初挑戦の兄と共に挑んだイトウ遠征の様子を動画にまとめました。なんと遠征で偶然出会ったお客様(岡村様)のイトウ初キャッチの瞬間も撮影!!是非ごらんください。

販売以来、絶賛の評価を受けているシムスの「FLYWEIGHT BOOT」。僕も愛用していますが、確かに良い!!
では何が良いのか!?本日改めてその魅力を紐解いていきたいと思います。
■魅力その1「SIMMSラインナップ中ブッチギリの軽さ」

なんてったって軽い。つまり疲れないんです。G3ガイドブーツと比べるとなんと約42%も軽量。もちろん、なんでも軽けりゃイイって訳ではないですが、渓流において「軽さ」がひとつの武器になるのは間違いありません。
■魅力その2「柔軟性とサポート力の絶妙なバランス」

通常、靴を薄く軽くしていくと、その分サポート力(保護力)が劣っていく傾向にあります。ところがこのフライウェイトブーツ、足先が返る柔軟性があるのに岩にぶつけても痛くない防御力が有り、足首が動かしやすいけど、フニャフニャではない。つまり相反する設計のバランスが非常に優れているのです。
■魅力その3「軽さと耐久性の両立」

素早い紐の締め上げと軽量化を実現する「スピードレーシングシステム」。そして最も磨耗するサイドをまもる為のシールドに採用したのはTPU(サーモプラスチックポリウレタン)フィルム。耐久性があるのに薄く、柔軟性があります。縫製を無くす事でほつれる心配すらなくし、軽量化にも繋がっています。(いやホント流石です。)
■魅力その4「地面を掴むようなソール」

スタッドをねじ込んでいると特に感じるのがソールの柔らかさ。これは表面のビブラムではなく、中間層のミッドソールによるものと思われます。おかげでソール全体が地面の形状に追従して、ロス無くグリップ力を発揮してくれます。肝心のビブラムソールのブロックはサイドにまで配置してあり、四駆のオフロードタイヤのよう。まさにあらゆる方向から地面を掴むような設計なのです。接地面の柔軟性を失わないよう少なめがオススメですが、スタッドを装着すると更に安心。
【総評】
実は過去にもシムスで軽量をうたったブーツはありました。しかし正直もろかった…。しかし「FLYWEIGHT BOOT」は違います。軽いのに、強い!そして過去に無いほどの柔軟性を持たせた非常にバランスの良いソール。これまでのビブラムで満足しなかった方、初めてのビブラムソールを検討中の方は是非このブーツをお勧めします。

遠征最終日の夕方、日が暮れるギリギリまで粘って投げ続ける釣り人の中に、当店のお客様である岡村様がいらっしゃいました。単身、届いばかりの「
ルイノス・ヒューチェン」を片手に初めてのイトウ遠征。

この時、ご自身もまだ釣れてなかったにも関わらず、僕達のため、なんと集めた情報を教えに駆け寄ってきて下さいました!(感動)貴重な情報を頂いたお礼にと兄が手持ちのジグミノー「ヌーベルバーグ」をプレゼント。ここから流れが一気に彼のものに。まずは丸々太った海サクラがヒット!続いて、ガツン!!グワン!グワン!と強烈な魚信!

激しいスイングとズッシリとした重み。数分にわたるファイトの末、上がってきた初めてのイトウ。しばし放心の後「釣った…」と一言。独りで情報を集め、最後まで決して望みを捨てず、信じ続けたイトウへの熱い思いがこの一言に詰まっていたように思います。

お届けしたばかりのロッドで手にした初イトウ。そしてこの笑顔。この地で偶然出会い、その一部始終をこの目で見せて頂けたこと、心から嬉しく思いました。改めて本当におめでとうございます。

そしてタイムアップ。兄の口からは「終わった…」と一言。自分が手渡したルアーで、真横で釣られてしまったイトウ。岡村様をうらめしそうに横目で見ながら何度も「オ、オレのイトウが…オレのイトウがー!!」と嘆いていました(笑)

今回兄は残念ながらイトウと出会う事はできませんでしたが、新たに「
ルイノス・ヒューチェン」をオーダー。(ありがとう!!)すでに来年に向けて闘志を燃やしているようです(笑)苦戦した分、釣れた時には喜びも大きいはず。来年は必ずイトウを抱いて写真を撮ろうね!!

実は今回、初遠征の兄と一緒に訪れた北海道。街並み、植物、食べ物。全てが九州とは違って新鮮!そして道中出会ったキツネにいたく感動していました。(確かに九州ではまず見ないもんな…)

シムスFSウェーダーにルーカステイラー、テイク&サンズの別注ベストで完全武装、いざフィールドへ。
ムム!離れた兄をチラッと兄を見ると、なにか掛かった様子!カメラを持って走る、走る!!!北海道初となる魚信、果たして兄の竿を曲げた(正確にはティップだけ)魚の正体は….

ナンジャソリャー!!!見たことありそうで…ない。笑 ググるとどうやら「ヌマガレイ?」とな。「ナンデ俺だけカレイなんや!苦笑」しかし九州では釣れない魚。これも貴重な旅の思い出だよ兄さん!笑

気を取り直して場所移動。今度は雨鱒狙い。水面で揺れるMP145にバシャガボッ!!!掛かるやいなやグイグイギューン!!と猛烈なファイト。「今度こそ鱒や!鱒やー!!」と大はしゃぎ!

大きな白点にクリスタルのような背ビレ、しっかり分厚いパンパンのボディ。いや、美しい!!

こんな魚が水面で何度も何度も炸裂するんですから、面白すぎます。ロッドはソルティスペイサイドSSP97ZHS(旧モデル:ブラックスパルタン)。

この日僕は釣れなかったものの、翌日リベンジ!!このサイズにしてなんてパワフルな引き。イトウ釣りに来たんだけど、これも主役級の面白さ!イカンイカン、本命のイトウも頑張らねば!!! つづく