2019年、静かにモデルチェンジを遂行した「FSウェーダー」。上位モデル達のデザインをうまく吸収したと思われるそのデザインは見るからに進化の気配あり。それではどこがどう変わったのか!?「コーヘイの勝手にシムスレビュー!」スタートです!!
【進化1:シルエット】
明らかにシャープで格好良くなっているとともにフィット感が上がっています。しかし平置きで測って見ると、実寸は旧モデルとほとんど変わりません(驚)よ〜く見ると、実は腰部分に切替えを増やし、シェイプしてあるのを発見。これぞまさに裁断の妙。マジックです。
【進化2:フロントポケット】
ウェーダーの顔とも言えるフロントポケット部分。ジッパーは止水にアップデートし、フライパッチ(ベルクロ)も装備。これは見るからに「ヘッドウォーター・プロ」からフィードバックされたデザインです。ハンドウォーマーポケットはこれまで同様しっかり装備。ナイスです。
【進化3:グラベルガード】
一番変化を感じるのがグラベルガード。これまでのネオプレン製ではなく、ボディと同素材に。普通のパンツの裾の様で自然な見た目。良くも悪くもこれまでのシムスっぽくはありませんが、個人的には好きです。
【進化4:ベルトループ】
G3やG4と同様の「フロントベルトループ」をFSとしては初めて搭載。あるとやっぱりベルトがズレず収まりが良い。やっと搭載してくれました。素直に嬉しい追加装備です。
【進化5:ベルトループ】
これまで上位モデルとは明らかに差がつけてあった「ベルト」。ところが今回FSに付属されているのは肉厚で上質なタイプ。なんと現行の「ヘッドウォーター」や「旧G3」よりも良いやつが付いてる・・・(ナンテコッタ!)
【進化6:サイズ展開】
本モデルよりサイズ展開に中間の「JMK」「JLK」が仲間入り。より様々な体型の方に合わせたチョイスが可能になったのは嬉しい限りです。
【総評】
シルエットは上位モデルに引けを取らないシャープさ。カラーはミリタリーを感じさせるダークトーンにチェンジ。ジッパーやベルトループなど、細かい部分も十分過ぎるほど進化しています。個人的な印象として、歴代のFSシリーズではぶっちぎりで一番良いと感じました。着実に上位モデルの恩恵を受けた、オイシイ造りです。価格を含め、これは「買い!」といって間違いありません。