん!死なせん!」ってことかな?笑。岐阜から来てくれた二人には申し訳ないけれど、こうなったらまた来年挑戦に来てくださいね。僕も頑張って生きておきます。
魚好きな二人にヒラマサを食べてほしくて、ジグでお土産を確保。もちろんサンダーストラックです。魚探には映っているけど、上でも下にも大きなヒラマサはこの日動かなかった。
ジグで当たってもこのサイズ止まり。写真にはないけどスマガツオの良型もジグで釣れました。気温は冷えたけど海はまだ暖かいのかもしれません。さて、懐かしいカーペンターのロッドがセミカスタムで再入荷しています。








僕自身に11月は特別な目標を持っていました。妻の誕生月である11月は癌治療から半年を経過した時期で、治療を開始した時から「なんとかこの月までは元気でいるぞ」と妻と旅行の計画を立てたのです。
釣りは二の次の気持ちでしたが場所は支笏湖に決めました。ここ最近、温泉が好きな妻が宿からどこにも行かなくていいのでゆっくり温泉と時間を楽しみたいという希望からです。露天風呂は熊に襲われるのが嫌だから部屋内の風呂付き宿に宿泊。老舗らしく雰囲気のいいお宿でした。
僕の治療は奇跡的にうまく進んでおり、医者に言われた最悪の場合の余命も越えました。体調もすこぶる良く、味覚がおかしいですが、それでも食事はモリモリ食べて体重も維持しています。
そうしてスーツケースにはコンパクトになる4分割+ボロンハンドルのレッドフォードを入れて、1日だけ支笏湖の湖畔に立つことにしたのです。つづく
今時期、福岡の夜明けは7時少し前くらい。そんなに早起きしなくてもいい時間です。しかし暗いうちから土日は釣り人も多いですね。挨拶を交わした方には「まだキスがよく掛かるから水温が高いよ」と話してくれました。
さて本日は道具編です。
パンツは最近お気に入りのシムスのStrada330bottom
朝の気温10度までならモンベルのアンダージオラインを履かずに、撥水なのでそのまま履いて、そのままサーフを歩きます!ニーブーツはリバレイの剣付きブーツ。滑るブロックや岩の上でも安心できます。
風が冷たかったのでグローブはミットタイプをチョイスしてみました。長年散歩でも愛用のフォルダーミット、ウインドストッパーバージョンです。以前より高価になって勧めにくいですが、、、ウインドストッパーはたとえ濡れても、風が抜けないのでそのまま使用しても冷たくならないのが良い。濡れたら交換するつもりで価格的にフリースバージョンを2個持つのも手かな・・・笑
最近、海外からも問い合わせが多い「ルイノスヒューチェンRH964WZHS」9ft6inchで4分割の印籠継ぎの大型鱒狙いの最強パックロッドです。ネットが使えず、多少のズリ上げや小型なら抜きあげも視野に入れたバットパワー。我ながら良い竿を作ったと思います。
朝陽の砂浜を歩く。鼻から入る冷たい空気に目が覚めます。この砂浜は愛犬との思い出がいっぱいの場所なのだ。時々犬連れの方とすれ違うと否応にも愛犬の記憶が蘇る。せつなくも楽しい場所。
ところで砂浜ではウエーダーも履かず、ニーブーツでランディングネットもなし、シムスの防水ヒップパックだけで歩く。片手には大型の鱒、イトウに特化して作ったルイノスヒューチェンを手に歩く。朝陽が昇るのを見ながら投げて巻く、歩く、投げて巻く、歩く、また投げては巻く、この繰り返し。
しばらく歩くと「ゴン!」運良くシーバスが食い付いた。静寂を破るエラ洗い、ジャンプ。朝陽に照らされて美しい魚とのやり取りでした。
サゴシもルアーをひったくる。勢いよくルアーに飛びつくのが見える。この日の散歩は運良く魚にも遊んでもらえる。
PE1.0号、リーダーはズリあげるのでサーフの場合は25〜30lb。ルアーはレンジバイブか鉄板ジグが活躍します。秋ですね。
今月のカーペンターが入荷しました。
しぶとい粘りのおかげでヒラマサを無事にキャッチ。カーペンターの小西さんから預かったBF160FGで釣れました。荒れた海面でも適度な深度を確保して引き抵抗が強いルアーです。ロッドはBMB73/36RS、リールは新調したDAIWA 25SALTIG20000H。大型でハイギアなのに巻きが軽く感じます。寄せるのもグイグイいける。
夕まずめはSE150FG-Hでキャッチ。BF160FGと似たような使い心地ですが、最後のスライドが秀逸です。ゆっくり目のアピールでドカンと出ました。こちらもロッドはBMB73/36RS、リールは新調したDAIWA 25SALTIG20000H、ラインPE8号、150lbリーダー。
上げた瞬間僕が「・・・10kgはないなあ」と呟くと赤間さんが「いやあ、体高あるから10.2kg!」とたまには僕を喜ばせようと言ってくれたの?と思っていました。そうして帰港後、計測しましたらピタリ10.2kg。いつも厳しく測っている赤間さんがお世辞を言うわけないですね、「やはりのピタリ賞」(笑)
時々口は悪いが、それは釣らせるサービスが誰よりも確かで熱い