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2019/06/29スタッグネットご紹介(後半)

スタッフ コーヘイ

昨日に引き続き、7月1日(月)販売予定のスタッグネットのご紹介(後編)です。

■内径27cm【シャム柿+神代楡】¥65,500(税抜)
まずは「シャム柿+神代楡」フレーム。銘木好きの方なら一度は聞いたことがあられるであろうシャム柿。実はこの樹種の正式名称は「ジリコテ」だそう。その昔、輸入会社が仕入れを他社に真似されないために付けた別名こそ「シャム柿」だったという話や、本来流通していたシャム柿という樹種が枯渇したために用いられた材だという話など諸説あり、とても謎多き銘木なのです。 その名前から「黒柿」と比べられますが、魅力は全くの別物。黒柿が東洋の水墨画なら、こちら「シャム柿」は西洋のドローイングと言った美しさ。またサンドされた中間の素材には千年以上もの間地中に眠っていた杢「神代楡」を使用。この組み合わせ、あまりに贅沢な一本です。


■内径23cm【ボコテ・極上+栃縮み杢】¥61,000(税抜)
またの名を「リオグランデパリサンダー」、「黄金檀」とも呼ぶ南米の銘木。黄金の杢肌に浮かぶ独特の模様は自然が作り出す芸術です。今回はその中でも極めて模様が緻密に密集した「極上」の部位をフレーム両面に使用。スタッグとのコンビネーションが見せるインパクトは、その他の素材では真似できないものがあります。


■内径25cm【魚梁瀬杉・極上+楓縮み杢】¥64,000(税抜)
最後は「魚梁瀬杉・極上+楓縮み杢」フレーム。豊富秀吉が京都の大仏殿建築の際に藩主から献上された事でも有名な、歴史ある日本の銘木。 その名は、高知県の魚梁瀬村(現在の馬路村)で、川漁に使う網の「梁:はり」にこの天然杉を使った事が由来とされており、まさしくランディングネットのフレーム材としてこれ以上ないほどのストーリーがあります。燃え上がるような独特の模様は目にも鮮やかで、写真にも美しく映える一本です。

2019/06/28入荷スタッグネットご紹介

スタッフ コーヘイ

Tクラフトの土屋真一氏によって造られるランディングネット「スタッグモデル」。フレームからグリップエンドの先端にまで行き渡った氏の美意識は、数多ある模造品など寄せ付けない圧倒的な存在感を生み出しています。そして素材を見極めるセンス、仕上げの美しさも最高峰。まさに工芸的な域にまで達している類稀なランディングネットであると言えます。今回はそんな中でも特にフレーム材に拘り抜いた6本が入荷。販売は7月01日(月)を予定しています。

■内径26cm【黒柿孔雀杢・極上+栃縮み杢・極上】¥86,000(税抜)
まずは銘木の最高峰「黒柿孔雀杢フレーム」。柿の木の中でも数十万本に一本とも言われる確率でしか出現しない超希少杢。その名の通り、黒柿の中でも孔雀の羽が描かれたかのような模様が広がるのが特徴です。こちらはその中でも、模様が密集した「極上」の部位を惜しげも無く使用。まさにフレームに孔雀が棲まう一本です。


■内径26cm【神代杉+栃縮み杢】¥56,000(税抜)
続いて「神代杉フレーム」。地殻変動などにより、千年以上もの間地中に眠っていた杢を「神代」と呼びます。酸素が遮断された地中で酸化、風化する事無く、気が遠くなる程の長い時間を掛けて大地が染め上げたその緑灰色の杢肌は何とも表現しがたい風合い。眺めるたびにロマンを感じずにはいられない奇跡の銘木なのです。


■内径22cm【バストゥーンウォルナット/カーリー・極上+栃縮み杢・赤身】¥61,500(税抜)
ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る品種「クラロウォルナット」が、さらに「イングリッシュウォルナット」と自然交雑する事のみで生まれるのが「バストゥーンウォルナット」。別名:パラドックス・ウォルナットとも呼ばれ、その出現確率の低さはまさに天文学的。数ある品種のウォルナット中で最も希少と言われる銘木です。緻密で激しいカーリー(縮み)模様は、この種特有で大変美しいフレームに仕上がっています。

明日の紹介に続く

2019/06/25フライウェイトブーツ詳細レビュー

スタッフ コーヘイ

販売以来、絶賛の評価を受けているシムスの「FLYWEIGHT BOOT」。僕も愛用していますが、確かに良い!!
では何が良いのか!?本日改めてその魅力を紐解いていきたいと思います。

■魅力その1「SIMMSラインナップ中ブッチギリの軽さ」
なんてったって軽い。つまり疲れないんです。G3ガイドブーツと比べるとなんと約42%も軽量。もちろん、なんでも軽けりゃイイって訳ではないですが、渓流において「軽さ」がひとつの武器になるのは間違いありません。

■魅力その2「柔軟性とサポート力の絶妙なバランス」
通常、靴を薄く軽くしていくと、その分サポート力(保護力)が劣っていく傾向にあります。ところがこのフライウェイトブーツ、足先が返る柔軟性があるのに岩にぶつけても痛くない防御力が有り、足首が動かしやすいけど、フニャフニャではない。つまり相反する設計のバランスが非常に優れているのです。

■魅力その3「軽さと耐久性の両立」
素早い紐の締め上げと軽量化を実現する「スピードレーシングシステム」。そして最も磨耗するサイドをまもる為のシールドに採用したのはTPU(サーモプラスチックポリウレタン)フィルム。耐久性があるのに薄く、柔軟性があります。縫製を無くす事でほつれる心配すらなくし、軽量化にも繋がっています。(いやホント流石です。)

■魅力その4「地面を掴むようなソール」
スタッドをねじ込んでいると特に感じるのがソールの柔らかさ。これは表面のビブラムではなく、中間層のミッドソールによるものと思われます。おかげでソール全体が地面の形状に追従して、ロス無くグリップ力を発揮してくれます。肝心のビブラムソールのブロックはサイドにまで配置してあり、四駆のオフロードタイヤのよう。まさにあらゆる方向から地面を掴むような設計なのです。接地面の柔軟性を失わないよう少なめがオススメですが、スタッドを装着すると更に安心。

【総評】
実は過去にもシムスで軽量をうたったブーツはありました。しかし正直もろかった…。しかし「FLYWEIGHT BOOT」は違います。軽いのに、強い!そして過去に無いほどの柔軟性を持たせた非常にバランスの良いソール。これまでのビブラムで満足しなかった方、初めてのビブラムソールを検討中の方は是非このブーツをお勧めします。

本日の道具

2019/06/21イトウレポート(岡村様編)

スタッフ コーヘイ

遠征最終日の夕方、日が暮れるギリギリまで粘って投げ続ける釣り人の中に、当店のお客様である岡村様がいらっしゃいました。単身、届いばかりの「ルイノス・ヒューチェン」を片手に初めてのイトウ遠征。 この時、ご自身もまだ釣れてなかったにも関わらず、僕達のため、なんと集めた情報を教えに駆け寄ってきて下さいました!(感動)貴重な情報を頂いたお礼にと兄が手持ちのジグミノー「ヌーベルバーグ」をプレゼント。ここから流れが一気に彼のものに。まずは丸々太った海サクラがヒット!続いて、ガツン!!グワン!グワン!と強烈な魚信! 激しいスイングとズッシリとした重み。数分にわたるファイトの末、上がってきた初めてのイトウ。しばし放心の後「釣った…」と一言。独りで情報を集め、最後まで決して望みを捨てず、信じ続けたイトウへの熱い思いがこの一言に詰まっていたように思います。 お届けしたばかりのロッドで手にした初イトウ。そしてこの笑顔。この地で偶然出会い、その一部始終をこの目で見せて頂けたこと、心から嬉しく思いました。改めて本当におめでとうございます。 そしてタイムアップ。兄の口からは「終わった…」と一言。自分が手渡したルアーで、真横で釣られてしまったイトウ。岡村様をうらめしそうに横目で見ながら何度も「オ、オレのイトウが…オレのイトウがー!!」と嘆いていました(笑) 今回兄は残念ながらイトウと出会う事はできませんでしたが、新たに「ルイノス・ヒューチェン」をオーダー。(ありがとう!!)すでに来年に向けて闘志を燃やしているようです(笑)苦戦した分、釣れた時には喜びも大きいはず。来年は必ずイトウを抱いて写真を撮ろうね!!

本日の道具