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2023/11/16シムスブーツ・ソール考察

スタッフ コーヘイ

ウェーディングブーツを選ぶ時、アッパーのデザインやソール種類(フェルトorビブラム)はよく調べるものの、意外に見落とされているのがソール付近の構造について。細かいけれど、全体の性能に関わってくる重要な部分にスポットを当てた、スタッフコーヘイのつぶやきです。 シムスブーツソールの設計は大きく2種類に分かれます。一つ目は「立体的に成形されたソール」。そしてもう一つが「平面的に成形されたソール(※フェルトソールもこれに属します)」。どちらにもメリット・デメリットがありますが「そのブーツが何を重視して作られているか」という事を読み解く事で、より自分に合ったブーツ選びにつながることは間違いありません。 立体的なアウトソールを持つモデルを代表して「G3ガイド」。剛性、グリップ力、スタッドによるカスタマイズ性を高次元で実現。ラバーを厚く設計できるため本来スタッド&クリーツ受けプレートは無くてもいいはずですが、実は内蔵してあります。おそらくスタッド保持能力とブーツ全体の耐久性を極限まで上げるために、ソールの柔軟性を低くしてでも内蔵してあると推測。このブーツがいかに長期に渡る耐久性維持を重視しているかが分かります。 平面的なアウトソールを持つモデルを代表して「トリビュータリー」。ラバー部分を少なく軽量化を図りながら、スタッド&クリーツ受けプレートを全面に入れることで、同時に剛性を上げています。プレートにより柔軟性はスポイルされますが、スタッドをどこにでも打ち込めるというメリットが生まれており、幅広い人が使いやすい事を重視したモデルである事が伺えます。 平面的なアウトソールの中でも創意工夫が見られる「ガイドBOA」。軽量化のためラバーの質量を抑え、スタッド&クリーツの保持性を高めるため受けプレートを装備。しかし全面ではなく要所に分散して入れる事で、ソールの柔軟性までも考慮したと思われます。多くを望むヘビーユーザーやプロの要望に応えるべく、基本性能に磨きを掛けたモデルです。 平面的なアウトソールの中でも特殊な「フライウェイト・アクセス」。ラバーの質量を抑え軽量化しているうえ、スタッド&クリーツ受けのプレートまでも非搭載で圧倒的な柔軟性を確保。結果、不安定な足場でもバランスをとりやすく脅威的なグリップ力のソールと共に転倒を防ぎます。このモデルに関しては平面的なソール構造のお陰で張り替えが可能になっている点は大きなメリット。スタッドには対応していますが、プレートが無い分、保持力はその他モデルより低いと言えます。

本日の道具

2023/11/14SIMMSブーツ考。

スタッフ コーヘイ

SIMMSブーツ考。ここ数年フライウェイト、フライウェイトアクセスと軽量ブーツを履き続けてきましたが、来年シーズンに向けてブーツを新調しようと思っています。どのブーツにしようか、以前にまとめたブーツ特集ページと、ソール特集ページを自分で見直し熟考中。 今年試したG4パワーロックブーツも素晴らしかった。TPR素材の標準クリーツはゴリゴリしないナチュラルな歩き着心地ながら、地面に絡むような十分なグリップ力。さらに必要な時はアルミクリーツへチェンジ。耐久性も素晴らしい。でもでもやっぱりフライウェイトの軽さも捨て難い。いやいや同じ価格ならトリビュータリーでフェルト&ビブラムを揃えるという手も・・・(笑) シムスブーツで迷われている方は、ぜひ一度当店へご相談ください。各ブーツの特徴や、サイズ感はもとより、使用感なども含めどこよりも詳しくお答えいたします。

本日の道具

2023/11/13SIMMS|シムス カードウェルジャケット

スタッフ コーヘイ

温暖なここ九州でも、昨日今日でグッと気温が下がり秋が深まっているのを感じます。そんな本日は、見るからに暖かそうなSIMMSのボアジャケットをご紹介。こちらはフィールドウェアというより、デイリーウェアとしてラインナップされている一枚。 ボディ裏地部分にはフカフカのシェルパフリースをたっぷり張り巡らせ、ボディと袖の内部には羽毛に代わる人工繊維「プリマロフト」を封入。表生地はしっかりとしたナイロンキャンバスで耐久性を持たせ、エラスタン(ポリウレタン)で伸縮性も持ち合わせているため、動きやすさも充分。 フロントはスナップボタン開閉で、生地に負荷が掛かって破れないようにナイロンテープで強化してあるあたり、SIMMSのフィールドで得た経験がフィードバックされているのを感じます。 胸ポケットにはジャンピングトラウトマークの刺繍。ボタンはラバーコーティングしてありすべらず快適、ロゴ入りで凝っています。 袖部分はリベット打ちで補強が施されており、ワークウェア的な堅牢な作り。価格もお手頃で、素材的に洗濯もしやすいジャケットですから普段使いに持ってこいです。街着でも釣りを感じられるSIMMS製の一枚、秋冬のお供にぜひどうぞ。

本日の道具

明日はスタッグボロンハンドル販売に続き、夕方18時15分よりトラッドミノー・クラシックシリーズの受注予約会も開催します。こちらはこれから職人が一点一点塗り上げ、12月にお届け予定です。今回、優先販売時間や個数制限はございません。顧客様はもちろん、初めてのお客様もぜひご注文下さいませ。本日はラインナップカラーを詳しくご紹介します。 「Lパーチ」
その歴史は大変古く、1900年代初頭から存在すると言われています。黄褐色のボディにお腹まで覆うスケールパターン、朱色の横線が特徴の伝統色。その完成された配色の美しさから、世界中に愛好家が存在します。ゴールド調の色合いは濁りの入った水質でも目立つため、悪条件下でも効果を発揮してくれます。 「SS」
シルバースケール(銀ウロコ)の略。1930年代に考案された、その名の通り背中のシルバースケール模様、濃いオリーブの顔、乳白色のお腹、ボディにまぶされた銀フリッターが特徴の伝統色。シルバー調のボディは日本渓流でも万能的、かつ日陰の多い水中で見やすく実用性が高いカラーです。 今回は「R-50S」と「R-50SHS」の両方でパーチとSSカラーをラインナップしています。 今回の「R」タイプとはレスポンスの意味で、アップ(上流)に投げ入れてもトウイッチングの即応性に優れたモデル。語末の「S」はシンキングの意味で、水深、追尾を見ながらゆっくり誘えるトラッドミノーのレギュラー仕様的、絶対に欠かせないモデル。「SHS」はスーパーヘヴィシンキングの意味で、ドンっと沈めて深淵の大物を引き出す必殺のモデルです。