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2021/11/15ベゼルグリップご紹介-その3

スタッフ コーヘイ

11月18日販売のベゼルグリップより「花梨瘤/紅」のご紹介です。東南アジアを中心に自生するマメ科シタン属の広葉樹。杢、瘤共にその華やかさはまさに銘木界の花形的存在と言えます。中でも濃い赤みを持つ「紅」は非常に希少度が高い樹種であり入手は年々難しくなる一方です。 その変化に富んだ表情に魅せられる人は数知れず。材は緻密で、手に取った瞬間ズッシリとした重みが有り、これぞ銘木!と納得させられる質感を持っています。 そして今回のベゼルグリップには、ボロンハンドルでもお馴染みの共木から削り出された「エンドウッドリング」と「尖型エンド金具」のセットが追加で付属する豪華仕様。通常のエンド金具も両方付属しますので、その日の気分でお楽しみ頂けます。 また、なんと倉庫の奥から黒染め仕様(アンティークブラック)のデットストック金具を数セットだけ発見!(驚)ブラックマイカを中心に組み上げましたので販売させて頂きます。 エンド金具には製造時からの「染めムラ」がありますのでご了承ください。(※傷ではありません。) もちろん「エンドウッドリング」と「尖型エンド金具」も付属しますが、こちらには黒染め仕様が存在しないため、通常のトワイライトクロムのセットでお届けいたします。おそらくこれが最後の販売となるアンティークブラックのベゼルグリップ。偶然の発見により作成できたデットストックですので、お見逃しないようチェックしてくださいませ!

2021/11/12ベゼルグリップご紹介-その2

スタッフ コーヘイ

カスケットのウッド職人、ヤマギシトモヒロ氏の杢材探求はとどまるところを知りません。世界中から集められる銘木たちは、まだまだ知らないものばかりなんだと毎度驚かされます。本日は11月18日販売のベゼルグリップより、フィリピン原産のカキノキ科カキノキ属、縞黒檀の一種「カマゴン」をご紹介します。別名マボロ、フィリピンエボニー。 その果実はベルベットに覆われた柿のようであることから日本では「毛柿:ケガキ」という名前でも知られます。材は硬質で緻密、濃い茶色〜黒色の縞模様があり、その美しさはまさしく縞黒檀。現地フィリピンでは、最高峰の黒檀として珍重され彫刻など工芸に用いられる希少種です。 また様々な亜種が存在し、その系譜や種類にいろんな憶測や噂が飛び交うのも黒檀の面白いところ。「渡り鳥がこの○○黒檀の実を食べてあの国へと渡っているから、○○黒檀と○○黒檀は実は同一種らしい・・・」とか「同じ場所に自生しているのに、それぞれ調べてみると別種だった・・・」などなど、銘木好きからすると「ごちそうさまです!」な面白話がゴロゴロしています。調べだすと夜も眠れなくなる・・・それもまた黒檀種の魅惑なのでございます。

2021/11/11ベゼルグリップご紹介-その1

スタッフ コーヘイ

11月18日販売のベゼルグリップより、本日は「御蔵島黄楊」をご紹介します。”神様が宝の隠し蔵を置いた島”がその名の由来とも言われる伊豆七島の一つ「御蔵島」産の黄楊(ツゲ)です。 驚くほど高密度で滑らかな杢肌を持つ日本の固有変種であり、材として使用するまでには最低でも100年掛かると言われる極めて希少な材でもあります。 特に御蔵島産は潮風にもまれる険しい山地に自生するため年輪が非常に緻密、その杢肌は絹のように滑らかで色艶も一際美しい事から「つげ櫛」などの伝統細工に使われています。江戸時代にはその櫛が大奥女中たちを魅了したことから、女神「弁財天」の名を取り「弁天黄楊」と呼ばれ、他の黄楊とは区別されたそうです。 また数十年以上の使用にも耐える耐久性、使い込むほど飴色へと変化する経年の美しさから、将棋駒材の最高峰としても高名。日本古来の伝統細工の他に相撲や歌舞伎など古典芸能にも深い関わりを持つ、まさに日本が誇る銘木です。

2021/11/06スコット・Fシリーズ723/5再入荷。

スタッフ コーヘイ

スコットの伝統息づくグラスロッド「Fシリーズ」の723/5(7ft2inc3番/5ピース)が再入荷しました。Sグラス全盛の時代にあえて用いたEグラスは、深いパーシモン色のアンサンド・ナチュラルフィニッシュ。 ちなみにこのブランクカラーは塗装ではなく特注したレジンによるものらしく、素材そのものの色合いだそう。その他にも、1点1点擦り合わせで作られる中空の印籠継ぎ、フロールグレードの最上級コルク、チタンSic製ストリッピングガイド、レモンイエロー&カーマイン色の美しいティッピングスレッドなど、仕上げ&性能ともに一切の妥協を廃した造り込み。これぞクラシックな最先端、極上の一振りです。

本日の道具

2021/11/05HARDY・Bouglé再入荷

スタッフ コーヘイ

約120年前の1903年に発表され、2021年の現在もこうして購入することが出来るHARDY社の名機「Bouglé」。生産国は英国アニック。今も変わらず熟練の職人により組み上げられています。実釣での使用はもちろん、美しく響き渡るクリックチェックに耳を傾けながら、先人達や鱒釣りの歴史に思いを馳せる時間もまた至福のもの。この古典的リールは道具でありながら、歴史の一部でもある希少な存在なのです。

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