2023/06/09本日の入荷情報
レザースタイル・ペルフェットより別注プライヤーケースが入荷しました。フィッシャーマンのオーシャンプライヤーと併せてご検討ください。
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レザースタイル・ペルフェットより別注プライヤーケースが入荷しました。フィッシャーマンのオーシャンプライヤーと併せてご検討ください。
日に日に気温が上がってくるこの時期になると、ウェットウェーディング用品や、パンツウェーダーのお問合せを沢山いただきます。泳げるという涼しさ、軽快さはウェットウェーディングには負けるけど、用意や脱ぎ着の楽さにおいて、パンツウェーダーの気軽さ、快適さと言ったらありません。
ウェーダーでありながら、トップスを自由に選んでオシャレを楽しめるのも魅力の一つです。現行のG3ガイドパンツは、単色だった前モデルから一転、伝統的な2トーンデザイン、ダークグレーカラーに戻っていますが、その性能は進化し続けています。耐久性を向上させながら、生地はより軽量でしなやか、透湿性も格段に上がっており、過去モデルとはもはや別物。
フロントは完全防水TIZIP。昔のモデルと比べると、歯がより細かく、開け閉めが軽い力で行えるようになっています。男性にとっては非常に重要な「用足し」も楽ちんです。
腰ベルト部分は中通し式になっており、安定性、サポート力が向上、生地に掛かる負担も軽減され耐久性向上にも一役買っています。
個人的に感心した部分がフロントのベルトループ。腰回りのゴワツキを解消するため、従来のように分厚い物でなく極力薄くシンプルに。最も薄く軽くできる接着方式をあえて使わず糸で縫製しているのは、おそらく経年で剥がれてきたりするトラブルを回避するため。さらに縫製する土台(オレンジ色の部分)は頑丈なリップストップ・ナイロンキャンバスで強化する手の込み用。細かい部分ですが、ユーザーの意見を取り入れ確実に進化、熟成。G3の名はダテではありません。
ヴァンプ70を買われた方へ。
フィルソンより、14ozという重厚なセイルクロス(ヨットの帆が由来のキャンバス)を使用したキャップ2種が入荷しました。同じ生地使いですがメッシュ仕様とフルパネル仕様、それぞれフロントパッチの素材が異なります。
面白いのはこのカモ柄。現在一般的にはダックハンターカモとして知られますが、元はやはり軍事用。擬態能力を持つカエルの皮膚を参考に開発されたことから、通は「フロッグスキン」と呼ぶのだとか。
オリジナルともなると1940年代の短い期間しか製造されていないようで現存数は極少、マニアの中でもレア物とされているそう。諸事情により軍隊での役目が終わったこのカモは民間へ放出品として販売、それを鴨猟の愛好家たちが好んで着ていたことから現在の「ダックハンターカモ」という名前で定着したそうです。
話は戻ってこのキャップ。使われている生地がとにかく重厚(笑)。昨今中々見ないこのラギット感はさすがFILSON。表面が擦れ、泥や汚れが付いてきたら、さぞ格好良くエイジングしていく事かと思います。
背面ベルトがレザー&真鍮金具というのも素晴らしい雰囲気。(白い物は保護紙)一見癖が強そうなカモ柄も、帽子ならばすこぶる取り入れやすく、使いやすい。チョッと差がつくフィルソンのヘビー級な一枚です。
ファルコンのトラウトトップオーターシリーズ、「デビーヴァンプ」もテストを進めています。パターン、時期限定な釣りですが、釣りに旬はあってこそ。そして趣向を究めることこそ釣りの粋(達成感)を感じられるというものです。
先はヴァンプミノーが水面を爆発させました。この形状に至るまでに実はもう数種類あったのですが、本番を前に狙いのアクションと状況に応じた用途をこなせて、仮説が正しかったことを証明する大変満足のいくテスト釣行になりました。さらにテストしたい設定もあり、また製作もこれからです。発売までにレポート、使い方の詳細を明らかにしていきたいと思います。